この記事では、イギリスの株価指数に連動する銘柄「FTSE100(イギリス100)」について解説します。
「配当を多くもらえると聞いたけど、実際どう?」「値動きで損しないの?」と思っている方は参考にしてください。
FTSE100の今後の予想や、これまでの価格推移から値動き要因などをまとめていきます。
・日本でいう日経225のようなもの
・ユニリーバなど日本でも有名な企業も含まれている
・レバレッジを10倍までかけて取引可能
・FTSE100は今後も長期ではゆるやかに上昇すると予想されている
・ただ、これから数年は下落の可能性も
・FTSE100の取引をするなら「FOREX.com」がおすすめ
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この記事の目次
FTSE100とは?
FTSE100とはイギリスの株価指数のことで、ロンドンの証券取引所に上場している銘柄を100社集めています。
FTSE100の読み方は「エフティーエスイーひゃく」です。
イギリスを代表する銘柄が100社選ばれており、それを指数化したものがFTSE100です。
日本にも同じような株価指数として日経225があり、日経225では日本を代表する上場企業の銘柄が225社選ばれています。
FTSE100を構成する銘柄には、シャンプーメーカーのユニリーバなど世界を代表する企業があります。
FTSE100の特徴・メリット
次に、FTSE100の特徴・メリットを紹介します。
以下の特徴を覚えておきましょう。
・少ない資金で取引が可能
・分散投資ができる
・配当利回りが比較的高い
それぞれ解説します。
レバレッジをかけられる
FTSE100では、まずレバレッジをかけられるのがメリット。
FTSE100はCFD銘柄なので、レバレッジを最大10倍までかけられて、少額から大きな利益も狙えます。
ただ、レバレッジをかけるほどリスクは高まり、損した時の額も大きくなるので注意が必要です。
ロスカットなどで損しないためにも、レバレッジはなるべく3倍以下に抑えるのがおすすめです。
少ない資金で取引が可能
FTSE100ではレバレッジを最大10倍までかけられるため、少額でも投資を始められます。
必要な最低証拠金は数千円でもOKで、少しの資金でも投資ができます。
ただ、数千円で投資していると、ロスカットで損する可能性があるので、資金には余裕を持つのがおすすめです。
口座には10万円ほどは入れておきたいところです。
100銘柄に分散投資ができる
FTSE100では、イギリスの有望な100銘柄に分散投資できるというメリットもあります。
株では、1つの会社だけに投資をしていると、その株が暴落した時に損をしてしまいます。
しかし、FTSE100のように100社の株に分散投資できていれば、1社の株が暴落しても、他の株の値上がりで損を防げます。
そもそも、FTSE100の100銘柄は投資のプロによって厳選されており、株価上昇が狙える銘柄でもあります。
そうした有望銘柄にまとめて投資できるのは、FTSE100のメリットです。
配当利回りが比較的高い
FTSE100は配当利回りが高いことも魅力です。
FTSE100を買っていると定期的に配当をもらえて、そちらでも利益を狙えます。
・NYダウ:2.4%
・FTSE100:3.4%
他の株価指数の銘柄を買っているよりも多くの配当をもらえて、長期保有にもFTSE100は向いています。
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FTSE100(イギリス100)のデメリット
次に、FTSE100のデメリットを紹介します。
以下のデメリットも知っておきましょう。
・レバレッジをかけすぎるとロスカットになる可能性がある
・イギリスの情報が手に入りにくい
それぞれ解説します。
値動きで損をする可能性もある
FTSE100では値動きで損をする可能性もあります。
以下のFTSE100のチャートを見てわかる通り、コロナショックでの暴落以降、FTSE100では過去の最高値を更新できていません。
2018年や2019年に高値を記録しており、その頃に買っていた人は今だに含み損を抱えています。
アメリカの株価指数ダウやS&P500、ナスダックと比べると上昇しづらいので、こういったリスクも覚えておきましょう。
レバレッジをかけすぎるとロスカットになる可能性がある
FTSE100ではレバレッジを10倍までかけられますが、10倍近くまでかけすぎるとロスカットで損をすることもあります。
特にコロナショックのような暴落があると、一瞬でロスカットされ大損をする可能性もがあります。
ギリギリの資金管理で運用していると損をする可能性も高くなるので、レバレッジは高くても5倍までにおさえましょう。
理想は3倍以下で運用することです。
イギリスの情報が得にくい
FTSE100への投資では、イギリスの情報が得にくい点もデメリットです。
日本株や米国株への投資では、日本やアメリカのニュース配信が多く情報を得やすいです。
しかし、イギリスに関するニュースは日本やアメリカと比べると少なく、情報を得づらいです。
値動きに関する大事な情報があってもチェックしづらいので、日経やダウと比べるとデメリットがあります。
もし情報収拾したいなら、現地の英語ニュースをチェックする必要があり、ハードルが高いです。
FTSE100を取引できる証券会社
次に、FTSE100を取引できる証券会社FOREX.comについて紹介します。
おすすめ度 | ★★★★★ |
使いやすさ | A |
安全性 | A |
レバレッジ | 最大10倍 |
FOREX.comの運営はストーンエックス フィナンシャル株式会社で、米国StoneXグループの日本法人です。
日本国内の第一種金融商品取引業者で、StoneXグループは、金融市場で100年以上の実績を持ち、米国NASDAQ株式市場の上場企業。
FOREX.comはFTSE100以外にも主要な株価指数の取引ができ、FXの取引もできます。
レバレッジを1000倍までかけられるノックアウトオプションも用意されており、チャンスが多いです。
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FTSE100のこれまでの価格推移
次に、FTSE100のこれまでの価格推移を紹介します。
これまでの動きを見てみると、長期では右肩上がりで伸びていますが、何度か大きな下落もあります。
2022年はイギリスでの連続利上げがあり、その時にも下落しています。
FTSE100では今後も上昇を続ける保証はないので、買う際は注意が必要です。
過去の相場から暴落要因を知る
では次に、過去の大きな相場からFTSE100の下落要因を紹介していきます。
これを知っていれば、今後の下落にも備えられるので、必ずチェックしましょう。
上のチャートが示すように、FTSE100では過去に5回の大きな下落相場がありました。
・2008年:リーマンショック
・2015年:チャイナショック
・2016年:イギリスのEU離脱
・2020年:コロナショック
それぞれについて、これから解説していきます。
2000年:ITバブルの崩壊
2000年ごろ、ITバブルの崩壊があり、IT企業の株価が下がり、世界的な暴落相場となりました。
この時、FTSE100も下落し、元の値段に戻るまでに数年かかりました。
世界的な不況や暴落があると、FTSE100は過去最高値まで戻るのに数年かかる傾向があります。
2008年:リーマンショック
アメリカのリーマン・ブラザーズが経済破綻したことで、世界的に株価が暴落しました。
この時もFTSE100に影響が出て、下落しました。
2015年:チャイナショック
2015年は中国株が一斉に暴落し、世界中の企業の株価も下落しました。
ただ、ITバブルの崩壊やリーマン・ショックほどの下落は見られませんでした。
2016年:EU離脱
2016年、国民投票でイギリスがEUを脱退することが決まった年にもFTSE100の下落がありました。
ただ、それほど大きな下落はなく、その後は堅調に推移し、上昇していきました。
2020年:コロナショック
2020年はコロナショックで世界的に株価が大暴落し、FTSE100も大きな影響を受けました。
ITバブル崩壊やリーマンショック級の暴落となり、歴史に残るショック相場となりました。
今後もFTSE100はこのような下落があり得るので、投資する際は注意しましょう!(FOREX.comでは下落でも利益を狙えます)
FTSE100の今後の予想・見通し
次に、FTSE100の今後の予想をしていきます。
FTSE100の値動きには以下の要因が影響するので、解説していきます。
・イギリスの景気、GDP成長率
・トラス新首相の手腕
それぞれ解説します。
イギリスの政策金利
まず、FTSE100に大きく影響を与えるのはイギリスの政策金利です。
2021年からイギリスでは金利が上がっており、0.15%から3.5%まで上昇しています。(2022年時点)
2023年末までに5.2%まで上昇する可能性もあり、FTSE100の株価で考えるとネガティブ要因です。
基本的に金利が上がると株価は上がりにくくなるので、こういった点で今後FTSE100は下落するかもしれません。
イギリスの景気、GDP成長率
今後イギリスでは景気後退(減速)が予想されており、FTSE100の下押し材料となっています。
2022年は電気・ガス代が50%以上値上げされ、増税が同時に起きたため、国民の可処分所得は1950年代以来、最悪の状況となっています。
また、イギリスではクレジットカードによる借り入れもかなり増えています。
その上で、イギリス経済を支える住宅市場も心配。
直近の住宅ローン承認件数は大きく低下し、家の購買数が減少する見込みです。
FTSE100は2024年まで下落?
このような状況から、今後はイギリス経済の停滞が予想されています。
GDP成長率についても不安がありますから、FTSE100にとって厳しい状況が続きそうです。
2023年〜24年くらいでは下落を想定していた方がいいかもしれません。
トラス新首相の手腕
今後は、イギリス新首相のトラス氏の政策もFTSE10価格に影響します。
2022年9月に、ジョンソン首相の後任としてトラス氏が首相になり、その手腕に注目が集まっています。
トラス氏が景気後退を止め、物価やエネルギー価格の上昇にうまく対応できれば、FTSE100も上昇するかもしれません。
イギリスでは賃金上昇率がインフレ率に追いつかない中で、労働者のストライキも複数予定されています。
こういった状況を打破できれば、FTSE100で上昇も見込めます。
FTSE100に投資する際の注意点
次に、FTSE100に投資する際の注意点も紹介します。
損しないために、以下の点も覚えておきましょう。
・イギリスの大事な情報もチェックする
・為替レートもチェックする
それぞれ解説します。
暴落を想定しレバレッジをおさえる
紹介してきた通り、今後FTSE100では暴落も想定されるので、レバレッジは3倍以下におさえましょう。
レバレッジを5倍以上で運用していると、ロスカットで損をする可能性があります。
損をしないためにも無理な取引は控えましょう。
イギリスの大事な情報もチェックする
FTSE100に投資する際は、イギリスの大事な情報も必ずチェックしましょう。
特にGDPなどの経済指標、新首相の政策、政策金利などは要チェックです。
時には英語の記事を翻訳して情報を得る必要もあるかもしれないので、こういった点も覚えておくといいです。
為替レートもチェックする
FTSE100はポンド建ての投資となりますので、かならずポンド円相場も見ておきましょう。
ポンド円の為替レートによって、FTSE100も上下に動きます。
ポンド高はFTSE100の上昇要因、ポンド安はFTSE100の下落要因です。
FTSE100を取引できるFOREX.comではFXの取引も可能で、ポンド円などのレートも簡単にチェックできます。
口座を持っておくと便利なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
【まとめ】英国のFTSE100は儲かる?大損?
最後に大事な点をまとめます。
・FTSE100は配当利回りが高い
・レバレッジを10倍までかけて取引できる
・今後下落する可能性があるので、注意が必要
FTSE100はFOREX.comで取引でき、10万円のキャッシュバックがありお得です。
まずは無料で口座を作っておきましょう!