この記事では、「FXの通貨強弱とは何か?」「それを利用したトレード」について書いていきます。
通貨強弱の使い方や見方、トレードでの生かし方など詳細を知りたい方は参考にしてください。
・グラフで通貨の売買のされ具合がぱっと見でわかる
・通貨強弱を活用したトレードでは、トレンドに乗った順張りトレードがある
・通貨強弱を確認できるツールはみんなのFXにある
・通貨強弱はあくまで目安で、テクニカル分析と併用する
通貨強弱は、みんなのFXで無料で確認できます。
みんなのFXでは当サイト限定のキャンペーンで最大1,010,000円もらえてお得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
この記事の目次
FXの通貨強弱とは?
まず、FXの通貨強弱について解説します。
以下の特徴があるので、ぜひ詳細をチェックしてください。
・通貨ペアのトレンドを把握できる
では、それぞれ説明します。
通貨が買われているか、売られているかがわかる
まず、FXの通貨強弱ではいろんな通貨が買われているか、売られているかがわかります。
グラフで買われている通貨と売られている通貨が一目でわかります。
たとえば、ドルが買われていればドル高(上昇)、ユーロが売られていればユーロ安(下落)になります。
通貨ペアのトレンドを把握できる
FXの通貨強弱では、通貨ペアのトレンドも把握できます。
たとえば、ユーロ/ドルで見た場合、ユーロが売られていて弱み、ドルが買われていて強い場合、ユーロ/ドルは下落トレンドになります。
通貨ペアで一方の通貨が買われていて、もう一方が売られていれば強いトレンドが発生します。
こういった時はトレンドに乗って順張りトレードすることで利益を狙えます。
同じ方向で買われていればレンジに
逆に、通貨ペアで2つの通貨が同じ方向で買われている場合、あまり大きな動きにはなりません。
通貨強弱を見ることで、トレンドが発生しているかを判断できます。
▼FXの通貨ペアについては以下の記事で詳しく解説しています
FXの通貨強弱の見方
次に、通貨強弱の見方について解説していきます。
通貨強弱はみんなのFXでチェックできるので、それを参考にして通貨強弱の見方を説明します。
みんなのFXの通貨強弱は口座開設をしないと見られないので、まだ口座開設していない方は、口座を開設しておきましょう。
通貨強弱を表示する方法
みんなのFXで、通貨強弱は情報ツールというタブから開きます。
情報ツールのタブで通貨強弱があるので、クリックして表示させます。
通貨強弱には「通貨ペアランキング」と「チャート」の2種類があります。
通貨強弱の「通貨ペアランキング」
まず、通貨強弱の「通貨ペアランキング」の見方を紹介します。
これは上の方にある通貨ペアほど買われていることを示します。
赤の横棒は買い・ロングが多いことを示しています。
この時点ではポンド/米ドルが1番強く、上昇しているということです。(ポンドが買われ、ドルが売られている)
下の方に行くと、売られていて下落している通貨ペアがわかります。
強弱を見ることで、買いポジションの多い通貨ペア、ショートで売りポジションの多い通貨ペアがわかります。
通貨強弱の「チャート」
次に、通貨強弱の「チャート」の見方を紹介します。
チャートでは現時点で1番強い、つまり買われている通貨がわかります。
各通貨が起点日より、買われて上昇しているのか、売られて下落しているのかを一目で確認できます。
時間軸は「本日」「前営業日」「1週間」「1か月」「1年」「10年」から選択できます。
通貨強弱を利用したトレード手法
次に、通貨強弱を利用したトレード手法を紹介します。
これを知ることで、売買の判断もしやすくなるので、参考にしてください。
強いトレンドの通貨ペアで順張りトレード
まず、買い・売りのどちらかで強いトレンドが出ている通貨ペアで順張りトレードをする方法があります。
例えば、強い買いが出ている通貨ペアがあれば、それは上昇トレンドということです。
なので、トレンドに乗って順張りで買うのが1つの戦略と言えます。
通貨強弱で強い売りが出ていれば、その通貨ペアは下落トレンドにあります。
こういった状態では、売りのショートで取引するのが1つの方法です。
スイスフランの動向を見てトレード
次に、通貨強弱のランキングを見てトレードする方法を紹介します。
ランキングではスイスフランに注目する方法があります。
結論、スイスフランが買われていればリスクオフなので、豪ドルやトルコリラの売り。
スイスフランが売られていれば、リスクオンなので米ドルや豪ドル、メキシコペソなど新興国通貨の買いが戦略となります。
スイスフランは世界的に不安があると買われる
永世中立国であるスイスの通貨フランは世界で一番安全な通貨と言われており、戦争やコロナショックなどがあると真っ先に買われます。
投資家がリスクを恐れて安全性の高い投資をするリスクオフの展開で、スイスフランは買われやすいです。
逆に、リスクの高い豪ドルやトルコリラなどの新興国通貨は売られやすくなります。
なので、スイスフラン/豪ドルのロング、スイスフラン/トルコリラのロングなどがトレードで有効になります。
リスクオフではスイスが売られる
スイスフランに注目する手法は、「リスクオフ」と逆の「リスクオン」の場合でも機能します。
戦争やコロナなどが終わり、世界的に投資家がリスクをとって投資するようになると、スイスフランは売られます。
なので、この時はスイスフランを売って、豪ドルやメキシコペソなどを買うトレードが人気になります。
つまり、スイスフラン/豪ドルのショートなどが1つの戦略になります。
このように、スイスフランに注目するトレード手法も覚えておきましょう。
FXの通貨強弱を使う方法
次に、ツールなどでFXの通貨強弱を使う方法を紹介します。
以下の方法を覚えておきましょう。
・MT4/MT5チャートで使う
・インディケータを使う
それぞれ解説します。
FX会社が提供するものを使う
まず、FX会社が提供する通貨強弱を使うという方法があります。
通貨強弱を提供しているのは、みんなのFXです。
ただし、会員向けに提供している情報であり、口座がないと閲覧はできません。
通貨強弱を閲覧するためには、みんなのFXでの口座開設が必要です。
口座開設は無料で終わるので、取引するつもりがなくても口座開設だけはしておくといいですよ。
当サイト限定のキャンペーンで最大1,010,000円もらえてお得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
▼みんなのFXの評判などは以下の記事をご参考ください
MT4/MT5チャートで使う
通貨強弱はMT4やMT5で使う方法もあります。
MT4のチャートでは、ccfpやMTF(Multi Time Frame)というツールで通貨強弱をチェックできます。
MT4やMT5は、アカウント登録すれば無料で利用でき、国内FX会社でも提供しているところがあります。
そういった会社で口座を開設すればMT4を無料で使えて、通貨強弱のチェックもできます。
MT4が使える会社はFOREX.comが人気でお得なキャッシュバックも開催中です。
お得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
▼おすすめのMT4が使えるFX会社については以下の記事をご参考ください
インディケータなどを使う
他には、無料のインジケータで通貨強弱を使う方法もあります。
インジケータは「Pair Strength」で探すといいものが出てくるので、取引ツールのトレーディングビューなどで探しましょう。
他には、インターネットでFX会社や金融系の情報を扱うwebページなどにも通貨強弱はのっています。
こういったものでもチェックはできるので、覚えておきましょう。
▼MT4のインジケータについては以下の記事をご参考ください
通貨強弱を活用する際のポイント・注意点
次に、通貨強弱を活用する際のポイント・注意点を紹介します。
こちらも大事なので、覚えておきましょう。
通貨ペアで見る際は、2つの通貨の強弱を見る
まず、通貨強弱を見る際は、1つでなく2つの通貨の強弱をチェックしましょう。
仮に、ドル/円であった場合、ドルが強い中で日本円も強ければ、ドル円ではあまり動きが出ません。
1つの通貨が強くても、もう一方が弱い動きをしていなければ、動きが出ず利益は狙いづらいです。
しっかりとチャンスで取引するためにも、2つの通貨の強弱を見て、トレンドが出ているかを確認しましょう。
値動きの大きい時に取引する
通貨強弱を見る際は、通貨ペアで値動きが大きいか確認し、大きく動いているタイミングで取引しましょう。
値動きが大きい時の方が利益を大きくしやすくチャンスです。
逆に、値動きの小さい時は利益を取るのが難しいので、2つの通貨の強弱を見てチャンスか判断しましょう。
値動きの大きい時間帯も知る
日本時間の16時からはロンドン時間が開き、ユーロやポンドといった通貨で値動きが大きくなりやすくなります。
8時からは東京市場が開き、円がらみのペアが動きやすくなり、21時からはニューヨーク市場が開き米ドルが動きやすくなります。
こういった時間帯の特徴も強弱と一緒に覚えておきましょう。
トレンドが続くかをチェックする
通貨強弱を使ったトレードとして、トレンドに乗る順張りトレードを紹介しました。
この順張りでトレードする際は、今のトレンドが今後も続くかをチェックしましょう。
通貨強弱だけではトレンドが続くか判断できないので、ほかのテクニカル指標を組み合わせていくのおすすめです。
トレンドが今後続かないのに、上昇トレンド中に買いでエントリーして、トレンドが終わって下落し損をすることもあります。
こうした損を防ぐためにも、今のトレンドが継続するかはテクニカル指標で分析しておきましょう。
【まとめ】通貨強弱を為替取引に生かす
最後に大事な点をまとめます。
・グラフで通貨の売買のされ具合がぱっと見でわかる
・通貨強弱を活用したトレードでは、買い・売りの勢いがある通貨ペアの順張りトレードがある
・通貨強弱はあくまで目安で、テクニカル分析と併用する
通貨強弱は、みんなのFXで無料で確認できます。
みんなのFXでは当サイト限定のキャンペーンで最大1,010,000円もらえてお得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!