この記事では、「ウェルスナビの年間1%の手数料」や「計算方法」、「分配金と運用コストどっちが高いか」などを書きます。
ロボアドバイザー「ウェルスナビ」の手数料で損したくない人は参考にしてください。
・手数料はいつとられる?
・損失を出してわかった!手数料の計算方法
・他のオススメ投資とのコスト比較
・分配金と手数料はどちらが多い?
結論、ウェルスナビの運用手数料1%は高く、同じような運用は「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」で手数料0.154%でやれます。
こちらのバランス型投資信託であれば、GMOクリック証券で100円から始められるので、少額でコスト安くやりたい人はどうぞ。
お得なキャンペーンがあり、おすすめです!
※ウェルスナビの概要、デメリットなどは以下の動画でもチェックしてください
この記事の目次
「ウェルスナビの毎月の手数料は高すぎ」について
「高い」とも言われる手数料についてですが、「初心者にとって悪くない」という意見もあります。
ETFの買い方やリバランスがわからない人にとって、自分で商品を選び運用するのは難しいからです。
最初であれば1%の手数料を払ってもいいと思うかもしれませんが、100万円の運用なら1万円が減るというのは正直痛いです。
手数料は損失と同じなので、以下の記事のように手数料ゼロのサービスが個人的にはおすすめです。
他のオススメ投資サービスとのコスト比較
ウェルスナビ以外のロボアドとのコスト比較は以下の通り。
運用コスト 年率 |
|
ウェルスナビ | 0.9%~1% |
THEO | 0.65%~1% |
LINEスマート投資 | 1% |
FOLIOのおまかせ投資 | 1% |
どれも少額運用であれば、手数料は1%と高いです。(以下、THEOでの2020年12月の成績)
手数料やすく投資するなら、GMOクリック証券がおすすめです。(以下の動画で解説してます)
まずは無料で口座を作っておきましょう!
バランス型の投資信託とのコスト比較
ロボアドバイザーのように株、債券、不動産、金に分散投資できるバランス型投資信託ともコストなどを比較してみます。
ロボアドの最安コストは0.65%ですが、バランス型投資信託「eMAXIS Slim バランス」であれば年間コストは0.15%です。
その差は0.5%であり10万円の運用なら年間で500円の差が出ます。
ここ1年のリターンでいうと、バランス型投資信託とロボアドの成績はほぼ同じです。
バランス型の方が有利に運用できますので、バランス型などの優良商品を買えるGMOクリッック証券を使いましょう!
リターンを重視するならロボアドがおすすめ
低コストなバランス型投資信託にはデメリットもあるので、覚えておきましょう。
それは株式の比率が少なく、他の資産の比率が多いので、ロボアドでの株中心の運用に比べてリターンが低くなることです。
THEOではバランスのいい比率にしているのですが、ウェルスナビでは株中心なので、バランス型投信などより成績がいいです。
(2020年12月時点で+15%!)
過去のデータから、複数の資産に分散投資するより全米株と全世界株だけに投資するのが成績がいいとわかっています。
こうした点を知り、ハイリターンを出したいなら、バランス型でなく株メインで投資した方がいいです。
全米株(全世界株)インデックスファンドなら、ロボアドのコストの1/10で運用できます。
GMOクリック証券で買えるので、口座を無料で口座を作っておきましょう!
ロボアドで手数料はいつとられる?
ロボアドで手数料は毎月の始まりに取られます。
年間のコストが1%で、それを12ヶ月で割って毎月とられます。
※ぼくが320万円くらいで運用してた時は、年間35,280円ほどの手数料が引かれていました
損失を出してわかった手数料の計算方法
以下の記事に書いた通り、ウェルスナビでほとんどの資金を売った際に損したんですが、その時に手数料で疑問点が出てきました。
それが、300万円以上を出金して、残りの預かり資産が2万円ほどになったのに、手数料がバカ高かったこと。
これについて理由をサポートに聞いてみました。
(高い手数料のせいで、ウェルスナビの成績はマイナス)
ウェルスナビは日ごとに手数料が発生してる
そして、得られた回答が以下。
お調べしたところ、8月12日まで、ご資産は300万円を超えておりましたので、この金額を対象に手数料の計算を行っております。
なお、8月13日以降は、2万円弱のご資産を対象に手数料を算出しております。
【1日分の手数料の計算式】
計算日の預かり資産の評価額(現金部分を除く)×1%(手数料率)÷365×1.08(消費税)
なので、こうして計算された手数料が引かれると理解しておきましょう。
1%の手数料は変更はされるの?
毎月払う手数料は条件付きでちょっとだけ変更されます。
長期割というのがあり、長期間ウェルスナビでのつみたてを続けていると、0.1%だけ運用コストが安くなります。
微々たるものなので、あまり意味はないです。
ネット証券で普通に全米株インデックスファンドなどを買えばいいので、GMOクリック証券で口座を作っておきましょう!
ウェルスナビで分配金と手数料はどちらが多い?
結論、分配金の方が多いです。
ぼくが300万円以上で運用していた時は、年間コストが3.5万円ほどでした。
そして、分配金はAGGで毎月280円ほど。(年間3360円)
VTIなどで3ヶ月ごとに13,600円ほど。(年間54,400円)
不動産(IYR)で3ヶ月ごとに900円ほど。(年間3600円)
なので、合計で1年間に61,360円の分配金が得られていました。
つまり、2.6万円ほど分配金の方が多かったんですね。
ウェルスナビで分配金狙いはオススメしない
ただ、これは「ウェルスナビを使わず自分でETFを買っていれば、もっと分配金を得られていた」とも言えます。
特に、3~5%と配当利回りの高いETFだけを買っていれば、コストも安く、もっと配当をもらえてました。
なので、ウェルスナビで分配金狙いで投資するのはやめた方がいいです。
それならば、もっと低コストで配当利回りの高い投資をした方がいいです。
【8年で損失ゼロ】分配金狙いの人におすすめの投資
配当利回りの高い投資はクラウドバンクがおすすめです。(手数料ゼロで値動きでの損なし!)
こちらは運営8年で投資家の損失ゼロであり、国に認められた証券会社によって運営されてます。
以下のように安定して毎月分配金をもらえており、1万円から少額でやれておすすめです。
興味がある方はサイトだけでもチェックしておきましょう。
【まとめ】ロボアド・ウェルスナビの手数料は高い?
最後に要点をまとめます。
・バランス型投資信託ならコストは0.15%
・手数料ゼロで分配金を毎月もらえる投資「クラウドバンク」もあり
コスト最安で運用したい方はバランス型や全米株インデックスをどうぞ。
GMOクリック証券なら、コストの安い優良商品があり、キャンペーンもお得なのでおすすめです。
投資に慣れたらロボアドバイザーをやめればいい
補足します。
まずロボアドなど投資を始めて、1%の手数料を払わずとも、自分で運用できるなと思ったら、やめればいいという意見もあります。
知識のないうちは少額で始めて、ETFや投資のやり方を学びます。(毎日100円の積立からOK)
「手数料が必要ない。自分でやれる」となるまではロボアドを続ければいいということです。(その後、解約すればOK)
5%利益になったので、ウェルスナビ卒業します。
投資の勉強をするきっかけを与えてくれたサービスなので感謝はしていますが、投資知識が増えた今は高い手数料が大きなデメリットに感じていますよって卒業して、直接etfを買う運用に変更です。いままでありがとうございました! pic.twitter.com/3MrnfVRe3L
— kiyo@出川組が一億目指す (@DKiyosuke) September 11, 2019
ロボアドに払った手数料はムダじゃなかった
ぼくはこれまでロボアドに払った手数料がムダとは思ってません。
むしろ、知識ゼロから始めたことで、投資の知識がついたし、「1%が高い」と思えるレベルまでいきました。
投資初心者の入り口として、ロボアドは悪くないと思っています。