この記事では、松井証券のロボアドバイザー「投信工房」の評判やメリット・デメリットを紹介します。
有名なロボアド「ウェルスナビ」と手数料、成績などで比較もします。
おすすめのかんたん投資を知りたい方、ほったらかし運用で資産を増やしたい方は参考にしてください。
結論、投信工房の特徴や他のロボアドとの違いは以下の通り。
松井証券 | 他のロボアド(ウェルスナビ) | |
運用コスト | 0.1%台も可能 | 1% |
最初に必要な投資額 | 100円だけでOK | 10万円 |
最低つみたて額 | 100円 | 1万円 |
投資先 | 投資信託 | ETF |
口座開設キャンペーン | 700円分のポイントもらえる | なし |
投信工房は100円からはじめられて、ロボアドの1/10の手数料でお得で、利益を増やしやすいです。
まずは無料診断でどれくらいお金が増えるか知れるので、松井証券のサイトをチェックしましょう!
※ロボアドバイザーの仕組み自体は以下の動画で解説してるので、チェックしましょう!
この記事の目次
投信工房のメリット
投信工房のメリットは以下の通り。
・自分に合った投資信託を選んでもらえる
・手数料が安い
・自動リバランス機能もある
それぞれ解説します。
100円から少額ではじめられる
投信工房は100円から気軽に始められて、ロボアドの中で投資額が一番少なくて済みます。
ほかは10万円からとハードルが高いですが、気軽にお任せ運用を始められます。
投信工房ではかんたんな数個の質問に答えるだけで、じぶんに合う商品や資産配分を提案してもらえます。
商品を選べない初心者の方にもおすすめのサービスです。
自分に合った投資信託を選んでもらえる
長期運用では、株、債券、不動産などの資産のバランスで運用結果が大きく変わり、配分がとても重要です。
しかし、資産配分を投資の未経験者、初心者が決めるのは難しいです。
そこで、重宝するのがロボアドバイザーの投信工房の無料診断。
最適な資産配分をロボに決めてもらえるため、人気となっています。
資産配分に応じた投資信託を買ってもらえる
投信工房で提案されるのは投資信託で、たわらノーロードなど手数料が安く人気の商品です。
こういった商品を株、債券などに資産ごとに選んでもらえて、最適な配分で運用を始めらます。
メリット:手数料がとても安い
手数料が安いのも大きなメリット。他のロボアドバイザーサービスと比べて激安です。
「ウェルスナビ」の場合、預り資産に対する手数料が1%年間でかかります。
しかし、投信工房は0.1%となる場合もあり、その1/10です。
利用料と、商品の取引手数料は無料
さらに、投信工房の利用は無料。(手数料は預かり資産に対してだけかかる)
投資信託の中には、売買のたびに手数料がかかるものがあるんですが、そういった取引手数料も無料です。
このように、コストの面でも松井証券の投信工房は優れています。
自動リバランス機能もあるロボアドバイザー
他のロボアドバイザーは手数料が1%かかる分、リバランスを自動でやってくれます。
これは資産配分をキープし、運用成績を良くするために行います。
しかし、手数料の安い投信工房にもリバランス機能があり、低コストながら高機能となっています。
松井証券の投信工房すごく気に入ってます。最近自動リバランス機能がついてもう何も言うことがなくなりました。
これで20銘柄くらい毎日積立してます。とくに有利にはならないと思いますが毎日積立ってある意味究極のドルコストかもw— だい🌤️ (@elefodenu) June 15, 2018
投信工房も自動リバランス機能ついてますよ。しかも、ノーセルリバランスという課税リスクがない優れた手法です。楽ラップやウェルスナビのようなリバランス方法は課税されるリスクがありますので、長期的に考えると松井証券の投信工房の方が優れているとの考えられますね。
— 銀 (@AG79132524) November 30, 2019
投信工房のデメリット
投信工房には以下のデメリットもあります。
・スマホアプリがない
それぞれ解説します。
ログインパスワードと別で取引パスワードが必要
投信工房では、松井証券でのログインに加えて、取引パスワードを設定します。
これは出金するときなど、大事な操作をする時のみ使います。
あまり使う機会はないですが、投信工房をやめて出金するときにこれを忘れていると再設定が必要です。
一応こういった点も覚えておきましょう。
スマホアプリがない
投信工房ではスマホアプリがないのも一応デメリットです。
ただし、スマホからWebブラウザを使えば、かんたんに始められます。
投信工房の評判、口コミ
以下、いろんなユーザーからの意見です。
いまから投資を始めるなら、松井証券の投信工房をやってたかも。
ほったらかし投資。
・リスクに応じたポートフォリオを組んでくれる
・自分でポートフォリオを調節できる
・自動で積立ながらリバランスできる
・無料— マイルドインベスター (@mild_investor) May 28, 2019
このように好評ですね。
実験的に松井証券の投信工房でやってみよ。
初期投資としてまとまった額を一括ポートフォリオ買いして、MATSUI SECURITIES CARDを作って利用して松井証券ポイントを毎月eMAXIS Slim 8資産均等に追加していく感じで。
年1回の定期リバランスを申し込んでおけば完全自動化できる。 pic.twitter.com/7YzL0HmX58— ぬおー (@tadanohonedesu) January 19, 2020
松井証券の「投信工房」って、あんまり話題になりませんね。
WealthNaviより低コストなロボアドを、ずいぶん前から提供してるんですけどね。— だるまさん投信〠インデックス投資家 (@FPlogbook) March 1, 2020
松井証券のロボアド「投信工房」がおすすめな人
以下の人に投信工房をおすすめします。
・手数料の安いサービスを使いたい
・リバランスもしてほしい
・おすすめの商品を選んでほしい
・手間なく運用したい
・投資の知識がない
こういった方には投信工房がおすすめなので、詳細などを松井証券のサイトでチェックしましょう!
投信工房をオススメしない人
以下の人には、投信工房をおすすめしません。
・0.1%の手数料をかけず、じぶんで運用したい
こういった方には、ETFなどいろんな商品があり、手数料ゼロで投資ができるGMOクリック証券をおすすめします。
(ぼくも使ってしっかり利益を出せています)
公式サイトでは人気の商品もわかるので、ぜひチェックしましょう!
Q&A!ユーザーの疑問に回答
これから、ユーザーの方がもちそうな疑問に回答していきます。
つみたてNISAやイデコはできますか?
投信工房ではつみたてNISAに対応し、iDeCoは非対応です。
NISA口座で運用できるため、投信工房での利益への税金はゼロでお得です。
ポートフォリオは途中で変更できる?
投信工房のポートフォリオ(資産構成)を運用の途中で変えられます。
20代だしもっとリスクをとっていいとわかったので、債券をほぼ0にして株式の比率を増やしました。
変更は、以下のような画面で簡単にできます。
他のロボアドだと「株式多め」のようにざっくりとしか決められないんですが、投信工房だと比率を自分で設定できていいですね。
【やってみた】投信工房の運用実績
元本10万円でやってみてわかった成績(利益)は以下のとおり。
・7月28日:101,163円に(1,163円増えた)
・8月27日:100,974円に (974円増えた)
・2017年9月27日:102,317円に (2,317円増えた)
・11月30日:104,411円に (4,411円増えた)
・12月30日:105,315円に(5,315円増えた)
2018年の成績:解約しました!
・3月6日:1,330円のプラス(+1.33%)
・4月2日:2,251円のプラス(+2.25%)
・5月2日:3,433円のプラス(+3.43%)
・6月1日:2,851円のプラス(+2.85%)
・7月2日:2,667円のプラス(+2.66%)
・8月1日:3,649円のプラス(+3.64%)
・9月3日;3,438円のプラス(+3.44%)
・10月3日;4,603円のプラス (+4.6%。解約しました!)
元本よりは増えたので、売却して利確しました。(損失なしで終われた)
投信工房では無料診断で、おすすめ商品や増える額もわかるのでチェックしましょう!
投信工房の始め方、やり方の流れ
これから投信工房を使うのに必要な作業を紹介していきます。
投信工房では診断をすることで、資産配分がわかります。
年収や、どれくらいリスクをとるかによって提案される資産配分が変わります。
高リターンを狙いたいなら、株式多めで
診断結果は、5段階に分かれます。僕はリスク許容度3のバランス型でした。
(人によっては、リスクをとって大きなリターンを狙いにいくプランも提案されます)
提案された資産配分は以下の通り。
債券の比率が高めですね。
これから増えるお金をシミュレーションできる
過去の値動きを基にした利益計算もされます。
将来のシミュレーションも見ることができます。(市場の状況に応じて5段階で見ることができます)
一括購入と積立を選べる
こうした要素を見て、「この配分で商品を買おう」と思ったら、「購入」ボタンから商品を注文していきます。
この際、「一括購入」と「積立購入」が選べます。
(一括の場合、松井証券の買付余力を購入に充てます)
【積立購入】銀行口座から引き落としする方法
積立する場合は、銀行口座から松井証券の口座に定期入金して、その資金を積立にあてます。
※毎月27日(休業日の場合は翌営業日)に指定された金額を金融機関の口座から自動で引落し、証券口座に入金(振替手数料は無料)
なお、利用可能な金融機関は都市銀行、地方銀行、ネットバンクなど、全国100行以上。
定期入金サービスを使う場合、以下のようにチェックを入れ、取引暗証番号を入力し、「次へ(定期入金設定)」ボタンを押せばOK。
引落口座の登録から入金まで
次に、引き落としで使う銀行口座を登録します。(登録してない場合は入金額を決めた後に登録)
(入金額は1万円以上)
登録作業は他の金融サービスの引き落とし設定と同じ。
作業が終わると以下のように設定されます。(ぼくは1万円で登録した)
投信工房では100円から積立できる
このように設定したら、あとは積立額を決めていけばOK。
他のロボアドと違い、100円から積立できるのはメリット。(他のは10万円からとハードル高め)
積立は毎月、毎週、毎日から選べます。
以下のように少額で設定してみました。
このように、積立も100からOKで、一括購入も100円からやれる投信工房は少額で始めたい人に向いてますね。
【まとめ】投信工房では優良銘柄に投資できる
投信工房は100円からはじめられて、ロボアドの1/10の手数料でお得で、利益を増やしやすいです。
まずは無料診断でどれくらいお金が増えるか知れるので、松井証券のサイトをチェックしましょう!