この記事では、楽天証券のロボアドバイザー「楽ラップ」での実績や感想、他の人からの評判をまとめます。
10万円で身銭を切った結果や「損しないかどうか」、おすすめかを知りたい方は参考にしてください。
結論、楽ラップは手数料が1%かかるので、デメリットがあります。(利益は出ました)
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※楽ラップについては動画でも解説しています
この記事の目次
【先に紹介】楽ラップの運用成績の推移
以下、楽ラップの運用実績です。(10万円でスタート)
・2017年6月8日、運用開始数日で、100円弱のマイナス
・7月28日:+833円
・8月27日:106円プラス(海外株式、債券が不調だった)
・2017年9月27日は+2,043円で、12月30日は+6,443円
・6月は+4,399円(+4.39%)、7月は+4,126円(+4.12%)、8月は+5,142円(+5.14%)、9月は+5,039円(+5.04%)
そして、2018年10月に+6,781円の利益が出たところで売却しました。
楽ラップは投資信託のみの運用であり、自分でやれると思いやめました。
※以降では、楽ラップの特徴などを解説します
楽ラップとは?資産配分はどう決める?
「楽ラップ」とは楽天証券が提供するロボアドバイザーで、投資信託を組み回せて運用します。
他のロボアドバイザー同様、診断によって自分がどれだけ投資でリスクを取れるか決め、に運用コース(資産配分、投資商品)を提案してもらいます。
僕は以下のコースをロボットに提案されました。
他のサービス同様、バランス良く投資していくのがスタイルとして合っているようです。
資産配分と購入される商品も確認できる
資産比率はこんな感じ。株式が半分を占めています。
それぞれの資産では、具体的にどういった商品(投資信託)が購入されるかもチェックできます。
低コストで資産を増やせる商品で運用できる
「たわらノーロード」は投信工房でも銘柄として入っている優良ファンド。
話題の本「はじめての人のための3000円投資生活」でも「いい商品」と紹介されていました。
(他の投資ブロガーさんからも評判がいいです)
手数料の安い投資信託が選ばれている
ただ、「ステート・ストリート」を選定してる理由は謎です。
こちらは信託報酬1%程度と高めで、「たわらシリーズ」のみ選べばOKでは?と思ってしまいましたね。
なお、楽ラップの診断では、どれだけ資産が変化するかのシミュレーションも確認できます。
10万円で運用していくと、5年後には18万円くらいになってる可能性もあるわけですね。
分配金がなく、再投資に回される
楽ラップには、定期的に自動で受け取れる分配金がありません。
楽ラップで投資する投資信託の分配金は、再投資に回されます。(税金を考慮すると、こっちの方が有利でおすすめ)
「再投資」がいい理由は、分配を受け取ると、そこに税金がかかって、複利効果を得られないからです。
複利で運用すれば単利より効率的に増えていくので、投資信託の積立では「再投資」がおすすめです。
分配金を毎月受け取りたいなら
分配金を毎月受け取りたいなら、楽天証券でPFFなどの商品を買うといいです。
こちらは人気であり、分配利回り5%ほどと高いです。
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楽ラップには下落ショック軽減機能もある
楽ラップには、「下落ショック軽減機能(TVT機能)」というものがあり、これをつけるかどうかも選択します。
この機能は以下のように説明されてます
債券比率を高くすることで、株価下落による損失リスクを抑える機能です。
この機能により、株式市場の急激な下落による損失を緩和することが期待できますが、必ずしも完全に回避できるものではありません。
株価の動向によっては、その効果を発揮できない場合もあります
長期投資ならこの機能をつけないという選択肢も
この機能は素晴らしいように見えますが、利用することで利益を最大化するチャンスを逃す可能性もあります。
株式が今後も伸びると思っていれば、下落時は割安で買うチャンスで、そこで買い込んだ後に株式の価値が上がれば、その分だけ利益を得られます。
下落ショック軽減機能をつけることで割安で株を買えなくなるので、
自分のリスク許容度に応じて、つけるかどうかを検討してください。(僕はつけました)
※低リスクで運用したいなら、ショック軽減機能をつけましょう
楽ラップを始めるには事前に入金しておく必要あり
楽ラップでは診断後、いろんな項目をチェックして、提案されたコースを注文するのであれば、手続きを進めていきます。
(この画面で手続きを進めていく)
なお、ここで注意点です。
注文する場合、前もって楽天証券の口座に入金しておく必要があるのです。
これを忘れていたので、僕は申し込み作業と同時並行で入金し、15分ほどで楽天証券の口座に反映されていました。(コンビニATMから)
楽天証券の場合、特定の設定をしておけば、すぐにネットからクイック入金できるようになるので、これも知っておくといいですね。
入金後は手数料のタイプを選択する
入金後は申し込み画面で、このように表示されます。
見ての通り、これから注文する金融商品のリストが表示されています。
そして、このタイミングで「口座区分」「手数料コース」を決めていきます。
「特定口座」が確定申告の手間なしで楽
僕は確定申告を自分でやりたくないので、「特定口座(源泉徴収あり)」を選びました。
あと、手数料の「固定報酬型」「成功報酬併用型」ですが、どっちでもあまり変わらないと判断し、「固定」を選びました。
この辺が気になる方は、以下の記事をどうぞ。(基本的に、「固定型」でOKです)
成果は?固定と成功報酬のコストの違い
コストのそれぞれの違いは、以下のように説明されています。
運用成果に応じて運用益の積み上げ額に対して、5.40%(税込)を乗じた成功報酬をお支払いただきます。
こんな感じで手数料を決めると、年率1%弱になりました。
高いですが、自動リバランスありなので、初心者の方であれば許容できるかなとも思います。
楽天証券で「全米株式インデックス」などの優良商品を買うのもおすすめなので、まずは無料で口座を作るといいですよ。
楽ラップを実際に使ってみてわかったこと
以下、楽ラップを使ってみてわかったこと。
・楽ラップ自体の申し込み取り消しは、ウェブログイン後、「楽ラップ」→「注文」→「注文照会・取消」でいける
・注文した商品は数日後に買われて運用が始まる
楽ラップの運用実績
以下は使ってわかった実績。
・2017年6月21日:100,432円(432円増えた)
・2017年7月1日:99,833円 (-671円)
・2017年7月28日:100,749円に(+833円。手数料が引かれている、おそらく)
・2017年8月27日:106円プラス(8月は海外株式、債券が不調でした)
・2017年9月27日:2,043円プラス
・12月30日:資産は106,189円に(+6,443円)
・2018年3月6日:+2,389円(+2.38%)
・4月2日:+3,062円(+3.06%)
・5月2日:+4,743円(+4.74%)
・6月1日:+4,399円(+4.39%)
・7月2日:+4,126円(+4.12%)
・8月1日;+5,142円(+5.14%)
・9月3日;+5,039円(+5.04%)
・10月3日;+6,781(+6.78%)
2018年10月に+6,781円の利益が出たところで売却し楽ラップの運用を終えました。
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楽ラップに対する正直な感想
使ってみて思ったのは、「楽ラップはなくてもいい」ということ。
楽天証券にある「楽天VTI」「eMAXIS米国株」などで楽ラップ以上の成績を狙えて、コストは1/10ほどです。
なので、楽天証券で普通に投資信託を買った方がいいと思います。
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楽ラップの解約方法
解約は「楽ラップ」トップの「解約申し込み」から進めていきます。
なお、解約作業はネットからしかできません。電話や書類では無理だそうです。
解約に関する詳しい話は、Q&Aにもまとまっていたので、それを以下の記事にまとめました。
楽ラップでの手数料の引かれ方
預かり財産に連動した手数料は、毎月引かれていきます。
あと、投資顧問料も同時に支払われています。2つ合わせて1ヶ月60円、1年で720円という感じ。
10万円を預けていると、これくらい手数料が取られるわけです。
なので、年間720円以上の利益を出してもらわないと、プラスにはならないわけです。
ユーザーの口コミ、評判
楽ラップの感想として以下のような評価がありました。
楽ラップで、大失敗をしてしまった。それは、契約口座の選択なのだが。特定口座の源泉徴収ありにしていた事。普通のサラリーマンは、原則年間20万円以下の利益には、所得税の申告の義務はない。これ以下でも納税させられる。既に250円課税されてる。やられたな。
— 個人投資家ネコ (@babycafe_net) 2017年9月3日
年間20万円以下の利益なら税金がかかりませんので、少額運用なら「特定口座の源泉徴収なし」や「一般口座」もありです。
要するに、楽ラップの契約口座は、特定か一般かの選択は契約時のみだが、特定口座の源泉の有無は、総合口座の設定に準するから、総合口座にて有無の変更手続きをしたら、翌年から反映される。
— 個人投資家ネコ (@babycafe_net) 2017年9月4日
「特定口座で損した気分」の他には以下のような口コミも。
楽天証券の楽ラップがイマイチでそもそも2月に暴落したとき下落ショック軽減機能が発動してないのでは?と思ってマンスリーレポートをチェックしたら…やっぱり動いてない!あの下げで動かないんだったら意味が無い。今回もたぶん無理だ。リスク最大限にあげてTVTもオフだ!数年間ひたすら放置しよう! pic.twitter.com/kx0x4NbUbN
— ろんすた (@monestar) 2018年3月20日
楽ラップだけはこの地合でも一度もマイナスにならずに耐えている。
履歴見ても下落幅を上手く売り買いしてる。
始めるときはロボアドバイザーの中でも一番評価が低かったが今では楽ラップ大好き#楽ラップ pic.twitter.com/UJ8rnepxQQ— かずたく@資産運用 (@salary_chokin) 2018年3月17日
コストで考えると、楽天証券で「楽天VTI」などの投資信託を買った方がいいので、まずは口座だけでも無料で作っておきましょう!
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