どうも。1000万円以上を資産運用に回してるタクスズキです。
「FLOC(フロック)ブロックチェーン大学校
せっかくなので、講座のメモや感想を書いておきます。
(会場は新宿で、50名ほどの受講者がいました)
この記事の目次
竹中平蔵さんが講座のアドバイザーに
この講座はあの竹中平蔵さんがアドバイザーを務めており、
校長はクリプト界隈で超有名な方です。(ちゃんとした組織によって運営されてます)
(講座で、強引な勧誘などは全くありませんでした)
なお、この講座はパソコンでのメモ禁止だったので、スマホでメモをとってました。
知ってる部分はメモを取ってなかったので、詳しい話を知りたい方は講座でどうぞ。
無料で講座を受ける>>FLOCブロックチェーン大学校
【先に結論】感想「技術をよくわかってない人向け」
率直な感想としては、「初心者向けだな」というもの。
ブロックチェーンや仮想通貨周りの本を何冊も読んでいる人はもう知ってることが語られるので、参加する必要はあまりないですね。
ただ、知らないこともいくつか聞けたので、「完全に意味ない」というわけではありません。
この無料講座が向いてる人
初心者向けに基礎知識をわかりやすく説明してくれるので、以下のような人にはいいですね。
・「ビットコインは興味あるけど、ブロックチェーンがよくわからなくて。。」みたいな人(何から調べたらいいかわからない人)
・ブロックチェーンの概要を理解して、ビジネスにどう生かせるか考えたい
・ビットコインのマイニングなどの成り立ちの仕組み(基礎)を理解したい
では、セミナーでのメモも共有していきます。
セミナーの目的「ブロックチェーンの波に乗りたい人」
最初に語られたのは、この無料講座のゴール。
「ブロックチェーンの波にのるための道筋をイメージする」が講座のゴールだそうです。
ここで、ブロックチェーンなどの基礎を理解してから、「もっと本格的に学びたい」と思った人が有料コースに進んでいく感じです。
※今後のことを考えると、無料講座で聞ける知識くらいは知っておいた方がいいです
>未来の話だと思っていたことが、気づくと自社だけでなく業界の存在を問われるまで深刻な状況になっているという変化が、至る所で起き始めています。先見性の明ある人は、ブロックチェーンを遠い将来の話とは捉えていません。勉強しておかないと、太刀打ちできなくなるhttps://t.co/MtnTQVkA91
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年5月20日
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ブロックチェーンはOS、ビットコインはアプリ
はじめにビットコインと、ブロックチェーンの関係性についてこう説明されました。
「ブロックチェーンはOS。ビットコインはアプリ」
この辺は以下のツイートを見てもらえると、わかりやすいかと思います。
ブロックチェーンは履歴を変更できないという信頼をもとに動いており、価値を移転させられるインターネットとも呼ばれる。
インターネットのキラーアプリは「Eメール」、ブロックチェーンのキラーアプリは「ビットコイン」。ブロックチェーンが築く経済圏 将来展望と課題https://t.co/opKEbvT1P9
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年3月5日
ブロックチェーンとは何か?
次に、「ブロックチェーンとは何か?」について説明されましたが、
これはメモを取ってなかったので、理解したい方はは以下のツイートを参考にしてみてください。
ブロックチェーンの説明、明解✍️
私が関口さんから何か買って、1ビットコインを関口さんに渡しますというのは、ここに大きな石があって、石に「私は関口さんに1ビットコイン渡しました」という記録を書くようなものなんですよ。データなんですhttps://t.co/isHRjtv8ZT pic.twitter.com/nGLJ4Ef0rl— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2017年8月30日
わなりやすい「ビットコイン」「ICOトークン」のたとえ
「ビットコインはバブル期のゴルフ場会員権。
トークンは会員権、ICOは未完成段階での会員権募集。仲介業者が値段を出すと取引開始。
ブロックチェーンが会員権名簿管理システム、ホワイトペーパーは会員権募集要項」https://t.co/O4bdFnGaqy— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年1月21日
あと、「ブロックチェーンとは何か?」については以下の説明をどうぞ。
あと、ブロックチェーンの主な特徴「変更、改竄できない」「多数で管理するデータベース」なども説明されました。
講座で出された例え話
「多数で管理」については、以下の例を用いて解説されました。
多数で管理するものには、Googleスプレッドシートがあるが、これは簡単に改竄できてしまう。
しかし、ブロックチェーンはそうした改竄がなされないような仕組みになっている。
なぜ、ブロックチェーンは改竄できないか
これについても、例え話を使って説明されました。
ブロックチェーンのブロックとは、大理石の板(と考えてください)。
刻むの大変、変更するのも大変。だから、書いてあるのは本当だろうと。(わざわざ手間をかけてまで嘘を書かない)
ブロック(記録)はみんなが見えるところに置いてある
そして、ブロックチェーン上の情報が正しいことも例え話を使って説明されました。
ブロックチェーンのブロック(板)はどこに置いてあるのか?
(大理石の)板は広場の中央、みんなが見ている前に置いてある。つまり、監視の目があるから、ズルできない。
それで初めて動き出したのがビットコイン。
ブロックへの書き込みを監視してるのがノード
広場内でブロック(板)を監視してる人はノードと呼ばれる。
広場の外にいる人はユーザー。(ビットコインで買い物したりする人。何千万人もいる)
10分に1つ、新しいブロックができチェーンで繋がる。
1つのブロックに書き込めるデータに上限あり。1MB。
秘密鍵などもわかりやすく説明された
あと、こうしたブロックの情報はチェーンフライヤーで見られること、
ブロックにはタイムスタンプ、サイズなどが記録されていることも説明されました。
他だと、秘密鍵と公開鍵の関係性なども丁寧に解説されましたね。
マイニングについても解説された
他に、ビットコインのマイニングでも例え話を使って説明されたのですが、うまくメモできなかったので、その辺は講座でぜひ。
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ここでは僕がわかりやすいと思ってる説明を載せておきます。
わかりやすい。「ビットコイン?」な人向け>ビットコインは10分ごとに数式の問題が発生し、それを最初に解いた人に12.5BTCが発行されることで、新たなビットコインが市場に投入される仕組み
ビットコインが変えようとしているもの https://t.co/CRcFHvpScI
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2017年9月3日
暗号通貨の合意形成アルゴリズムを図解してみた
PoW:早く計算できた人が報酬を得る。
※マイニングは取引データの正しさを確かめて報酬を得る行為。PoS:コインを多く保有してる人が報酬を得る
PoI:コインの流通に貢献した人が報酬を得る(NEM)https://t.co/EzqJ8otI9E pic.twitter.com/BPHt6rJ8jS
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年2月14日
落合陽一氏「ビットコイン、LNが実装されない限りはなかなか大変かも。ビットコインのアルゴリズムは本質的に欠陥はないけど面倒」
計算が大変>公園の砂場にBB弾を1個落として最初に見つけた人にお金をあげるっていうプロセスをハンコをつく代わりにやってるわけですよねhttps://t.co/yZg3YPcMWv
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年3月26日
続いて、ブロックチェーンで変わる未来
ダイヤルアップの話を出し、「インターネットが20年で大きく変化したように、ブロックチェーンも大きく変化していく」とも語られました。
その中で、マイクロペイメントにより、新たなマネタイズ手段がでてくるのでは?という予測が面白かったです。
冷蔵庫を無料で配る。冷蔵庫を開けるごとにマイクロペイメントで10円課金。
利用の過程で少額ずつマネタイズできると、冷蔵庫を買えなかった人も買えるようになる。
こうした、「ローンのように長期で少しずつ払っていく仕組みが実現するのでは?」という話は興味深かったです。(スマートコントラクト)
ぼくが面白いと思ってる未来
講座では語られませんでしたが、トークンエコノミーも勉強しておくといいです。
1年前の取り組み。堀江さんがホリエモンカード(トークン)を1000枚発行した話>1枚当たり 3000円で売り出したら、即売り切れ。カードの実態はブロックチェーンが 証明してくれる。
2003年、ブログが誰でも簡単に使えるようになった。これと同じ動きがトークンエコノミーhttps://t.co/k1UhPFRH0n
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年5月21日
あと、講座ではDAOの話も出てきました。
・イーサリアム創設者Vitalik氏が「詐欺ICOをなくせる」と提案したのがDAICO(ICO手法)
・分散型自立組織(DAO)とICOの両方の機能を持つ
・開発チームが毎月利用できる資金量を投票で管理
・結果を出すチームには資金を増やし、ばっくれたチームからは返してもらうhttps://t.co/qJsikPtwV9 pic.twitter.com/Gxhx76X57s
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年2月4日
この辺も重要なので、ぜひ講座でチェックを。
無料で学んでみる>>FLOC(フロック)ブロックチェーン大学校
中央集権、非中央集権の話も
仮想通貨、ブロックチェーンを調べてると出てくるこの2つの用語についても説明されました。
あと、中央管理者のいないシェアリングエコノミーの話も。
DrivezyというインドのカーシェアのICO。仕組みが面白い。
支援者はお金と引換えにトークンを得る。運営はそのお金を車に替え、車から得られた運用益をトークンホルダーに返す。
つまり、インドの車を使う権利をトークンを通じて買っているGunosyが考えるブロックチェーン https://t.co/yADTLGo9lw
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年4月4日
イーサリアム考案者ブテリン「大抵の技術は末端の仕事を自動化しようとしますが、ブロックチェーンは中央の仕事を自動化します。タクシー運転手の仕事を奪うのではなく、Uberをなくして運転手が直接仕事をとれるようにするんです」
この本と「いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン」は必読 pic.twitter.com/ErJ4Mas68W
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年1月3日
こうした未来予測も知っておくといいです。
「信号機」がお金を稼ぐようになる未来。
車はインターネットに繋がっており、いつでも仮想通貨をやりとりできる。
急ぐ場合、車を止めず走るために、車を通じて信号機に仮想通貨をすこし払う。
「信号機」は受け取った通貨を、他の車に分配することで停車してもらうよう促すhttps://t.co/BWYeMdNiux— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年1月31日
各国がブロックチェーンに本気出してきてる話も
講座の中では、アメリカ、カナダ、日本などがブロックチェーンに本気であることもニュースを例に説明されました。
石川県加賀市の話は未来ありますよね。
色んな記事を見るに日本全体としてはオワコンだけど、こうしてブロックチェーン経済特区的な環境が出来ていくのは嬉しい。
ITにも乗り遅れて、ブロックチェーンにも……では衰退国家を加速させるだけだものね(´・ω・) https://t.co/cjChCQFxTj— あせんと@仮想通貨投資 (@asento8422) 2018年6月4日
麻生太郎財務相は「ブロックチェーンは育て得る大きな技術になり、将来の日本にとって可能性があるもので中国のように締めるつもりはない」と指摘、「申告分離課税の方が把握しやすいのは確かだ」
仮想通貨の税金、改正に向け議論始まる 交換での課税繰り延べには道筋もhttps://t.co/3X9M8KSOrX
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年3月27日
メルカリ、上場企業もブロックチェーンに本気
あと、民間企業が積極的に動いていることも講座で話されました。
国光さんのgumiがブロックチェーン特化の30億円ファンド設立
・3〜5年後にくると読んだのが仮想通貨とブロックチェーン
・米国の仮想通貨取引所「Evercoin」の創業者を共同事業者に迎えた
・ゲーム内のデータがコピー不可でユニークなものとなり、資産性を持つ世界になるhttps://t.co/SeE42AQ7Ai
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年5月30日
メルカリも。
メルカリとブロックチェーンは相性がいいようですね。
『ブロックチェーンは、信用を担保する仕組み。
メルカリにはその人の過去のやりとりがあり、その積み重なりを信頼とみなすこともできます。
ブロックチェーンを使えば与信の活用ができるのです。』https://t.co/a1bo0gcqDP— smomo (@smomo5296) 2018年3月21日
あの大企業も本気で取り組んでます。
イーサリアム参入を画策する日系大手企業の思惑
・トヨタは、ブロックチェーン技術を応用し、より高性能な自動運転システムの開発を狙う
・KDDIはスマートコントラクトの実証実験を開始(国内初)
・NTTデータ、三菱UFJも「Enterprise Ethereum Alliance」に加盟 https://t.co/8Vi123Hz3C pic.twitter.com/gE2iIlkuHp
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年1月29日
保険の世界でもブロックチェーンが重宝される
講座では、東京海上日動火災の事例も紹介されました。
医療履歴をブロックチェーン上に記録し、保険金が正しく支払われるための実験中
なお、保険については、以下の動向も知っておくといいです。
人手はいらなくなるか?ブロックチェーンで自動化される保険ビジネス https://t.co/RP3uS1bgfB
「遅延したことを示す飛行データから瞬時に保険金の支払いを執行する仕組み。従来、遅延してしまっても、なかなか手の回らなかった遅延損害金の支払い処理が自動化される」
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2017年6月15日
保険業のビジネスモデルがAIやブロックチェーンにより根本から揺らぎかねない
>ブロックチェーンを用いて飛行機旅行保険を自動化し、フライトの遅延に対して即時に保険金の支払いをする仕組みが、InsurETHによって提供されている
インシュアテックでは、 #IXT にも期待!https://t.co/z66FdEsgyY
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年5月12日
講座関係なく、以下のような大きな流れはくるので、情報を追っておくことをおすすめします。(新たな仕事が生まれるので)
必読>今後、イーサリアムのようなプラットフォームにアプリ開発者は大量に出現する。Apple Storeは6兆円の経済効果を生みました。それと同じことが起きる。ブロックチェーンの周囲には保険や証券など様々な産業が出てくる
投資家・木村新司:なめらかなシェア世界と暗号通貨 https://t.co/MQpvxBKroj
— タク@2000万運用中&プロブロガー&経営者 (@TwinTKchan) 2018年6月2日
>>投資初心者におすすめ本(投資信託、株式、NISA、iDeCo)と、東京の無料セミナーを紹介
後半は有料コースの説明
こういった説明がされた後は、有料コースが紹介されました。(料金、できることなど)
ちなみに、無料講座に参加した人だと、割引価格で受講できます。
そして有料コースの説明含め、90分くらいで講座は終了しました。
興味あるけど、よくわからないし、何から調べたらいいかわからない人向けの講座
冒頭で感想を書きましたが、ぼくが受けた無料講座ではブロックチェーン、ビットコインの基礎を学べます。
あと、「P2P」「ノード」「マイニング」「ハッシュ関数」など、用語の意味もわかるようになります。
なので、こういったことを知りたい方は講座を受けてみてください。(強引な勧誘などは全くありませんでした)
無料で学んでみる>>FLOC(フロック)ブロックチェーン大学校