どうも。1000万円以上を資産運用に回しているタクスズキです。
仮想通貨を安全に管理するために、ハードウェアウォレット「TREZOR」と「Ledger NanoS
この2つを使ってみて、けっこう違いがあるなと思ったので紹介します。
この記事の目次
「Ledger NanoS」はXRP用
結論から言うと、リップル(XRP)を持ってない人(保有がBTCなど主要通貨だけの人)は「TREZOR」だけ買っておけばOKです。
ぼくは、XRPを保管するためだけに「Ledger NanoS」を買いました。
>>仮想通貨のハードウェアウォレット「Ledger Nano S」を日本の正式代理店から買う方法
保管できる仮想通貨の違い
TREZORで保管できる通貨は以下の通り。
ビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ERC20トークン、イーサリアムクラシック、Dash、ライトコイン、ZCash
Ledgerだと、上のコイン以外では、DOGE、リップル(XRP)、ARC、NEO、QTUM、STELLARなどを保管できます。
>>仮想通貨を安全に管理するために使ってるウォレットまとめとく(ビットコインなどの主要通貨、トークン)
(Ledgerは、コインチェック銘柄以外のコインも保管できます)
NEO、QTUMはクライアント型ウォレットでも保管できる
このラインナップをみて、冒頭で書いた「XRP持ってないならTREZORだけでいい」の意味がわかると思います。
だいたいのコインはTREZORのみで管理できるんですよね。
また、Ledger Nano Sで管理できるNEO、QTUMもクライアント型ウォレットがあるので、別にLedgerに入れておく必要はありません。(ハードウェアウォレットの方が安全だけども)
>>QTUMは取引所「バイナンス」から「MyEtherWallet」に送金できません(専用ウォレットが必要)
保管方法は、TREZORの方が簡単
あと、操作方法、保管の方法、設定などはTREZORの方が優れています。
Ledgerの場合は、Chrome拡張機能「Ledger Manager」を経由してウォレット端末の方にRippleウォレットアプリを入れる、
その後、PCにもRippleウォレットアプリをダウンロードし、やっと保管できるようになります。
>>仮想通貨のハードウェアウォレット「Ledger Nano S」でリップル(XRP)を管理する方法(Mac)
TREZORの方が手間がかからない
一方、TREZORはブラウザで公式サイトをひらいてウォレット端末をつなげば、すぐに送金、着金できる状態になりますから、Ledgerよりスムーズです。
>>【仮想通貨】 $OMG を買える取引所や購入方法、チャートの動きを紹介しておく(OmiseGOのトークン)
マニアックなところだと、ウォレットをアンロックする際にやる作業(PINコード入力)もTREZORの方がUX高いです。
なので、ぼくはTREZORの方が優れてると思ってます。
値段の比較
値段だと、Ledger NanoSの方が若干安かったですね。
Ledger NanoSが15,800円。TREZORが17,800円でした。
なお、前者は「正式な代理店の国内販売サイト
ともに海外の公式サイトで買った方が少し安く買えます。
ただ、Ledger NanoSはいま品切れ中で、次に入荷するのは3月の中旬です。(TREZORは執筆時点、在庫あった)
【まとめ】所有通貨が多くない人はTREZORだけでいいよ
冒頭でも書いた通り、TREZORで保管できるコインしか持ってないのであれば、これ1つだけ買っておけばOK。
NEO、QTUM、XRPなどもっと多くのコインを持っていて安全に管理したい方が、「Ledger NanoS
というわけで、以上がウォレットの比較&説明でした。