今回は、「FXのMT4用VPSのおすすめサービス」についてくわしくまとめていきます。
MT4という人気ツールで自動売買をはじめるなら、VPSサービスは必須で、どのサービスを使うかで成績も変わってきます。
といっても、まずVPSが何かわからず、どうやって選べばいいかもわからない、という人も多いはず。
そこで、この記事では、VPSの基本からおすすめサービスのランキング、選び方やよくある質問までを紹介します。
・VPSは24時間ほったらかしで、安定して自動売買をやるのに必須
・導入する際、コストは初期費用+月額料金で考える
・スペックは自動売買の稼働数に合わせる
VPSを使ってMT4で取引するなら、FOREX.comというFX会社がおすすめです。
ここは無料でVPSを提供しており、1000円からFXがはじめられます。
キャッシュバックもお得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
▼MT4の解説やおすすめ会社については以下の記事をご参考ください
この記事の目次
FXのVPSとは?
まず、自動売買をやるためのVPSを説明します。
MT4というツールで自動売買をはじめるときに欠かせないのが、VPSという専用サーバーです。
VPSがあることで、自動売買プログラムを24時間動かせて、ほったらかし運用ができます。
VPSがないとパソコンも必要で大変
VPSがないと、自動売買を動かすためにパソコンを24時間ずっと稼働させる必要があり、電源も切れず、電気代もかかります。
しかし、VPSを使えば、パソコンも必要なく、VPSという専用のサーバーで自動売買の運用ができます。
VPSで自動売買をやる際は、スマホからも設定ができ、管理もかんたんです。
外出先でも高機能な自動売買の管理ができ、ほったらし運用で利益を狙えます。
安定した自動売買の稼働ができる
VPSを使って自動売買を行うには、安定して24時間動かせるかが重要です。
たとえば、障害などのトラブルが生じると、自動売買のプログラムも停止して、その間は取引ができなくなってしまいます。
しかし、VPSには、有人監視で徹底したサーバー管理がされているサービスもあり、トラブルなどの不安がありません。
自動売買が止まることなく、安定して運用できます。
▼おすすめ自動売買ランキングについては以下の動画で紹介しています。
VPSで大事な項目を解説
これからのサービス比較で必須知識なメモリの説明もしておきます。
以下の用語の意味がわからないと、これからの内容が理解できないので、必ず覚えておきましょう!
・ディスク(SSD/HDD):容量が大きいほどデータを多く保存できる(机の引き出しの数)
・CPU:コア数が多いほど計算処理が速くなる
FXのMT4用VPSの比較・一覧表
次に、VPSを提供する各社のサービス内容を分かりやすく一覧表で比較します。
初期費用 | 月額料金 | SSD/HDD | CPU | |
無料 | 1375円 | 120GB | 3コア | |
お名前.com | 無料 | 2000円 | 120GB | 3コア |
Conoha | 無料 | 2000円 | 100GB | 3コア |
使えるねっと | 2000円 | 2480円 | 50GB | 3コア |
SPPD | 1650円 | 2974円 | 100GB | 1コア |
こうして見てみると、「ABLENET」がコストやスペックすべての項目で優秀だとわかります。
FXのMT4用VPSのおすすめランキング
次に、FXのMT4用VPSのおすすめランキングを紹介します。
自動売買をはじめるときの、参考にしてみてください。
※各サービスでの月額料金は、すべて1年契約を基準とし計算しています
ABLNET VPS
プラン | 初期費用 | 月額料金 | SSD/HDD | CPU |
Win1:1.5GB | 無料 | 1375円〜 | 60GB/100GB | 2コア |
Win2:3GB | 無料 | 1815円〜 | 120GB/100GB | 3コア |
Win3:6GB | 無料 | 2475円 | 150GB/200GB | 4コア |
Win4:12GB | 無料 | 4158円 | 150GB/200GB | 5コア |
「ABLNET VPS」は20年以上の運営実績があるVPSサービス。
Windowsプランなら自分でMT4を導入すれば、自動売買も利用できます。
最大10日間のお試しも用意されているのが特徴です。
様々なキャンペーンを実施していることが多いため、一度のぞいてみてはいかがでしょうか。
お名前.comデスクトップクラウド for MT4
プラン | 月額料金 | SSD | CPU |
1.5GB | 1560円 | 60GB | 2コア |
2GB | 2000円 | 120GB | 3コア |
4GB | 3600円 | 150GB | 4コア |
8GB | 5500円 | 200GB | 8コア |
「お名前.comデスクトップクラウド for MT4」は、MT4専用のVPSサービスです。
MT4を簡単にはじめられるようになっており、以下8社のMT4が最初からインストールされており、すぐ自動売買をはじめられます。
・デューカスコピー・ジャパン、EZインベスト証券、サクソバンク証券、AVATRADE
MT4のインストールは意外とめんどうなので、初めから入っているのはありがたいです。
8社以外のMT4もじぶんでインストールすれば、問題なく使えます。
料金が最安でコスパがいい
お名前.comデスクトップクラウド for MT4の最大のメリットは、コストパフォーマンスの高さ。
初期費用が無料で、月額料金も安くてお得です。
月額料金は、もともと安かったですが、2020年3月から料金改定で月額1,560円とよりお得になりました。
自動売買に最適な環境
お名前.comデスクトップクラウド for MT4は、MT4で自動売買を快適にやるために開発されました。
高速処理ができる環境で、安定した取引ができます。(スマホからも操作可能)
スキャルピングEAなど短期売買もでき、スピード感ある取引で利益を狙えます。
サポート体制も万全
ユーザーへのサポートが充実しているのも、お名前.comデスクトップクラウド for MT4のメリットです。
24時間動かす自動売買では、あらゆるトラブルを想定しておく必要があります。
もし問題が起きても、お名前.comなら24時間365日で、電話でもメールでも相談でき安心です。
さらに、業界初のサービス品質保証制度で、サーバーの月間稼働率99.99%以上を確実に保証しています。
サーバー障害などで稼働が下回った場合には、返金もしてくれます。
ConoHa for Windows Server
プラン | 月額料金 | SSD | CPU |
WIN1GB | 1000円 | 100GB | 2コア |
WIN2GB | 2000円 | 100GB | 3コア |
WIN4GB | 3900円 | 100GB | 4コア |
WIN8GB | 7700円 | 100GB | 6コア |
WIN16GB | 14500円 | 100GB | 8コア |
WIN32GB | 29400円 | 100GB | 12コア |
WIN64GB | 59800円 | 100GB | 24コア |
「ConoHa for Windows Server」は、上場企業のGMOインターネットが提供するVPSサービスです。
FX用のVPSではないので、自分でMT4をインストールして自動売買をはじめます。
最大の特長はコストの安さで、特に1GBのプランは業界最安価格となる月額1,000円。
さらに、3ヵ月以上の長期利用なら、「VPS割引きっぷ」が使えて11%割引になり、月額890円にもなります。
初期費用も無料、最低利用期間もないので、とりあえずVPSをためしてみたいという人におすすめです。(いつでも解約できます)
使えるねっと FX専用VPS
プラン | 月額料金 | SSD | CPU |
シルバー:2G | 2480円 | 50GB | 3 |
ゴールド:4G | 5280円 | 100GB | 4 |
プラチナ:8G | 6880円 | 200GB | 6 |
※どれも初期費用が2000円かかります
「使えるねっと FX専用VPS」は、FXに特化したVPSサービスです。
2007年からサービス提供してきた実績もあり、プロによるサーバー保守・運用が信頼できます。
「使えるCloud Buckup」を利用すれば、容量1TB(年間4,980円)のバックアップで、大切なデータを安全に保管できます。
SPPD 仮想Windowsデスクトップサービス
プラン | 初期費用 | 月額料金 | SSD | CPU |
ベーシック:1.5GB | 1650円 | 1996円 | 60GB | 1コア |
パワフル:2.5GB | 1650円 | 2974円 | 100GB | 1コア |
エクセレント:4GB | 3300円 | 4235円 | 120GB | 2コア |
SPPDも20年以上の運営実績があるサービス。
FX専用ではありませんが、MT4が最初からインストールされているので、すぐに自動売買をはじめられます。
料金はやや高めで、ディスクもHDDのみ、CPUもコア数が少ないなど、スペック面でも他社に劣ります。
FXのMT4用VPSの選び方
次に、MT4用VPSを選ぶ時の注意点、ポイントを紹介します。
特に大事なのは、以下の2つ。
・スペックの高さ
それぞれ解説します。
コストの安さ
他の投資と同じで、MT4での売買でもコストが大事です。
毎月の料金が安いほど、投資での利益を最大化できます。
なるべく初期費用がかからず、毎月の料金も安いサービスを使いましょう。
キャンペーンを活用すると安くなる場合もあるので、それらも加味して選ぶといいです。
スペックの高さ
冒頭でも紹介したメモリなどのスペックも大事で、特に重視するといいのは、メモリです。
メモリの数が大きければ、同時にいろんな処理ができ、自動売買のプログラムも複数動かせます。
3つ以下のプログラムを同時に動かすなら1GBのメモリでも十分で、
それ以上ならメモリを2GB以上にするのがいいです。
FXのMT4用VPSを選ぶ際のQ&A
次に、これからVPSを使いたい人が持ちそうな疑問に答えます。
・無料のVPSもある?
・FX専用VPSのほうがいい?
・海外のVPSも使える?
それぞれ回答します。
格安のVPSはどれ?
格安のVPSは、「お名前.comデスクトップクラウド for MT4」です。
初期費用が無料なうえに、月額料金も2GB以上のプランならどのサービスとくらべても最安価格です。
基本的には、こちらがおすすめです。
無料のVPSもある?
VPSを無料で利用できるFX業者に、「FOREX.com」があります。
口座開設し、口座残高が30万円以上あれば、VPSを無料で使えてMT4で自動売買もできます。
金融庁からも認められた上場企業なので、まずは無料で口座を作っておきましょう。
FX専用VPSのほうがいい?
MT4で自動売買をするなら、FX専用VPSのほうがおすすめです。
なぜなら、余計なツールが入っておらず、メモリなどを自動売買に集中して使えるからです。
海外のVPSも使える?
一応海外のVPSも使えますが、デメリットが多いのでおすすめしません。
海外のサービスの場合、サポート対応がていねいじゃないので、サーバー障害などのトラブルが起こったときに困ります。
日本語が使えず、英語で問い合わせる必要があり、回答が来るまでも長い時間がかかります。
サービスも不安定で、出金できないリスク、運営がお金を持ち逃げするリスクもあるので、海外でなく国内のを使いましょう。
【比較まとめ】FXのMT4用VPSの評判、口コミ
最後に大事なことをまとめます。
・VPSは24時間ほったらかしで、安定して自動売買をやるのに必須
・導入する際、コストは初期費用+月額料金で考える
VPSを使ってMT4で取引するなら、FOREX.comというFX会社がおすすめです。
ここは無料でVPSを提供しており、1000円からFXがはじめられます。
キャッシュバックもお得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!