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HDVとは?億り人が今後を予想!価格見通しと株価推移どんな感じ?

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この記事では、高配当ETFで人気のHDV(米国株)を詳しく解説します。

HDVの特徴や配当利回り、今後の値動き予想、投資すべきかなどを知りたい方は参考にしてください。

記事の要点まとめ
・HDVは、高配当な米国株ETFとして有名で配当利回りは約3.7%

3ヶ月ごとに分配金が出る

・約70銘柄で構成される

主要銘柄はエネルギー、ヘルスケアの銘柄が多い

・主要銘柄には不安な銘柄もある

1株13,100円ほどで取引できる

HDVはauカブコム証券で取引でき、1株単位で少額で始められます。

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※米国株、ETFについては以下の動画で詳細をチェックしてください

HDVとは?(米国株ETF)

HDVとは、iシェアーズ・コア米国高配当株ETFと呼ばれるアメリカのETFです。

HDVでは約70の銘柄で構成されており、複数の株に分散投資ができます。

他の人気の高配当ETFとは以下の点で違いがあります。(比較表です)

SPYD VYM HDV
構成銘柄数 約80 約400 約70
配当利回り 5% 3.15% 約3.7%
経費率
信託報酬
0.07% 0.06% 0.08%

まず違うのは組み入れ銘柄数で、HDVは他のETFと比べると銘柄数が少なめです。

これはリスク分散という点でややデメリットがあります

組み入れ銘柄数が少ないと、1つの銘柄の値動きに全体が影響を受けやすくなります。

コストは安く、長期で上昇を続けている

銘柄数でデメリットはありますが、運用コストである経費率は0.08%と安く、低コストです。

また、都度下落はありながらも長期では上昇を続けていて、長期視点であれば有望にも思えます。

長期で配当を受け取りながら運用していくのが王道と言えそうです。

HDVの特徴

次に、HDVの特徴を紹介します。

以下の点を覚えておきましょう。

特徴
配当利回りが高め

・コスト・手数料が安い

・構成銘柄がよく変わる

それぞれ解説します。

配当利回りが高め

HDVは配当利回りが高く、約3.7%です。

3月、6月、9月、12月と3ヶ月ごとに定期的に分配金を受け取れるのも特徴です。

以下の高配当銘柄が上位の組み入れであり、高配当株にまとめて投資できます。

組み入れ銘柄の配当利回り
・エクソンモービル:3.38%

ベライゾンコミュニケーションズ:7.14%

・Chevron:3.78%

・アッヴィ:3.9%

・ブロードコム:3%

フィリップモリスインターナショナル:5.2%

たくさんの配当金をもらいたい人にとってメリットがあります。

コスト・手数料が安い

HDVは運用コストとなる経費率が0.08%と安く、手数料をおさえられます。

高配当な毎月分配の投資信託だと、年間の運用コストが1%を超えるものもありますが、それよりずっと低コストです。

経費率は預かり資産に対して、かかってくるので、できるだけ安いほうがいいです。

HDVでは長期投資をすることが多いので、手数料を安くするためにも、できるだけ経費率は低い方がいいです。

構成銘柄がよく変わる

HDVでは構成銘柄がよく変わります。

銘柄の入れ替え比率である売買回転率が高く、細かく銘柄が入れ替わっています。

以下のように売買回転率を比較すると、その高さがわかると思います。

年間の売買回転率
・HDV:55%

・DGRS:42%

・DGRW:29%

・SPYD:28%

・PFF:28%

・VYM:13%

HDVは頻繁に構成銘柄を見直して、財務に不安がある企業を外し、財務が健全な企業と入れ替えています。

こうすることで、最新の優良企業に投資しHDVの下落を防ぎやすくなります

コロナショックのような暴落があっても、そこで組み入れ銘柄を入れ替えることで、その後の上昇も狙いやすくなります。

こうした運用のマメさもHDVの特徴です。

HDVを取引できる証券会社

HDVを取引できる証券会社はauカブコム証券です。

ここではHDVだけではなく、他の高配当ETFのSPYD、VYMも投資できます。

米国株以外に投資信託やFX、CFD、債券の投資もでき、選択肢が広いです。

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HDVのこれまでの株価推移・チャート

次に、HDVのこれまでの株価推移を紹介していきます。

以下の点が大事なので、ぜひチェックしてください。

大事なこと
長期では上昇を続けている

・コロナショックなどショック相場では暴落する

・利上げなどショック相場以外での暴落もある

それぞれ解説します。

長期では上昇を続けている

HDVは都度ショック相場での暴落がありながら、長期では上昇しています。

2011年からの設定以来、ほぼ2倍の株価に達しました。

ただ、高配当に特化しているため、S&P500に連動するVOOなどと比べると、その上がり幅は小さいです。

徐々にゆるやかに上昇しているのが特徴です。

コロナショックなどショック相場では暴落する

HDVは長期で上昇しながらコロナショックなどのショック相場では大きく暴落しています。

リスク資産である株はどうしてもリスクオフの局面では売られて下落しやすく、HDVもその影響を受けます。

過去には、Appleショックやアメリカと中国の貿易摩擦でも株価が下落しています。

今後も暴落を想定し、余裕資金での投資が必要となります。

利上げなどショック相場以外での暴落もある

HDVはショック相場で以外でも下落する場面があります。

その1つが2022年以降のアメリカの連続利上げです。

FRBが政策金利を0%台から4.75%まで大きく上げたことで、株が不安視され、売られて下落しました

アメリカの金利が上がると、株は売られて下落しやすく、HDVの株価も下落しました。

利上げが落ち着いた後は、HDVで再度上昇していきましたが、また利上げ観測が出たことで下落しています。

2023年3月時点、まだHDVでは過去の最高値を更新できていません。

ただ、今後はアメリカの利上げ観測が弱まり、利下げの予想も出てくることで、株安は落ち着きそうです。

2024年くらいからはまた米国株やHDVが上がり始め、最高値を更新する見通しもあります。

HDVは都度有望な株が選定されているので、そのおかげで上昇に転じるかもしれません。

また、長期では上昇しつつ、高配当を受け取れる可能性があります

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【2023年最新】HDVの今後の予想・見通し

次に、HDVの今後の予想をしていきます。

以下の点に注目です。

予想と見通し
構成銘柄の入れ替えで上昇する可能性がある

・今後も高配当が期待できる

構成比率の高いセクター株での下落に注意

それぞれ解説します。

構成銘柄の入れ替えで上昇する可能性がある

今後もHDVでこれまで通り、ひんぱんに銘柄が入れ替えられることで、上昇する可能性があります。

HDVでは都度銘柄を見直し、常に優良な株を組み入れるようにしてきました。

結果、コロナショック後も上昇していき、長期では最高値を更新しています。

こうした流れが今後も続いていきそうです。

最新の組み入れ上位銘柄ではメルク(MRK)という会社の株価が好調で、他にも上昇している上位株があります。

こうした最新の好調な株がHDVの上昇要因になっていく可能性があります。

今後も高配当が期待できる

HDVでは今後も高配当な銘柄が選定されていきそうで、投資することで高い配当利回りを期待できます。

現時点、以下のHDV構成銘柄で高配当利回りとなっています。

銘柄ごとの配当利回り
ベライゾン・コミュニケーションズ:7.08%

・エクソン・モービル:3.4%

・シェブロン:3.76%

・ジョンソン・エンド・ジョンソン:2.94%

アッヴィ:3.85%

ファイザー:4.11%

こういった会社では今後も高配当が維持されそうで、HDVを通じて高配当株に分散投資ができます。

ただ、HDVではひんぱんに構成銘柄が変わるので、都度比率や入れ替えられた銘柄を見ておく必要があります

長期視点で投資する銘柄ですが、完全に放置というのは危険かもしれません。

構成比率の高いセクター株での下落に注意

HDVでは構成銘柄のうち、構成比率の高いセクターの株価に注意です。

HDVでは以下のセクターに関する株が多く組み入れられていて、それらで下落があると、損をする可能性があります。

HDVで構成比率の高いセクター
エネルギー:26.46%

ヘルスケア:22.68%

・テクノロジー:12.23%

・生活必需品:10.04%

特に、エネルギーやヘルスケアセクターの株に注意しましょう。

エネルギー、ヘルスケアなどの具体的な銘柄

次に、HDVで組み入れの多いエネルギー、ヘルスケアなどの具体的な銘柄を紹介します。

まず、エネルギーセクターの株には以下のものがあります。

a

エネルギー銘柄
エクソン・モービル(XOM)

シェブロン(CVX)

ウィリアムズ・カンパニーズ(WMB)

この3つの銘柄はコロナショック前の最高値を更新しており、順調に上昇しています。

特に、2021年以降の世界的なエネルギー需要の増加で大きく上昇しました

2022年後半は米国株全体の影響で下落しましたが、2023年以降はエネルギー需要増加の高まりで上昇も見込めます。

以下は、ヘルスケアセクターの上位組み入れ株です。

ヘルスケア関連銘柄
メルク(MRK):配当利回り2.73%

ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY):配当利回り3.43%

アムジェン(AMGN):配当利回り3.7%

この中ではメルクが好調で、2022年後半のアメリカ株全体の下落の影響をあまり受けていません。

以下、HDVの生活必需品セクターの株です。

生活必需品の株
P&G(PG)

フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)

コカ・コーラ(KO)

これらもコロナショック前の高値を更新しており、今後も上昇が見込めます。

2022年後半からは下落していますが、このセクターの株も長期では期待できそうです。

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【Q&A】HDV取引での疑問に回答

次に、HDVに関する疑問に回答します。

これからHDVに投資を考えている方は参考にしてください。

どこの証券会社で取引ができる?

HDVはauカブコム証券で取引できます。

ここには他にも高配当など人気の銘柄があり、定番のVTI、VOO、QQQなどもそろっています。

また、米国株以外に投資信託や債券、REIT、FXなどの取引もでき、選択肢が広がります

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いくらから取引ができる?

HDVは日本円で13,000円ほどで取引できます。

執筆時点でSPYDは1株98.3ドルで、ドル円の為替レートが133円なので、13,000円ほどで売買ができます。

auカブコム証券なら1株から取引できます。

おすすめの投資方法は?

HDVのおすすめの投資法は長期視点でドルコスト平均法でコツコツ積立することです。

SPYDは長期では上昇を続けていて、今後も銘柄の入れ替えなどで、上昇を続ける可能性もあります。

短期では含み損も抱えますが、長期視点で考え、買い付け単価を平均化していくと利益も狙えるかもしれません

理想は暴落時などに多めに買うことで、そうすれば買い付け単価を安く有利にできます。

米国株が好調な時に一気に買うと、暴落時で損が増えやすいので注意です。

【まとめ】HDVの将来性は有望?儲かる?

最後に大事な点をまとめます。

記事の要点まとめ
・HDVは、高配当な米国株ETFとして有名で配当利回りは約3.7%

3ヶ月ごとに分配金が出る

・約70銘柄で構成される

主要銘柄はエネルギー、ヘルスケアの銘柄が多い

・主要銘柄には不安な銘柄もある

1株13,100円ほどで取引できる

HDVはauカブコム証券で取引でき、1株単位で少額で始められます。

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