この記事では、出資金が返金されないトラブルが多発しているトラストレンディングについて解説します。
損しない安全なソーシャルレンディング事業者も紹介するので、ほったらかしで安全に資産を増やしたい方は参考にしてください。
・2019年2月に金融庁・関東財務局から第二種金融商品取引業の登録取消処分を受けた
・投資家が裁判を起こし、東京地裁は、トラストレンディング運営のエーアイトラスト株式会社に全額賠償を命じた
・弁護士を立てない本人訴訟での勝訴となった
結論、利回り10%以上のファンドは、怪しいと思った方がいいです。
トラストレンディングでは、年利12~15%のファンドを公開していましたが、架空のものでした。
結果、投資家のお金はまだ返ってきていません。
こうした経験をしないためには、高利回りなファンドは疑い、9%以下のこれまで損失ゼロのファンドに投資するのがおすすめです。
利回り10%以上であれば、企業に11%以上の利息で貸しているということで、融資先は危険な可能性が高いです。
これまでの傾向からも、高利回りに見せかけるファンドで被害が出ているので警戒しましょう。
おすすめはクラウドバンクの太陽光ファンドであり、8年以上も損失ゼロで、利回りは+7%です。
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この記事の目次
エーアイトラスト社でおきた事件
トラストレンディング運営のAI(エーアイ)社は元官僚を役員に招き、コンプライアンスや政府とのつながりをアピールし、
主に公共事業で年利12~15%の利回りを出すファンドを設定し、全国の投資家約2000名から約52億円を集めました。
元官僚は、元財務省の山田貢氏、元国土交通省の山本淳氏、元防衛相の渡邉一浩氏など。
その後、高速道路建設、除染事業などのファンドが架空と発覚し、金融庁・関東財務局から金融商品取引業の登録取消処分を受けました。
トラストレンディングの掲示板での評判どう?
52億円を集めたトラストレンディング運営のAI社は、融資先に問題があったとして、
元取締役である山本幸雄氏に対して損害賠償請求をし、勝訴しています。
AI社は、山本氏から依頼されて複数の事業について資金の貸付を行ったところ、山本氏が虚偽の説明を行っていたことが判明。
AI社を誤信させて損害を被らせたとして、山本氏に対し、不法行為による遅延損害金の支払を求めました。
このように、わずかながら資金回収もしています。
船舶ファンドは継続していることになっている
投資家に返金されていない船舶ファンドでは、以下の状況が発表されています。
・貸付先は、第三者からの資金支援について、現時点では合意形成に至っていない
・資金支援について、いろんな候補者と協議を進めており、AI社も複数の候補者との面談・協議を継続している
・新型コロナウイルス感染症の影響によって時間を要している(候補者との協議や、候補者による現地調査・検討などで)
こちらについては、まだまだ不透明な状況です。
「除染事業ファンド」「公共コンサルファンド」について
「除染事業ファンド」と「公共コンサルファンド」については、
貸付先との訴訟において判決が確定しており、以下のように発表されています。
・貸付先は控訴を行っていないため、AI社の勝訴判決が確定した
・今後は、この勝訴判決に基づき、資金回収のために、弁護士など専門家の支援のもと業務を実行
遅延損害金の支払いはまだ
AI社の勝訴は確定しましたが、融資先からの資金回収はまだできていません。
所有者による不動産担保の売却はなされていません。
その他、書面(請求書)や事務所訪問による督促を実施していますが、貸付先からの入金や連絡などはありません。
引き続き、貸付先への請求や財産に関する調査などを行っていくようですが、投資家のお金が戻ってくるかは不透明です。
今後おすすめのSL事業者
トラストレンディングのようなサービスを使って損しないためには、運営がしっかりしているサービスを使う必要があります。
条件として「運営の信頼度」「融資先の健全性」は必ずチェックしましょう。
そして、この2つを満たすものとして「クラウドバンク」と「ファンズ」があります。
値動きで損しない、ほったらかし系の投資はソーシャルレンディングと言います🤓
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クラウドバンクは金融一種の証券会社が運営しており、これまで損失ゼロで融資先の選定もしっかりしています。
ファンズは東大の名誉教授など信頼できる人がアドバイザーに入っており、融資先は上場企業で信頼できます。
これらは無料で口座開設でき、ファンドの条件もいいので、ぜひチェックしましょう!
デフォルト?債権買取ファンドで期失、延滞も
トラストレンディングの「債権買取ファンド」では、元本返済および利払いに延滞が発生しています。
貸付先および債務者であり「ファンド資金貸付の一部の連帯保証人」であるA社からの回収を目指しています。
これまでに、貸付先による本債権の売却などで資金回収を試みていますが、回収はできていません。
元本割れ?IoTファンドでも分配金などで問題が
「IoT実証実験ファンド」では、ファンド資金の回収と返還を目的として貸付先に対する訴訟を提起しました。
他には、以下のことも発表されています。
・「燃料卸売ファンド」に対する返済を再開し、その後数ヵ月の間に延滞解消とファンド運用の正常化を図る
投資家が弁護士を立てず勝訴
トラストレンディングに対しては、会社員の方が弁護士を使わず訴訟を起こし、勝訴しました。
この方は、高速道路ファンドでの被害で訴訟し、被害額は高速道路ファンドで60万円、船舶ファンドで20万円でした。
この件から、投資家による本人訴訟でもそれなりに戦うことは可能ということがわかりました。
ソシャレン投資で大事なこと
勝訴の件からわかった「裁判を起こしたら勝てるかもしれないファンドの特徴」は、以下の通り。
・事業者が数億円も融資しながら、事業などの状況を1度も確認せず放置している
・与信調査など貸金業のノウハウを持っているにも関わらず、調査したことを証明する資料は持っていない
事業者の過失を認めてもらう方法
ソーシャルレンディング事業者が、融資先の状況を1度も確認していない場合、裁判所は悪意または重過失を認めてくれる可能性があります。
もし状況確認をして、事業が架空など大きな違いがあれば、すぐファンドを廃止し返金ができますし、裁判なども可能なわけですから。
こういった姿勢でユーザーにお金を返すと宣言したのがSBIソーシャルレンディングです。(問題は起こしましたが)
訴訟で大事なこと
また、勝訴の事例から以下のことも大事とわかりました。
・悪意もしくは重過失があったと主張し、これらに対する責任追及に絞る
・集団訴訟では意思統一が必要であり、数年ほどかかる場合も
・運営会社が数年でなくなることもあるので、早めに返金を希望するなら、個人での訴訟もあり
問題に巻き込まれないために大事なこと
ソーシャルレンディングは、新しいサービスで未整備なところもあります。
不安なのであれば、融資でなく不動産型クラウドファンディングで資産を増やすのもオススメです。
「ワラシベ」というサービスでは、1万円から投資でき利回り12%も狙えます。
売却先が決まっているので+12%でも安心
12%であっても、物件の売却で得る利益ですから、融資のような危険性はありません。
しかも、ワラシベでは売却先が決まった上で出資できますから、とてもリスクを抑えられています。
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エーアイ(AI)トラスト社の情報
Trust Lendingを運営会社に関する情報は以下の通り。
・投資額:10万円から
<商号の変更あり>
【旧】エーアイトラスト株式会社
【新】AI株式会社
<所在地の変更あり>
【旧】東京都港区芝浦四丁目12番39号
【新】東京都港区芝浦二丁目14番13号
【まとめ】トラストレンディングの評判、口コミ
トラストレンディングのようなサービスを使って損しないためには、運営がしっかりしているサービスを使う必要があります。
条件として「運営の信頼度」「融資先の健全性」は必ずチェックしましょう。
そして、この2つを満たすものとして「クラウドバンク」と「ファンズ」があります。
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クラウドバンクは金融一種の証券会社が運営しており、これまで損失ゼロで融資先の選定もしっかりしています。
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