この記事では、韓国ウォン/円の特徴やFXの取引ができるおすすめFX会社を紹介します。
韓国ウォンのメリット・デメリットやスプレッド、スワップポイントなどの情報が気になっている方は参考にしてください。
・韓国経済に不安があり、今後はウォン安(下落)も
・韓国ウォン価格は米中問題、中国の経済に影響される
結論、韓国ウォン/円は国内でSBI FXトレードとIG証券の2社でしか取り扱っていません。
スプレッドが狭いのはSBI FXトレードで、1通貨から取引でき、10円からFXを始められます。
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韓国ウォンの特徴は動画でも解説してるので、ぜひチェックしてください。
この記事の目次
韓国ウォンの特徴を解説
韓国ウォンはマイナー通貨であり、あまり値動きが大きくないです。
2023年2月17日時点の韓国ウォン/円のレートは、0.1015円で、1通貨あたりの値段が安いです。
韓国ウォンは米ドルやユーロなどと比べると情報量が少なく、あまり情報を得られないデメリットもあります。
コロナの影響や政策金利も解説
韓国ウォンを取引する上では、以下の情報を必ずチェックしておきましょう。
・政策金利は3.5%
・長期で見ればウォン安で動いている
それぞれ解説します。
コロナ不況から経済が回復中
韓国では2020年のコロナショック以降、経済が停滞しました。
そのため、金融面では利下げを実施し、量的緩和の政策を導入しました。
財政面でも、中小企業向け減税など、大規模な財政出動を実施。
その効果もあり、GDP成長率はコロナ前の水準に回復しています。
GDP年間成長率も伸びており、失業率もコロナ後は改善され、景況感は過去にないほどいい数字となっています。
2023年2月までに、金利を3.5%まで上げており、今後は3.75%までの利上げも見込まれています。
為替相場の値動き(KRW/JPY)
韓国ウォン円のチャートは下記の通りです。
2020年以降は、コロナウィルスの影響によりウォン安・円高となりましたが、その後はウォン高で上昇しています。
2023年は、対米ドルと対円でウォン安の傾向です。
今後は、韓国経済が持ち直すことも想定され、レンジ(もしくはややウォン安)で動くことが予想されます。
韓国経済が復活する理由
韓国ウォンが持ち直すと予想する理由は、コロナ収束とともに韓国の企業が持ち直し成長するはずだからです。
韓国の代表的な企業であるサムスン電子やLG電子の株価は持ち直しつつあります。
その要因は、テレワークの浸透など世界的なIT技術の需要の高まりから。
韓国ウォン/円は今後どうなる?
特に、サムスン電子の時価総額は韓国株式市場の約3割を占めるため、サムスン電子の復活は韓国経済にとって大きなプラスです。
しかし、この状況が為替相場では織り込まれておらず、下振れリスクはそれほど大きくありません。
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韓国ウォンに影響を与える外的要因
韓国ウォンの為替相場では、好材料がありながら、それが反映されていません。
その理由は、韓国ウォン相場は外部要因で大きく動くからです。
そして、韓国ウォンに影響する外部要因は以下の2つです。
・中国の動向
それぞれ解説します。
米中の貿易問題、戦争
韓国ウォンを予想する上で、中国とアメリカとの関係は1番に考えましょう。
韓国は、中国・アメリカとの関係が非常に深い国だからです。
両国との貿易額も大きいですし、安全保障の問題からも密接なつながりがあります。
米中の貿易摩擦はウォン安の原因に
韓国にとって最重要国である中国とアメリカが対立してしまうと、韓国ウォンでは大きな影響を受けます。
米中貿易摩擦が2018年に起こった時は、不安からウォン安(下落)となりました。
今後も米中戦争のリスクはあるので、警戒が必要です。
中国は韓国の主要な貿易相手国
貿易という点でも、中国との関係性は大事です。
中国は韓国の主要な貿易相手国だからです。
例えば中国向けの輸出は、全体の34%強を占めますし、国内総生産(GDP) も10.5%が中国向け。
とても依存度が高く、韓国経済は中国経済に大きな影響を受け、ウォン相場も同様です。
中国の動向が大事
今後の韓国ウォンの動きを予想する上で、今後の中国の動向を知るのも大切です。
直近では、中国経済が堅調であり、これから韓国にもいい影響が出てくるかもしれません。
中国の不動産業のバブル崩壊でマイナスの影響はありますが、先進国の中では中国はまだまだ成長中。
今後は中国経済の刺激策も予定されており、韓国ウォンの支援材料になるかもしれません。
【2023年】FX韓国ウォンの今後の予想
2023年の韓国ウォン相場は、対米ドル・対円でも上値の思い展開となりそうです。
なぜなら韓国ウォンは利上げが織り込まれ、買われ過ぎている状態だからです。
韓国では2021年の5月あたりから利上げが観測・期待され、買われていき、高値をつけました。
それ以降は、2021年8月の利上げ時も高値を超えることなく、2021年の5月が最高値となっています。
これは利上げサイクルに入った通貨の宿命で、これからも最高値を超えるのは難しいと考えられます。
これからはウォン売り(米ドル買い、円買い)
逆に、日本ではまだ利上げしていないので、ウォンよりは日本円の方が買われやすいです。
2022年は先進国の主要国で連続利上げがある中、日本ではまだ利上げがありません。
今後、日本でもインフレが進み、利上げが期待されれば、ウォン売り・円買いでウォン安に進むと想定されます。
2023年以降は、韓国ウォン/円で円高を想定し、売りを狙っていくのが1つの戦略です。
韓国ウォンFXを取引できるFX会社一覧
ちなみに、韓国ウォンでFXができる会社は少ないです。
韓国ウォン/円で取引できる会社は、SBI FXトレードとIG証券のみ。
それ以外のFX会社では、取り扱いがありません。
韓国ウォンのFXスプレッド比較
IG証券とSBI FXトレードの韓国ウォンのスプレッドは以下のようになっています。
SBI FXの方がずっとスプレッドが狭く、他の通貨でも最狭水準です。
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▼他の通貨ペアのスプレッドについては以下の記事をご参考ください。
韓国ウォンを取引する際のおすすめFX会社
次に、韓国ウォンを取引する際のおすすめのFX会社を紹介します。
韓国ウォンで有利に取引したい方は参考にしてみてください。
SBI FXトレード
SBI FXトレードでは、1通貨から韓国ウォンを取引でき10円以下でトレードが始められます。
スプレッドも最狭で、スワップポイントの受け取り量も多いです。
上場企業のSBIグループの運営。今ならお得なキャンペーンで5万円もらえるので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
▼SBIFXトレードの評判については以下の記事をご参考ください。
IG証券
IG証券はSBI FXトレードよりスプレッド広めですが、100もの通貨ペアがあり、選択肢が多いです。
バイナリーオプションやノックアウトオプションもあり、いろんな方法で利益を狙えます。
マイナー通貨や株、原油などで利益を狙いたい方におすすめです。
▼IG証券の評判については以下の記事をご参考ください。
韓国ウォンFXのメリット
次に、韓国ウォンFXのメリット2つを紹介します。
・スワップポイントでも利益を狙える
それぞれ補足します。
なじみがあり、国内状況をイメージしやすい
韓国は日本の隣にあり、文化や経済状況など情報が入ってきやすく、なじみがあります。
日本にも製品を販売しているサムスンやLGなども身近な存在であり、経済状況が読みやすいです。
FXで人気のトルコリラなどの新興国と比べると、情勢もわかりやすく、情報という点ではメリットがあります。
スワップポイントでも利益を狙える
韓国の政策金利は3.5%で、日本の政策金利は-0.1%ですから、韓国ウォン/円で買っていると毎日スワップポイントを受け取れます。
信頼度の高い国の通貨でレバレッジ1倍でも年利3.6%ほどを狙えます。
まったりトレードしたい人にとって金利収入はメリットと言えます。
韓国ウォンをFXで取引する際のデメリット
次に、韓国ウォンでのFX取引のデメリット2つを紹介します。
・取引量が少なく、流動性が低い
それぞれ解説します。
過去に通貨危機を経験している
韓国は過去に通貨危機を2度経験しています。
1997年のアジア通貨危機と2008年のリーマンショック直後に起きた通貨危機です。
同様のショック相場が今後も起こる可能性はあり、警戒しておくに越したことはないです。
韓国に先進国ほどの信頼感がないことも覚えておきましょう。
取引量が少なく、流動性が低い
韓国ウォンはマイナー通貨であり、取引量がメジャー通貨より少なく流動性が低いです。
こういった通貨では、荒い値動きになりがちで、レバレッジをかけ過ぎていると思わぬ損をすることもあります。
取引するなら、レバレッジは5倍までに抑え、資金管理・リスク管理をしっかりしましょう。
韓国ウォンで為替取引するときの注意点
韓国ウォンで取引する際は、スプレッドの広さや値動きが急変する可能性に注意しましょう。
メジャー通貨である米ドルやユーロに比べると、値動きも荒いので、しっかり情報を収集し分析もしましょう。
難しいので、初心者にはあまり向かない通貨です。
まずは主要通貨の米ドルやユーロ、日本円がおすすめです。
【まとめ】韓国ウォンドルでも外貨トレードできる
韓国ウォンは取り扱いのFX会社が少なく、SBI FXトレード、IG証券で取引できます。
スプレッド最狭はSBIで、1通貨から取引でき、10円から外貨運用を始められます。
AI予想もあり、今なら限定キャンペーンで5万円もらえるので、まずは無料で口座を作っておきましょう!