「XAUUSDとGOLD(金/ゴールド)と違いはなにか？」
「XAUUSDのおすすめトレード手法やFX会社は？」
XAUUSDのトレードに興味がある人は、上記のような疑問を持っていないでしょうか。
実は最近XAUUSDの人気が高まり、SNSや匿名掲示板で稼いだ報告を頻繁に目にします。
そのためXAUUSDのトレードを始めたい人も多いはず。
しかし、XAUUSDに関する情報は意外に少なく困っているかもしれません。
今回はXAUUSDの基本情報やGOLD(金/ゴールド)との違い、XAUUSDのトレード手法や取引できるFX会社など知りたい情報を完全網羅しました。
最後まで当記事を読み終えればXAUUSDのトレードを始められるようになるでしょう。
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まずは無料で口座を作っておきましょう！
この記事の目次
XAUUSD(ゴールドUSD)とはなにか？
XAUUSDは金(ゴールド)の為替レートになり、金1トロイオンスに対する米ドルの価格。
トロイオンス(toz)は貴金属に使われる世界標準の単位で、【1トロイオンス=31.1035グラム】です。
たとえば【XAUUSD=200,000】の場合、【金1単位あたり200,000米ドル】の為替レートで取引しています。
また、【オンス】はトロイオンスの略語なので意味は同じです。
なお国内では金の価格は1グラム何円が身近ですが、世界標準では【1トロイオンス=31.1035グラム】のため混同しないように注意しましょう。
1トロイオンス=31.1035グラム
国内の1グラム何円と1トロイオンスは異なる
XAUUSD(ゴールドUSD)とGOLD(金)の違いとは？
XAUUSD(ゴールドUSD)とGOLD(金)の違いは、利用するFX会社の銘柄表記です。
名称が異なるだけで、どちらも金の価格を表しています。
ただし、金の投資方法は合計4種類あり、その結果XAUUSD(ゴールドUSD)とGOLD(金)といった表記の方法が異なっています。
現物取引
先物取引
ETF取引
上記の金の投資方法の違いについて詳しく解説しましょう。
CFD(FX)
XAUUSD表記のレートは、基本的にCFD取引で使われます。
CFD取引とは差金決済取引です。
※CFDの仕組みは以下の動画でチェックしてください
CFD取引はFX(外国為替証拠金取引)と同じく証拠金を預ければレバレッジを効かせてトレード可能。
少額資金でも金の大きいポジションが持てるメリットがあります。
現物取引
現物取引は、貴金属販売業者から実際の金を購入する取引です。
金の延べ棒のやり取りをイメージすれば理解しやすいでしょう。
現物取引の場合は1グラム何円の価格を用い、XAUUSDのレートは基本的に使われません。
金の購入後、金価格が上昇して売却すればその差額が利益になり、値下がりしたときに売却すればその差額が損失です。
現物取引は手数料が高く金の保管場所に困るデメリットがある他、正当な販売業者から購入しなければ実物が渡されず詐欺に遭うケースもあります。
先物取引
先物取引は、先に金の売買価格が決定され、あとに金を受け渡す取引です。
先物取引は現物取引と同じように本物の金が関係する取引になり、1グラム何円の価格が使われます。
現物取引との違いはCFD取引のように先に決めた期日前に売買を完結することもでき、売買差額が損益となります。
注意点は期日までポジションを保有した場合、金の実物を受け渡しする必要があり、CFD取引のように差益だけですべて完結しません。
ETF取引
ETF取引は、金(XAUUSD)の価格に連動するようにできた上場投資信託です。
金（XAUUSD）の価格に連動するように作った上場投資信託のため独自の基準価格を用いるのが特殊です。
株式取引に近く、CFD取引同様に金の実物を売買しない一方、レバレッジをかけたトレードはできません。
ある程度の資金力がある場合はETF取引でも問題ないですが、少額資金で金（XAUUSD）をトレードしたい場合はCFD取引がオススメです。
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XAUUSD(ゴールド米ドル)の基本と特徴
XAUUSD(ゴールド米ドル)の基本と特徴は以下の4点です。
米ドルと逆相関
ボラティリティが高い
XAUUSD(ゴールド米ドル)の価格推移
それぞれ詳しく解説していきましょう。
リスクオフで買われる
XAUUSDは、市場がリスクオフの局面で買われる性質です。
リスクオフとは、投資家がリスクを回避するために株式等のリスクのある金融商品から金や円といった安全資産に投資金を移動することです。
よくあるケースは戦争や政権交代といった地政学的リスクや景気後退リスクが上がったときに安全資産の金が買われます。
もちろん金が買われればXAUUSDの価格は上昇していきます。
米ドルと逆相関
XAUUSDは米ドルと逆相関です。
米ドルの価格が上昇すれば金の価格は下がり、米ドルの価格が下落すれば金の価格は上がります。
理由は2点。
金は通貨のように金利(利息)がないから
米ドルの金利が上昇すれば、金利(利息)を受け取れるため、金を保有するよりも米ドルを持つほうがお得になります。
一方、米ドルの金利が下がった場合は、米ドル保有のメリットが減るので金を買う動きが強まります。
XAUUSDをトレードするときは米ドルの金利(利息)の上下に着目して売買を決めるのもひとつのトレード手法になるでしょう。
値動き幅が大きい
XAUUSDはボラティリティ(価格変動率)が高いです。
相場状況によって異なりますが、米ドル円と比較した場合は2〜3倍の差。
短期間に投資金を増やしたい場合にXAUUSDを選ぶトレーダーも多いです。
ただし、リスクも高くなるのでレバレッジや資金コントロールに注意しましょう。
XAUUSD(ゴールド米ドル)の価格推移
XAUUSDは長期的に上昇しています。
短期的には下落する局面もありますが、金の価値は年々上がっています。
最近ではウクライナとロシアの戦争でリスクオフの動きもあるうえ、金はスマートフォンやアクセサリーなど使い道も多いです。
また、金は埋蔵量に上限があるため無限に生み出せる代物ではありません。
以上の理由から今後も金の価格は上昇していく可能性が高く、長期的な目線では買いポジションが安定すると言えるでしょう。
XAUUSD(CFD取引)のメリットとは？
XAUUSD(CFD取引)の主なメリットは以下の5点です。
売りポジションを保有できる
24時間トレードできる
長期的に上昇トレンドが続いている
リスクヘッジになる金融商品
いずれもXAUUSDのトレードをする意味につながるため詳しく解説しましょう。
少額資金でもトレード可能
XAUUSDのCFD取引はレバレッジを効かせたトレードができます。
FX会社ごとに最大レバレッジは異なりますが、20倍まで可能です。
現物取引の場合はレバレッジトレードが行えないため投資金と同じ分の金しか購入できません。
しかし、XAUUSDのCFD取引はレバレッジを効かせれば少額資金でも大きなポジションを保有できます。
具体的には1万円程度の投資金があればXAUUSDのCFD取引を始められます。
売りポジションを保有できる
XAUUSDのCFD取引は売りポジションを保有できます。
現物取引の場合は金を買って売るしかできませんが、CFD取引は金を売って買うというトレードが行えます。
そのためXAUUSDが下落する局面、たとえばマーケットがリスクオンになったときは売りから入って稼ぐことも可能。
売買どちらのポジションも持てるのでトレード戦略の選択肢が広がるでしょう。
24時間トレードできる
XAUUSDは平日24時間トレード可能です。
朝でも昼でも夜でも自由に好きなときにトレードができます。
昼は忙しい会社員や主婦の場合も夜の隙間時間にトレードできるため幅広い人がXAUUSDのトレードができるでしょう。
また、短時間でも金のCFD取引はレバレッジを効かせられるため、隙間時間でも稼げるのもメリットです。
長期的に上昇トレンドが続いている
XAUUSDの特徴でも触れましたが、長期的に上昇トレンドが続いています。
数多くの金融商品の中でもXAUUSDのように長期的に上昇トレンドが続くのは稀。
もちろん短期的には下落するケースもありますが、ある程度の期間保有しておけば再び上昇トレンドを形成しています。
下落したときは押し目買い、という考え方でも今まで稼げたため、投資初心者も比較的参入しやすいと言えるでしょう。
リスクヘッジになる金融商品
XAUUSDはリスクヘッジになる金融商品です。
レバレッジを抑える必要はありますが、株式等のリスクオンの金融商品を保有している場合、XAUUSDを保有しておけばリスクヘッジになるでしょう。
現物で金を保有する予定のない人はXAUUSDで買いポジションを購入しておけば、リスクヘッジになる魅力があります。
XAUUSD(CFD取引)のデメリットとは？
XAUUSDの主なデメリットは以下の3点です。
マイナススワップポイントが発生する
スプレッドは広い傾向
上記はXAUUSDトレードの注意点にもなるので詳しく解説しましょう。
ロスカットされるリスクがある
XAUUSDのCFD取引はロスカットされるリスクがあります。
FX(外国為替証拠金取引)同様にXAUUSDのCFD取引も追証やロスカットが執行されます。
追証は含み損が一定水準を超えたときに決まった日次までに追加証拠金を入金しなければロスカットする仕組み。
ハイレバレッジトレードの場合、追証やロスカットが頻発する可能性も高くなるため、ポジション保有前に資金コントロールについて考えておきましょう。
マイナススワップポイントが発生する
XAUUSDはマイナススワップポイントが発生します。
基本的にXAUUSDの売りポジションを持った場合はスワップポイントを受け取れますが、買いポジションを持った場合はスワップポイントの支払いが発生します。
スワップポイントの支払いが必要な買いポジションを持っているときは、一度ポジションを手放すのも余計なコストを抑える方法のひとつです。
スプレッドは広い傾向
XAUUSDはスプレッドが広い傾向です。
FX会社によってスプレッドは違いますが、USDJPY(米ドル円)といったメジャーなFX通貨ペアと比較すると高く感じるでしょう。
ただし、XAUUSDはボラティリティが高く、広く感じるスプレッドも実際にトレードするとそこまで大きなコストに感じません。
XAUUSD(ゴールド米ドル)おすすめのトレード方法は？
XAUUSDのおすすめのトレード方法を2つ紹介します。
ボラティリティを活かしてスキャルピングする
いずれも初心者でもすぐに始められるトレード方法です。
長期的にポジションを保有する
XAUUSDのおすすめのトレード方法1つめは、長期的にポジションを保有することです。
ここまで何度も説明しましたが、XAUUSDは長期的に上昇トレンドを形成しています。
そのため買いポジションを保有しておけば利益になる可能性が高いと言えるでしょう。
短期的に下落した局面で押し目買いをしていけば、価格が上がったときにポジションを手放せば儲かります。
このトレード方法は簡単ですが、唯一デメリットがあります。
それはXAUUSDの買いポジションを保有した場合、マイナススワップポイントの発生。
毎日支払う必要があるマイナススワップポイントは、長期的にポジションを保有すればするほどコストが積もります。
マイナススワップポイントが低い証券会社を利用すればコストが抑えられます。
ボラティリティを活かしてスキャルピングする
XAUUSDはボラティリティの高い金融商品です。
ボラティリティが高ければスキャルピングがしやすいです。
FX通貨ペアの何倍ものボラティリティがあるXAUUSDであれば、スキャルピングでも充分稼げるでしょう。
スキャルピングの注意点
ただし、XAUUSDでスキャルピングする場合は以下の2点に注意してください。
スプレッドは他社と比較して狭いか
特にスプレッドはスキャルピングの損益に重大な影響を与えるため、対象の証券会社の口座開設する前に確認しておきましょう。
XAUUSDのトレードで選ぶポイントは？
XAUUSDのトレードを始める場合、証券会社の口座開設が必須です。
証券会社の口座開設をする場合、以下の3つに注目してください。
最大レバレッジは何倍か
スワップポイントの高低
特にスプレッドやスワップポイントはXAUUSDの損益に関わります。
トレードスタイルによって重要視するスペックは異なりますが、上記3点はかならず確認したいポイントです。
XAUUSD(ゴールド米ドル)のトレードができるFX会社
XAUUSDのCFD取引は、国内FX会社(証券会社)と海外FX業者のいずれかで行えます。
ここでは金融庁の認可を受けた国内FX会社(証券会社)を紹介します。
なぜなら海外FX業者は口座凍結や出金拒否のトラブルが起こるケースがあるうえ金融庁の認可を受けていないためです。
倒産や顧客資金の持ち逃げが起きても対応してもらえません。
安全にXAUUSDのCFD取引を行いたい場合は、国内FX会社を選択しましょう。
なおXAUUSDの取引は以下の2社がおすすめです。
マネーパートナーズ
トライオートFX
トライオートFXは、XAUUSDのCFD取引ができます。
取引手数料無料、スプレッドは0.4、最大レバレッジ5倍。
また、ネット証券では非常に人気があり、24時間サポート体制も敷いています。
XAUUSD以外にも日経225やナスダックといった人気の金融商品のトレードも可能です。
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マネーパートナーズ
東証プライム上場企業グループ・マネーパートナーズは、FXトレードのイメージが強いですが、XAUUSDのCFD取引にも力を入れています。
特に独自の取引ツールがシンプルな画面構成でありながら必要なツールは揃っているため、初心者から熟練者まで使いやすいのが魅力です。
また、取引手数料無料、スプレッド0.9、最大レバレッジ20倍。
なおFXの最小単位は100通貨のため少額トレーダーもFXトレードを楽しめます。
定期的にキャンペーンを実施する傾向があり、一定通貨単位までスプレッド0といった非常にお得なケースもあります。
XAU/USD(ゴールド/米ドル)のまとめ
今回はXAUUSDに関する基本からおすすめのトレード手法まで詳しく解説してきました。
XAUUSDは金(ゴールド)の為替レートをドルで表したものです。
XAUUSDやGOLDといった具合に銘柄の表記方法は証券会社や取引方法で異なります。
基本的にXAUUSDはCFD取引に用いられる表記。
XAUUSDはボラティリティが高く、長期目線では上昇トレンドが続いているため、初心者でも比較的トレードしやすい金融商品になるでしょう。
また、当ページで紹介したトライオートFXであれば低コストでXAUUSDのトレードができます。