ロボアドバイザーとは自動で長期の資産運用をしてくれる便利な仕組み(楽天、THEO、ウェルスナビ、投信工房を比較)

毎度どうも。タクスズキ(@TwinTKchan)です。「ウェルスナビ」のセミナーに行って以来、かなりロボアドバイザーが気になっています。

セミナーに参加して、これから年金がもらえなくなる時代に、こうしたサービスを使って自分でお金を用意しておくのは絶対必要になると思いました。

そこで、他の競合サービスがどんなもんか調べてみました。なので、その辺の知識をまとめてみます。

記事の目次

気になるところから読んでみてください。

ロボアドバイザーとは?
ロボアドバイザーのメリット
ロボアドバイザーを使う上での注意点
ロボアドバイザーの実績
ロボアドバイザーの比較表
おすすめのロボアドバイザー

ロボアドバイザーとは?

そもそも、ロボアドバイザーとはなんですか?という人も結構いると思うので、まずは用語の解説をします。

ロボアドバイザーとは、ロボットが自動で長期資産運用をしてくれるサービスのことです。

最近は、ロボットが速報記事を書いて、Webメディアにニュースとして載せる動きが出ていますが、投資の世界でもそういったロボットによる自動化が起きているのです。

長期運用中のリバランスは大変

従来、人間が長期の資産運用をするとなると、以下の作業をしなければいけませんでした。

・証券会社で口座を作る
・自分で投資信託などの金融商品を選んで資産配分を決める(ここで8~9割が決まるから、かなり大事)
・ほったらかしではダメなので運用成績に応じて、リバランスする(自分で資産を売買してチューニングする)
・これは20~30年の長期でやる

これは、やってみるとわかるそうですが、かなり骨が折れる作業みたいです。というのも、人間は感情に左右されて正しくない判断をしてしまう生き物だから。

人間の脳は投資に向いてない

これはウェルスナビのセミナーで、ウェルスナビの運営会社CEOから語られたことなんですが、人間の脳は投資に向いてないのです。

それは、理論でなく感情で売買してしまうから。

投資の原則は、「安く買って高く売る」つまり「金融商品が値下がりしたら書い、値上がりしたら売る」というもの。

しかし、人間は自分の持っている金融商品が値下がりしてしまったら、怖くなって売ってしまうのです。(短期的な側面しか見ていない)

これは、理論とは真逆の行為です。このように、人間が投資において正しい判断を下すのは難しいのです。

リバランスもロボットに任せた方がいい

長期投資の場合、株などの個別銘柄に投資するときほど売買は気にしなくてもいいんですが、それでも定期的にリバラスをしなければいけません。(年2回がベスト。やりすぎはダメらしい)

ちなみに、リバランスとは最初に決めた資産配分をキープできるように、定期的に売買することです。

例えば、最初に「国内株40%、海外株30%、国内債券20%、外国債券10%」と決めたとします。これらはそれぞれ、時間の経過とともに価値が上下し、資産全体のいける比率が変わってしまうのです。

計画通りにお金を増やしたいなら、感情を排除する

そこで、リバランスをして当初設定した資産配分通りになるよう調整していくのです。

そして、ここでも感情が影響してくるようで、冷静に理論通りにリバランスできず、計画通りにいかないこともあるようです。

実際、ウェルスナビCEOの奥さんもリバランスに苦労しているという話がでました。

このように、長期投資をするなら、感情で動く人間の脳は使わない方がいいんですよ。

ロボアドバイザーのアルゴリズムって正しいの?

と、ここまで投資の判断は感情で動かないロボットに任せた方がいいと書いてきましたが、本当にロボに任せて大丈夫?と不安に思いますよね。

いくら感情に左右されなくても、ロボットのアルゴリズム(売買の判断をするための数式)が間違っていたら、投資もうまくいかないわけです。

でも、セミナーで話を聞いて、大丈夫だなと僕は納得しました。以下のように、信頼性のあるアルゴリズムを使っているとわかったのです。

WealthNaviでは1990年にノーベル賞を受賞したハリー・マーコビッツ氏の「ポートフォリオ理論」などに基づき、世界の富裕層や機関投資家など一部の人間だけが享受してきた高度な金融アルゴリズムによる資産運用の恩恵を、すべての人にご提供します。

アルゴリズムは大丈夫なの?

あと、サイトでは「自分たちがこういったアルゴリズムに基づいて投資をしていますよ」という文書を公開しています。

参照:ウェルスナビの運用アルゴリズム(ホワイトペーパー)

これは、アルゴリズムの正当性を訴える意味もありますが、公開することによって投資に詳しい人からのツッコミ待ちをする狙いもあるようです。

こういった話を聞いて、「ウェルスナビ」のアルゴリズムは大丈夫だろとと思うようになりました。(CEOの柴山さんが誠実そうで、そこにも惹かれた)

ということで、早速ウェルスナビに100万円入金して、運用を始めました。

参照:ウェルスナビに登録&口座開設の申し込み、マイナンバーカードのアップロード&入金までの手順

ロボアドバイザーのメリット

これまでもメリットは書いてきましたが、それ以外にもメリットがあるので紹介しておきます。

メリット1. 知識が不要

これは大きいです。診断で年齢、年収、保有資産などを入力し、リスク許容度を決めればあとはロボットが自動で金融商品を買ってくれます。

これのおかがで、勉強してから商品を選定する手間がなくなるのです。

もちろん、ETFなど金融商品への基礎的な理解は必要です。ですが、これまでのような投資すべき商品の見極めは不要になるのです。

過去に、投資の世界で有名な方がおすすめする商品を買おうと思ったこともありましたが、それが本当にいいかは見極められなかったんですよね。

そして、結局投資をせずに終わっていました。このような機会損失を防げるのはロボアドバイザーを使うメリットでしょう。

参照:「20代からの個人の資産運用」カテゴリー

2. 個別銘柄のように一喜一憂する必要がない

これは、「長期投資」の話になってしまいますが、長期でお金を増やすことを前提にするため、短期間の価格の変動に一喜一憂する必要がなくなります。

FXや株式の個別銘柄がわかりやすいですが、あれは短期で根が動くので、常に数字を見ていなければなりません。(だから、やめた)

これは僕のような自営業やサラリーマンはかなりきついですよね。でも、長期投資なら長いスパンで評価するため、一時的な落ち込みがあったも、気にせずに投資を続けることができるんですよ…

リーマンショックの落ち込みは数年で回復

このようなことは前述したウェルスナビのセミナーでも語られました。金融危機が起きても、長期投資であれば、一時的な損失も数年でカバーできるのです。

こうなる理由は全部理解できなかったんですが、ざっくりこういうことです。

・そもそも値動きが逆の商品をいくつも買っておく(リスク分散)
・リーマンショックなどのように、価格が下落した商品が出たら、安くなった時に買う(価格が上がる消費もあるので、それは売る)
・しばらくして、安く買えたものの値段が上がって来たら、また売って儲けを出す

こんな感じです。こうした長期的な視点があれば、短期で落ち込んだり、喜んだりすることなく投資をしていけるわけですね。

3. すべての作業を自動化してくれる(税金関係も)

前半でもちょろっと触れましたが、ロボアドバイザーなら金融商品の選定、そのバランス、運用中のリバランス(チューニング)、積立、分配金の再投資などを自動でやってくれます。

ウェルスナビの運用サイクル

また、デタックスと呼ばれる税金の最適化もロボットがやってくれます。人間は、まさに「ほったらかし」でいいわけです。

これなら、日頃仕事で忙しい方も資産運用を行うことができますよね。

ロボアドバイザーを使う上での注意点

ただし、注意点もあります。(ここはメリットよりも大事。絶対に呼んでください)

それは、以下の2点。

・お金が増えない可能性もある
・ロボアドバイザー運営会社がなくなることもある

アルゴリズムがすごいと言えども

「ノーベル賞」のように、権威のあるアルゴリズムを使っていると言っても、預けたお金が確実に増えるわけではありません

あくまで「理論上」の話です。

なので、運用実績が理論上の金額を下回ることだって考えられます。また、運用後に元本割れ(運用資金を下回る)することだって考えられます。

なので、ロボアドバイザーで長期投資をする際は、貯金つまり余剰金で行う必要があります。(オカンが余っていないならやらなくていいです)(自己責任という前提も理解して起きましょう)

一般的に1~2年の生活費は貯金しておいて、それ以外の余ったお金を投資に回すといいと言われていますね。(僕はそうしています)

運営会社がつぶれたら、なくなったらどうする?

あと、運営会社がなくなるリスクも把握しておかなければなりません。

そうなった場合、自分が預けていた資産はどうなるかというと。ちゃんと守られるそうです。

「もし運用会社が倒産したら?」と心配になるかもしれない。

 個人投資家から預かった運用資産は、会社の資産とはまったく別に管理される。万一の場合にも、運用資産は守られる。

参照:「ロボアドバイザー投資」のメリットと落とし穴 (2/2) 〈週刊朝日〉|dot.ドット 朝日新聞出版

この辺は、公式サイトのQ&Aに記載がなく、問い合わせ中ですが、返答があればまた追記します。

このように、2つのリスクを知った上で、ロボアドバイザーを使い始めましょう。

ロボアドバイザーの実績

僕もそうでしたが、ロボアドバイザーを使う上で不安なのが、実績が少ないこと。日本でリリースされたばかりのサービスですから、これはしょうがないことですね。

こうした不安を取り除くには、まず少額で実験してみるのがいいですね。

「ウェルスナビは100万円から」と銘打ってますが、実はSBI証券口座を介した「WealthNavi for SBI証券」だと最低投資金額は30万円になります。

なので、ウェルスナビを使ってみたいからはぜひ。

なお、ウェルスナビの運用実績は以下の記事に書いた通り。2ヶ月で35,880円増えました。

参照:評判通り?ウェルスナビの実績を公開してみる。まずは100万円と毎月積み立てでスタート

>>
>>ウェルスナビを使ってみる

ロボアドバイザーにおける手数料(運営会社の儲け)

最後に細かいお話を。ロボアドバイザーを使う上でかかる手数料についてです。これはサービスによって変わります。

ウェルスナビの場合は、預り資産への1%の手数料のみ。

手数料:預り資産にしか連動しない。手数料(為替、売買)では発生しない。それで発生させると、お客さんの資産が減っても取引をすれば、会社が儲かる構図になる。

そういった誘惑にかられないように、資産に連動するものだけ。スイスのプライベートバンカーが考えた仕組み。

参照:「人間の脳は長期分散投資に向いてないからロボに任せる」@ロボアドバイザー「ウェルスナビ」のセミナー

手数料体系は明快です。預かり資産の年率1%(税別)、3,000万円を超える部分は年率0.5%(税別)のみ。取引ごとの手数料は一切ありません。

また、WealthNaviは独立性を保つために、資産運用会社からの手数料や広告料を一切受け取っておりません。

全ての運用会社の商品を平等に扱い、資産規模や流動性、コストなどの客観的な基準に基づいて銘柄を選定しています。

このように、ウェルスナビ側の儲けは「預かりによる手数料」なのですね。

ロボアドバイザーの比較表

こんな感じで、ロボアドバイザーの概要がわかったところで、いろいろ調べた中でいい感じと思ったロボアドバイザーの情報を一覧表でまとめてみます。

特徴 手数料
(年率)
初期投資
ウェルスナビ 資産配分決め、リバランス、
税金周りの処理が全て自動
預けた資産の1%
3千万円以上なら0.5%
100万円〜
THEO 資産配分決めは自動だが、積立機能あり 預けた資産の1% 10万円〜
投信工房 手数料が最安 預けた資産の0.392% 初期投資1万円~
積立投資は 500円~
楽ラップ 運用実績が公式サイトで
公開されている
預けた資産の0.99% 10万円~

おすすめのロボアドバイザー

いままで、ウェルスナビ、THEO、投信工房を使ってみましたが、一番おすすめできるのは「ウェルスナビ」です。

その理由は、積立もできてそのための準備も簡単で、サイトも使いやすいからです。

まず、積立ですが、THEOは積立できず一括購入のみ。[追記]THEOでも積立できるようになってました。

投信工房は、一応積立できるんですが、そのための作業・手続きがめんどくさいんですよ。(銀行口座からの振替ができない)

その点、ウェルスナビは銀行口座から定期的に積立をできるので、かなり便利なんですよね。

ウェルスナビはサイトがダントツで使いやすい

ネットでの資産運用では、「どこから商品を購入すればいいか」「どこから運用状況を確認できるか」「どこからポートフォリオをチェックできるか」がわかりやすくないといけないです。

実際に使ってみて、こういった使い心地でストレスのあるサービスは、残念に感じます。(投信工房のサイトがそうなんですよね)

逆に、ウェルスナビのようなベンチャーが運営するサイトは自社に開発する人間がいるからなのか、使いやすいです。

こうした点からもウェルスナビがおすすめと言えるのです。

なので、いいなと思った方はウェルスナビを使ってみてください。


>>ウェルスナビを使ってみる

ウェルスナビ以外のロボアドバイザー

では、メインとなる「ウェルスナビ」を紹介したところで、他のロボアドバイザーのサービスも紹介しておきます。

THEO(テオ)

ロボアドバイザー「テオ」

THEO(テオ)は初期投資額10万円から始められます。初期投資額がウェルスナビより安いので、気軽に始められますね。

ウェルスナビ同様、資産配分、ポートフォリオの組み換え(リバランス)もで行ってくれます。(ただし、リバランスは毎月)

こちらも手数料は、年率1.0%(税別)。売買などの取引では手数料はかかりません。この辺もウェルスナビと同じですね。

あと、ウェルスナビのような診断があり、それをもとに運用していくプランを決められます。

【追記】積立機能も始まる

積立機能は、管理画面の「メニュー」>「入金」から行えます。

theoに積立入金

ここで、積立金額、引き落とし口座を登録していきます。

theoで積立金と口座を登録

積立は、1万円から。それ以降は1000円単位で積み立てることができ、オプションでボーナス月の積立も可能です。

なお、積立(口座振替)の設定は、金融機関ごとのサイト(THEOの外部サイト)で行なっていきます。

そこで、手続きが終わると、画面左上に以下のような表示がされます。

theoで引き落とし口座の手続き完了

ということで、THEOでも1万円の積立を始めました。

スクリーンショット 2017 05 29 16 57 54

この実績も追記していきます。なお、現時点(運用開始して7週間で1,866円増えています)

楽ラップ(楽天証券)

楽天証券の楽ラップ

楽ラップも10万円から始められて、無料診断で資産配分を決め、その後のリバランスもやってもらえます。

参照:資産運用コースを提案してもらえる楽天証券のラップサービス「楽ラップ」の無料診断を受けてみた

低コストが売りだが、、

あと、ウェルスナビ、THEOとの違いは「投資信託(インデックスファンド)」で運用していくこと。(ウェルスナビ、テオはETF

楽ラップでは本当の低コストを実現するため、低コストインデックスファンドを活用します。
ETFの方がインデックスファンドよりコストが低いという概念を覆します。

対象の商品の種類が違うためか、手数料は上記2つより若干安いです。(ですが、そんなに変わらないので大きな差別化にはなってませんね)

楽天証券の楽ラップ

楽ラップの実績が公開されている

ちなみに、楽ラップのサイトではサービス開始時(2016年7月4日)からの運用実績が公開されています。(開始日が10000という基準になっている)

楽ラップのコースの運用実績

コースは以下の通り。

楽ラップのコース一覧

株の比率が高いコースほど、ハイリスクハイリターンになってますね。2017年初頭は株価上昇の恩恵を受けて、株比率の高いコースの成績が良かったようです。

まぁ、これまた短期で気にしてもしょうがないですが、こういった要因があるとコースによって成績に差が出ていくことは知っておくべきでしょう。

楽天にはロボアドバイザーが複数ある

楽天は、2017年5月27日から別のロボアドバイザー「ロボのぶくん」を提供するようですね。

これは、簡単な質問に答えるだけで、2400本を超える投資信託の中からお客さんにぴったりな投資信託を提示するもの。

投資初心者向けで、気軽に使ってもらえるようにスマホ専用のサービスだそうです。

自動でFXの取引をしてくれるロボアドバイザーも

他だと、FXの分野でもロボアドバイザーのサービスを始めるそうです。それが「楽天RoboX」。内容は以下の通り。

簡単な質問に答えると、RoboXがお客様の投資スタイルに合った売買ストラテジーを提案し、自動でFX取引を行います。楽天RoboXではチャートを分析したり見続けたりする必要はありません。

忙しい方でも気軽にFX取引を始めることができます。

ウェルスナビのセミナーでも語られましたが、人間の脳は投資に向いていません。

なので、合理的な判断をするためにはこういったロジックだけに頼るサービスも必要なんでしょうね。僕は一喜一憂するのが嫌なので、FXはやりませんが。

楽天のFXのロボアドバイザー

このように、ロボアドバイザーがいろんな分野にも取り入れられています。

クロエ(旧:8 Now!(エイト証券)

こちらはアプリで1万円から資産運用を始められるようです。

「手数料体系は、年間ポートフォリオの評価額の0.88%(税抜・年率)をいただくのみ」とのこと。

手数料は安いんですが、サイトを見た感じ、直感的にヤバさを感じたのと、PCから始められないのがネックで運用はまだ先かなという感じです。

ウェルスナビなどの運用実績も追記していきます

他にも、「ロボアドバイザー」と呼ばれるものもあるようですが、紹介して来た4つのように資産配分からリバランスなどを自動で一元管理してくれるものはないようです。


>>ウェルスナビを使ってみる

あと、THEO(テオ)の実績ですが、3週間で257円のプラス(ドルだと1ドルのプラス)です。

こういった実績は順次、追記していきます。

資産配分リバランスを一括でしてくれないロボアドバイザー

みずほ銀行:「SMART FOLIO」

みずほ銀行もロボアドバイザーをやってますね。これは、体験版と本格的なサービスがあるようです。それぞれで使える機能に違いがあります。

みずほ銀行のロボアドバイザー
参照:みずほ銀行:「SMART FOLIO」ロボ・アドバイザー

無料診断からポートフォリオを決めてくれて、運用していくスタイル。リバランスは自動でしてくれません。リバランス案を提示され、自分で買い直していく感じだと思います。

これならバランス型投信を買った方がいいのでは?なんてことも思いました。(ロボアドバイザーブームに乗ってみた感じ?)

利用開始までに登録する要素が多い

あと、SMART FOLIOで運用を始めるには用意するものが多いです。

SMART FOLIOをご利用いただくには「普通預金口座」 と 「投資信託口座」の2つの口座開設と、「みずほダイレクト契約」をお申し込みいただく必要がございます。

この文章を目にした瞬間、登録をやめようと思いました。ウェルスナビ、THEOのようにもっとシンプルな登録システムにしてくれたらユーザーファーストだよな、と思いましたね。

手数料がウェルスナビなどと比べて高い

なお、このサービスでかかる手数料は以下の通り。

*購入時手数料(購入金額、口数等に応じ、基準価額に対して、最大3.78%(税込))

*運用管理費用(信託報酬)(純資産総額に対して、最大年率2.268%(税込))(ただし、運用成果に応じてご負担いただく実績報酬は除きます)

*信託財産留保額(換金時の基準価額に対して最大0.500%)

ウェルスナビと比べると、かなり高いですね。あそこは、預かっている資産に対して1%だけの手数料ですから。

売買に応じた手数料で怖いこと

ちなみに、みずほのロボアドバイザーのように、売買の数だけ手数料が発生するモデルの場合、掲載する必要があります。

なぜなら、(運営側としては)売買するだけでお金がとれるので、(ユーザーの利益を考えず)むやみやたらに売買を増やす方向に流れてしまう場合もあるからです。

これはウェルスナビのセミナーに参加して学んだこと。なので、この手数料をとられるサービスに遭遇したら、この話を思い出してください。

松井証券「投信工房」

こちらは松井証券が提供しているロボアドバイザー。特徴は手数料が安いこと。

みずほと違って、売買の際の手数料は発生せず、預り資産に対する手数料のみ。しかも、それも0.392%とウェルスナビの1%と比べてかなり安いです。

あと、積み立ても500円と少額から始められ、僕のような投資初心者や余剰資金の少ない人に向いてます。

自動で「リバランス積み立て」

最初のポートフォリオ決めも自動で行ってくれて、運用開始後のリバランスも自動で行ってくれるようです。

松井証券の「リバランス積立」では、保有ポートフォリオの比率を目標ポートフォリオの比率に近づけるために、必要な購入対象銘柄と金額をロボアドバイザーが自動計算して積立投資を実行します。

そのため、積立する対象銘柄や金額配分をご自身で計算する必要はありません。

参照:リバランス積立とは | 投信工房 | 松井証券

こういったウェルスナビと同等の機能を持って、手数料が1%以下と安いわけですから、現時点かなり魅力的な商品と思っています。

証券会社が運営するサービスで意識したいこと

と「素晴らしい商品だ」は言ってますが、懸念もあります。

それは、証券会社の運営するロボアドバイザーということで、その証券会社が儲かるようなアルゴリズム(計算式)でポートフォリオなどが決まってしまうのではないか?ということ。

かなりうがった見方ですが、ウェルスナビのように中立な立場(運営会社が証券会社でなく、自社で金融商品を扱っているわけでない)じゃないので、そういった意図的な操作をすることも可能なのです。

なので、松井証券の「投信工房」を利用する際は、こうした側面があることは理解しておきましょう。

【追記】投信工房は積立までの設定が面倒

松井証券で投資信託口座を開設して、投信工房を使い始めました。

参照:松井証券での投資信託口座開設に必要な作業とかかる期間(1週間ほど)

参照:松井証券のロボアドバイザー「投信工房」の無料診断で最適な資産の組み合わせをチェックしてみた

このサービスでは、積立をしたかったんですが、そのために必要な作業がかなり面倒なので、一括購入で運用していくことにしました。

口座から直接積立してくれるものではない

投信工房での積立はウェルスナビのように、自分が普段使っている口座から直接積立してくれると思っていたんですが、違ったんですよ。

松井証券の投資用口座にあらかじめお金を入れておいて、そこから振替で積立されていくのです。

これはかなり不便だと思ったので、一括入金だけにしました。

ということで、10万円ほど入金して購入し、実績が出てきたら、また追記していきます。

1週間で318円増えました。この辺の実績は、また追記しますね。

参照:松井証券の「投信工房」で10万円注文!購入方法や資産配分を決める診断についてまとめてみる

マネックス証券「マネラップ(MSV LIFE)」

マネックス証券のロボアドバイザー「マネラップ」

こちらは、1万円から資産運用を始められます。積み立てにも対応しています。手数料は預り資産に対して1%以内を目指しているそうです。

ロボアドバイザーがやってくれることは、最初の資産配分(タイプ)を決めることと、運用中のアドバイス。

タイプは以下の3つがあり、1つの講座で3つのタイプを選択して運用していくことも可能だそうです。

「ためる」タイプ:
まとまった資産を作りたい方をサポートする計画タイプです。少額から開始でき、長期かつ継続的な積立投資ができます。

「そなえる」タイプ:
「ためる」タイプと「たのしむ」タイプを組み合わせることでトータルサポートを実現する計画タイプです。

「たのしむ」タイプ:
今ある資産の有効活用をサポートする計画タイプです。現在ある資産を少しずつ取り崩しながら資産を運用できます。

参照;マネラップ(MSV LIFE) : マネックス証券

リバランスは自分でやらないといけない

なお、ロボアドバイザーは資産運用中、リバランスの提案をしてくれるそうですが、ウェルスナビんのように自動で資産配分調整をしてくれるわけじゃないそうです。

なので、他と比べると特段いいとは言えないロボアドバイザーかなと思いました。

SBI証券「FundRobo」

これは診断によっておすすめ銘柄を教えてくれるだけのロボアドバイザー。診断は無料で使えます。

SBI証券は、ウェルスナビと組んで「WealthNavi for SBI証券」(最低投資金額は30万円)を提供していますから、運用などはこっちを頼ってくれということなのでしょう。

ちなみに、診断からおすすめの銘柄を教えてくれるわけですが、それらは信用度の高い銘柄だそうです。(診断については別記事で書きます)

運用成績のいいファンドからベストを提案される

サイトにはこのように説明されていました。

☆ 資産運用の第一歩としてふさわしい優秀な運用実績を持つ投資信託をご案内します。
☆ 世界No.1の投資信託評価機関であるモーニングスター社の最新評価データを元に商品選定をします。

以下のようにフィルタリングしていくそうです。

sbiのロボアドバイザー
参照;SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)|SBI-ファンドロボ

規模は純資産残高10億円以上、運用実績として運用開始から3年以上経過しているもの、運用成績はモーニングスター社が高評価をつけたものを選んでいるそうです。

モーニングスター社は、投資家の間で信頼されうる情報を提供する会社。Facebookページもあり、早速フォローしました。

三菱UFJ国際投信「PORTSTAR(ポートスター)」

こちらも、診断によってリスク許容度を判断し、オススメのファンドを紹介するというもの。

ポートスターが提案するポートフォリオ

オススメされるのは、eMAXISシリーズの5本からと少ないです。

診断でオススメされるファンド

5本はリスクの取り方が違います。これは投資で攻めるか、安全にいくかで提案されるファンドが違ってきます。

ファンドごとにリスクが異なる

ロボアドバイザーというよりは診断テストに近いですね。自社のサービスを使ってもらうための、おまけといった感でしょうか。

東海東京証券「カライス」

こちらも、ポートスター同様、診断をしてオススメのファンドを提案してもらうというもの。質問は7問でした。

個人的には、キャンペーンで起用されているタレントが松井咲子さんで嬉しくなりました。(南キャン山里さんとの絡みが好きなのです)

診断での質問は、他のと同じように、年齢、どれくらいの資産を投資したいか、どれくらいのリスクをとってどれくらいのリターンを得たいか、商品価格が下がった時の対処法などです。

これらに答えると、投資のタイプ(攻めか守りか)、最適なポートフォリオが提案されます。そして、それに見合ったファンドが提案されます。

僕はここでもeMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー)をおすすめされてしまいましたw

カライスからオススメされたファンド

これ、証券会社は違えど、診断のアルゴリズム(計算式)は同じかもしれないですねw
やはり、診断だけの「ロボアドバイザー」は目安程度にしておいた方がいいですね。

野村証券「Funds Robo(ファンズロボ)」

こちらも診断によって、投資スタイル、リスク許容度を見抜き、オススメの投資商品を教えてもらえます。(SBIのファンドロボの名前が似ていて紛らわしいですね)

診断の質問で他と違っていたのは以下。

・あなたの年収は景気が良くなると上がりますか?
・毎年の収入はどれくらい変わりますか?
・投資したくない商品はありますか?

個別の商品を複数提案される

診断の結果は以下のようになりました。これは個別ファンドの場合の結果。

野村証券fundsroboの診断

個別だと、こんな風にたくさんの商品を提案されます。(個人でこれを買っていくのはめんどくさそう)

診断で個別の商品を複数提案される

以下は、今まで紹介してきたようなバランス型の商品1本をおすすめする際に使われた診断結果。

野村証券fundsroboの診断

ここでは、「インデックス・ブレンド(タイプⅤ)(愛称:My Funds-i タイプⅤ)」をオススメされました。

大和証券投資信託「ファンドロイド」

こちらもシンプルに診断。診断結果から、ポートフォリオを提案してくれます。具体的なファンドのおすすめはしてくれませんでした。

またもや、「ミドル型」と提案されましたね。こう言う診断を「ロボ、ロボアドバイザー」的に紹介するのが流行ってるのでしょうか?

FOLIO(フォリオ)

サービス開始はまだで、事前登録中ですが、僕が期待しているサービスです。サービスが始まったら追記予定です。

VESTA

こちらは、証券会社やウェルスナビのようにユーザーからお金を預かることなく、最適な資産運用を提案するサービス。

楽天銀行と提携して使うようですね。

過去の膨大なデータを分析し、常に景気動向を予測しており、景気が良くなりそうなときに投資をオススメし、悪くなりそうなときにはリスク投資を控えるように提案してくれるそうです。

これまで紹介してきたロボアドバイザーとは違っていて、面白いですね。

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