この記事では、オープンオーダー・ポジションの見方やこれらを使ったFX手法を紹介します。
オーダーブックとも呼ばれる便利ツールを使えば、他の投資家の注文状況やポジション状況を知れます。
便利ツールを使ってFXで利益を出したい方、見方やおすすめ手法を知りたい方は参考にしてください。
・オープンオーダー・ポジションを使えば、トレンド転換地点やトレンド継続などが予想できる
結論、オープンオーダー・ポジションを使うことでFXの正確な予想ができ、利益を狙いやすくなります。
これらのツールはみんなのFXで便利に使えて、無料のスマホアプリでもかんたんにチェックできます。
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オープンオーダー・ポジションは、以下の動画でも解説してるので、チェックしましょう!
この記事の目次
オープンオーダー・ポジションとは?
まず、オープンオーダーとオープンポジションを紹介します。
オープンオーダー(Open Order)とは、どんな価格でどれくらいの量の注文がされているかを示すもの。
「未来にこの価格になったら売りたい、買いたい」という投資家の状況を表します。
オープンポジション(ブック)とは?
オープンポジション(Open Position)とは、売買のポジションを一目で表すものです。
上の図であれば、左側の売りポジションを保有しているトレーダーが多く、含み益が出ているということです。
図での現在レートは114.3円で、それより高い値段で売り注文ができ、利益確定のタイミングを待っている状態です。
オープンオーダー・ポジションを利用する方法
オープンオーダー・ポジションを利用するには、これらを提供するFX会社で口座開設をする必要があります。
おすすめは以下の2社です。
みんなのFX
みんなのFXは、上場企業のトレイダーズ証券が運営しているFX会社です。
口座開設をすれば、無料で注文状況やポジション状況を把握できる「ポジションブック」が利用できます。
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みんなのFXの評判、詳細などは以下の記事でチェックしてください。
SBI FXトレード
SBI FXトレードでもオープンオーダー・ポジションがあり、トレーダーの注文状況が把握できます。
無料アプリでも確認でき、独自のAI予想もあるので、複数のツールを使って分析ができます。
いろんな指標で精度の高い予想をできるので、こちらでもまず無料で口座を作っておきましょう!
SBI FXトレードの評判、詳細などは以下の記事でチェックしてください。
オープンオーダーの見方(無料アプリからもOK)
次に、それぞれのツールの見方、予想に活かす方法を紹介します。
オープンオーダーは「未来にこの価格になったら売りたい、買いたい」という投資家の状況を表します。
4つの領域に分かれており、それぞれ以下の状態を表します。
②右上の領域:買いの逆指値注文
③左下の領域:売りの逆指値注文
④右下の領域:買いの指値注文
各領域が示すこと
例えば、①は売りの指値注文の領域で、「この価格になったら新規で売りたい」、
または「この価格になったら買いポジションを利益確定したい」と考えている投資家の注文です。
横棒が長いほど、多くの注文がされているということです。
②は買いの逆指値注文のエリアで「この価格になったら売りポジションを損切りしたい」と考えている投資家の注文です。
これらを見ておけば、投資家の心理がわかり、トレード戦略を考えられます。
※指値・逆指値注文がわからない方は、以下の記事でおさらいしておきましょう
オープンオーダーを使ったFXトレード手法
オープンオーダーを使ったFXのトレード手法は以下の2つがあります。
・買い逆指値が売り指値より多い時に「順張りで買う」
それぞれ解説します。
売り指値が買い逆指値より多い時に「逆張りで売る」
①の注文量が②よりも多い場合、買いたい人より売りたい人のほうが多くなりますから、売りの方が優勢です。
具体的には、「価格が上昇したら新規で売りたい人」または「新規で買っており、利益確定で売りたい人」が多いということ。
どちらも「上がったら売る」わけですから、上昇後に売り圧が増えて、価格が下落する可能性が高いです。
なので、上がってきたら逆張りで売るというのが戦略となります。
買い逆指値が売り指値より多い時に「順張りで買う」
次は、②の注文量が①よりも多いケース。
売り注文をしたい人より買い注文をしたい人のほうが多くなります。
具体的には、「価格が上昇したら、下の方で持った新規売りポジションを損切りしたい人」が多いということ。
価格が上昇したタイミングで買い注文が増えるわけですから、勢いのままで上昇する可能性が高いです。
つまり、トレンドフォローで買うのが定石となります。
「③売り逆指値」が「④買い指値」より多い時に「順張りで売る」
「③売り逆指値」が「④買い指値」より多い場合もこれまでと考え方は同じです。
具体的には、「価格が下落したら、上の方で持った新規買いポジションを損切りしたい人」が多いということ。
価格が下落したタイミングで売り注文が増えるわけですから、勢いのまま下落する可能性が高いです。
ここでも、トレンドフォローで売るのが定石となります。
「④買い指値」が「③売り逆指値」より多い時
「④買い指値」が「③売り逆指値」より多い場合も同じです。
具体的には、「価格が下落したら新規で買いたい人」または「新規で売っており、利益確定で買いたい人」が多いということ。
どちらも「下がったら買う」わけですから、下落後に買い圧が増えて、価格が上昇する可能性が高いです。
なので、下がってきたら逆張りで買うというのが戦略となります。
複数のテクニカル指標と組み合わせ信頼度アップ
この手法に加えて、移動平均線(ゴールデンクロス、デッドクロス)やRSIも併用すると、より信頼度の高い分析ができます。
たとえば、「④買い指値」が「③売り逆指値」より多い時と、RSIの売られすぎが重なれば、買いのチャンスとなります。
このように複数を組み合わせることで、より自信を持ってエントリーできます。(それぞれFX会社で、複数使えます)
オープンポジションの見方
今度は、オープンポジションの見方を説明していきます。
オープンポジションは「過去に持ったポジションを損切りか利確で決済したい」という投資家の状況を表します。
②右上の領域:現在レートより上で新規買いのポジションを持ち、損切りで決済したい
③左下の領域:現在レートより下で新規売りのポジションを持ち、損切りで決済したい
④右下の領域:現在レートより下で新規買いのポジションを持ち、利益確定の決済をしたい
各領域が示すこと
例えば、①では含み益があるため、買い注文で決済(利益確定)したい投資家が多いことを意味します。
②では含み損があるため、売り注文で決済(損切り)したい投資家が多いことを意味します。
オープンポジションを使ったFXトレード手法
次に、オープンポジションを使ったトレード手法を紹介します。
ここでは、以下の手法を紹介します。
下落トレンド)を狙う
相場で大きく動きやすいのは、大暴落のタイミング、つまり明確な下落トレンドが発生した時です。
恐怖心から「買い」より「売り」のスピードは3倍速く、大きく動くと言われています。
そして、利益のチャンスとなる「大きな急落」は以下のような時に起こりやすくなります。
この図では、含み損の買いポジションを持っている人の方が多く、投資家は「早く損切りしたい」と思っています。
決済と新規での売り注文が増える時期を狙う
このタイミングで重要ニュースなどが発表され、大きく急落したら、含み損を抱えているトレーダーは、
「怖い!早く損切りしたい」ということで、売りの決済注文をします。
結果、売り注文が急増します。
そして、明確な下落トレンドというのは、新規売りで利益を狙うチャンスでもあるので、新規の売り注文も増えます。
結果、決済と新規での売り注文が増え、さらに下落トレンドが進みます。
このようにすれば、ポジションブックでも大きな利益を狙えます。
【まとめ】オーダーブック、ポジションブックはMT4、ヒロセ通商にもある
・オープンオーダー・ポジションを使えば、トレンド転換地点やトレンド継続などが予想できる
結論、オープンオーダー・ポジションを使うことでFXの正確な予想ができ、利益を狙いやすくなります。
これらのツールはみんなのFXで便利に使えて、無料のスマホアプリでもかんたんにチェックできます。
みんなのFXでは、当サイト限定のキャンペーンで53,000円もらえてお得なので、ぜひチェックしましょう!