どうも。1100万円を資産運用に回しているタクスズキです。
以下の記事で紹介したASP「クリプトクリック」がICO第二弾を発表していました。
>>【仮想通貨】モバイルデータ通信のシェア!データが余ってる人と、不足してる人をマッチングする「MOOVER」のICOに参加しないと決めた理由
それがビットコインのマイニング事情を健全化するプロジェクト「REGAIN」。
これ、ビジョンは素敵なんですが、実態が本当にあるのか怪しすぎるので、ICOは見送りました。というわけで、詳細を書いていきます。
この記事の目次
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— タク@プロブロガー&投資家 (@TwinTKchan) 2019年6月22日
【先に断言】買わない方がいいコイン
REGAINは、またもや実態のないチームをでっちあげている感じがするので、買わない方がいいです。
それよりは、日本の取引所で扱ってるアルトコインを買っとくのが無難です。
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>>Zaif(ザイフ)で買えるコイン:
ビットコイン(積立あり)、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、モナーコイン、NEM/XEM
>>GMOコイン
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なお、GMOでは口座開設すると、ビットコインがもらえます。
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MOOVER同様、怪しいICO
ちなみに、以下「MOOVER」記事への反応。
怪しいw
【仮想通貨】モバイルデータ通信のシェア!データが余ってる人と、不足してる人をマッチングする「MOOVER」のICOに参加しないと決めた理由 | 20代が個人で資産運用してみるブログ(投資金額が1000万円突破) https://t.co/LV8D45OqkV
— けーすけ@野菜と本がすき (@veg_kei) 2017年11月21日
実に正しいツッコミ>【仮想通貨】モバイルデータ通信のシェア!データが余ってる人と、不足してる人をマッチングする「MOOVER」のICOに参加しないと決めた理由 | 20代が個人で資産運用してみるブログhttps://t.co/XI5OE98yrU
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2017年11月21日
【まずは結論】チームメンバーの情報が不透明のためICOに参加せず
一番の理由は、これ。
MOOVER同様、チームメンバーを調べて、今回はちゃんとイラストでなく顔写真があったんですが、
彼らのSNS情報など、詳細なプロフィールが全くわからなかったんですよ。
SNS(特にFacebook)がわからないと信頼できない
これまで、ICOに参加してきた「ALIS」や「クリプト20」はちゃんとメンバーのSNSつきで、プロフィールを知れたので、信頼できました。
関連記事:世界初、仮想通貨のインデックス投資!『CRYPTO20』がICOですでに10億円以上を調達
結果、投資もしてきました。
しかし、「REGAIN」は社名も明かしてないし、メンバーの実態がまったくわからない状態なんですよ。
わかっているメンバー情報
ただ、クリプトクリックが用意しているインタビューがあり、そこからはCEOがどんな人物か知れます。
しかし、ここでも写真が一切出てこず、「捏造では?作り話では?」と疑ってしまう内容になっています。
ちなみに、インタビューからわかった、REGAINプロジェクトの代表Danさんのプロフィールは以下の通り。
Dan Affleckさん, CEO
・2013年くらいからビットコインのマイニングを始めた(当時はIBM社員で副業)
・ビットコインの魅力に気づき、コミュニティに参加。
・その後、ビットコインにのめり込んでいき、IBMをやめて最大級のマイニング会社「Bitmain」に入社
・そこでは、ASIC技術を使った高速マイニングマシンの開発に力を注ぐ
・子会社のAntpool社にいき、マイニングマシンの性能でなく、稼働効率に着目し、マイニング効率化に寄与
・その際は、電力コストの削減と動作環境の向上のために冷却システムも提案しました
・その冷却システムが電力コストを約25%、稼働効率を約30%も改善。飛躍的にマイニングの実績を向上させた
・そうして、Bitmainの成長に寄与したが、途中からBitmainの代表がお金儲けに走り、自分たちの利益しか考えなくなった
・マイニングの生態系を壊すような考えに反発し、退社。REGAINプロジェクトを立ち上げ
自分でまとめてて、あやしいことを再認識w
と、こんな感じで経歴をまとめていて、さらに怪しさを感じてしまいましたね。
もし、本当ならすばらしい経歴なんですが、いかんせん、写真もないし、実態がつかめない。
さらに、Danさん自体が本当に存在するかも怪しいんですよね。
だって、名前で検索しても全く情報が出てこないんですもん。
名前で調べてもプロフィールが出てこない
以下のキーワードで検索しても、代表であるDanさんのプロフィール情報は出てきませんでした。
・Dan Affleck Bitmain
・Dan Affleck IBM
・Dan Affleck regain
なので、Danさんは空想の人物で、「REGAIN」プロジェクトもフィクションなのだと判断しました。
ICOは怪しい案件がゴロゴロ
というわけで、「REGAIN」のトークンセールはスルーします。
ICOはビジョンだけ見ると、良さそうに見えますが、よく調べてみると、今回のような怪しいものが多かったりします。
なので、ICOは本当に信頼できると思ったものだけに参加しましょう。
値上がりする可能性があるコインを買いたいなら、
日本の取引所で扱ってるアルトコインを買っとくのが無難です。
現時点、仮想通貨を買うなら以下の取引所がおすすめ。(口座開設無料です)
>>Zaif(ザイフ):
ビットコイン(積立あり)、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、モナーコイン、NEM/XEM
>>GMOコイン
ライトコイン、リップル
上2つ以外のアルトコインを「コインチェック」で買う感じですね。
こちらも把握しておきましょう。
ビットコインの勉強になったので、REGAINの概要書いとく
REGAINは、詐欺もしくは怪しい案件ですが、ホワイトペーパーなどを読むと、ビットコインについての理解が深まるので、
ホワイトペーパーだけでも読んでおくといいです。
というわけで、僕がホワイイトペーパーを読んで得た学び、REGAINの概要をまとめておきます。
[追記]ホワイトペーパーが更新されたそうです。
Due to significant changes in the Bitcoin industry, we have revised our whitepaper to avoid descrepencies.
Please see whitepaper v1.0.1. https://t.co/FPPXiIhRvd pic.twitter.com/7bAKPLezAQ— REGAIN (@Regain_HQ) 2017年12月14日
マイニング事業者の独占を防ぐのが狙い
まず、現状としてあるのがマイニング事業者1社による独占。
そのせいで、新規参入業者が入ってこれなかったり、、中小事業者が競争で負けてしまっているそうです。
まあ、これは資本主義的にしょうがないことなんですが、1社がマイニング事業を牛耳ってしまうと、問題が生じるようです。
それが、「ビットコインが暴落し、信頼性を損なうこと」、また「損失を出す投資家が生まれること」です。
マイニング事業者が勝手にルールを変えてしまう
ホワイトペーパーに書いてあったのが、1つの事業者が力を持ってしまうと、
ビットコインのマイニングルールを自分たちの都合のいいように変えてしまうことがあるそうです。
そうしておきた事例の1つが、ビットコインの分裂騒動。
つまり、ビットコインキャッシュの誕生ですね。
参考にした記事>>SegWit、SegWit2x、BIP91、UASF、、話題に出てくるビットコイン用語をわかりやすく解説します! | Hello Vandle[ハローバンドル]
マイニング事業者が価格操作できる
こうした現象が起きると、一時的にビットコインの価格は下がります。
実際、分裂コインであるビットコインキャッシュが誕生した後は、数日ビットコインの価値が下がりました。
このように、ある意味、力を持ったマイニング事業者が価値の操作をできてしまうと、マイニング事業者がビットコインの取引でも稼ぐことができてしまいます。
事前に買っておいて、売る。暴落後、底値で買う
この場合、ビットコインが上昇トレンドであると仮定します。(現にこれまではそうでした)
例えば、力を持ったマイニング事業者が分裂を計画した時点で前もってビットコインを買っておくとします。
上昇トレンドですから、ビットコインの価値は上がっていきます。
そして、分裂の直前に保有していたビットコインをすべてうるわけです。
個人投資家が損することがある
分裂後、一時的にビットコインが暴落します。
そして、その段階で底値でマイニング事業者がビットコインを買い直して、また上昇トレンドになるのを待つわけです。
また、ビットコインの価格に影響力を持てるようになる存在がいると、個人投資家が損する可能性もでてくるわけです。
このように、マイニング事業者の1つが力を持ってしまうと、弊害があるわけですね。
そして、「REGAIN」はそれをなくそうとしているわけです。(空想だと思いますが)
ホワイトペーパーはビットコインを理解するのに役立つ
ホワイトペーパーの通りだと、REGAINプロジェクトでは、すでに高性能なマシンを開発しており、
それを中小規模の事業者に貸し出すことで、1社の独占を防ごうとしているようです。
(高性能らしいマシン。本当にあるのかな?)
この辺は、最近の電力自由化、格安SIMの思想と似ているのかなと思いました。
トークンを発行し、REGAINでの利益を分配
そして、今後のマイニング事業を営むために、ビットコイン建てで投資家から資金を集め、
投資家には、「REGトークン」を付与するそうです。
REGトークンを持っている人は、REGAINプロジェクトで得られた利益の60%が分配されます。(ソーシャルレンディングと仕組みは似てますね)
20%はREGAINの研究費
なお、資金調達によって事業を営み、利益を出した場合、残りの20%はマイニングの研究費に回し、
残りの20%はセキュリティ、コンプライアンスなどで発生するコストにまわすそうです。
以下は、20%の研究費の内訳。
なお、トークンセールは4次までを予定。
トークン所有者は配当を受け取れる
あと、配当も受け取れます。
REGトークン所有者には、当社が受け取るマイニング利益のうち60%を分配して得ることができます。
つまりより多くのREGトークンを持っている方が、より多く分配を手に入れることができます。
また、この分配はスマートコントラクトによって確実に自動で実行されます。
1REGトークンあたりの配当は0.148256 BTC/月〜が想定されます。
まあ、たぶんこれは実現しなそうですがw
というわけで、以上がREGAINの調査結果と感想です。
ネットの評判を見たら、怪しいと思ってしまった
あと、怪しさを裏付けた口コミがありました。
こうした怪しいユーザーがICOについてつぶやいてたんですよね。
なので、ぼくは「怪しい」と最終的に評価しました。
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