「不透明な10年後を見据えて、それでも投資する人が手に入れるも」という名著に書いてあったETF(投資信託の一種)を買ってみました。
これは、アメリカのダウ平均株価に連動するもの。
というわけで、ファンドの概要、SBI証券での購入方法などをまとめておきます。
>>ほったらかしで稼ぐ!アメリカの有望株を200円から買い、配当収入も得る方法
ETFについて知る>>【感想】トライオートETF(自動売買)のデメリットも知った上でおすすめかを検証!(運用実績あり)
この記事の目次
過去20年でアメリカ株は3.5倍、日本は1.07倍
ダウ平均に連動するETFを買う決め手になったのが、以下の衝撃的なデータ。
株式投資によって多くのアメリカ人がリッチになったが、それは別に先端技術が分かったからではない。
ちなみに、過去20年で米国株(ダウ平均)は3・5倍にもなっている(日経平均はたったの+7%)。
米国の平均に投資するだけでもこれだけのリターンが得られるのだ
ダウ平均については、以下の説明がわかりやすいです。
ダウ平均株価は、P&GやGE、マイクロソフト、コカ・コーラ、アメックス、ボーイングなど、
世界のマーケットでビジネスをしている米国オリジンのグローバル企業30社の株価の平均値を取ったものだ。
30年だと、もっとすごいデータが。
ダウ平均株価指数に投資していれば、普通の人でも過去30年間で資産が12倍になっていた。
このように、アメリカ株式の成長性についてわかったタイミングで、唱えられたのが
「アメリカのダウ平均株価に連動する ETFを買え」
という提言。
しかもダウ平均株価は、常に好調な企業が入るように定期的に構成銘柄を入れ替えている。
2015年3月には、アップルがついにダウ平均株価に採用された。代わりに外されたのは、通信大手のAT&Tだった。
旧来型の通信会社からネット企業へと時代が完全に入れ替わった象徴的事件でもあった
このように、順当に保有銘柄のアップデートがなされているダウ平均。
特にオススメは「スパイダーSPDRダウ工業株平均ETF」と説明されていました。
1株、1口から 始めることができるのも魅力
米国株の手軽さは、必要最小資金が少なくて済む点にもある。
まず、ダウ平均株価に連動したETFについてだが、アメリカで上場している「スパイダーSPDRダウ工業株平均ETF」が手ごろで流動性も高い。
※「証券コード」(ティッカー・シンボル)はDIA
なお、ティッカーシンボルとは、銘柄名を略すときに使うもの。
ナスダックに上場するアップルであれば、「NASDAQ: AAPL」。
「DIA」は。「Dow Jones Industrial Average」の略。
というわけで、SBI証券で1株買ってみたのでした。
SBIでアメリカで上場しているETFを買う方法
SBI証券を介して買う場合、マイページ右にある「外国株式 取引」ボタンから専用のページに飛びます。
外貨建て商品取引サイトですね。
こちらは、通常のSBI証券のサイトと連動していて、通常のSBIの方に入金すると、外貨建てにも反映されます。
こんな感じです。
注文前に知っておきたいこと
というわけで、以下の画面からETFを買っていくことになります。
が、ここで見慣れないワードがあったので、調べてみました。
まず1つめが、「指値」と「成行」です。(注文方法のことです)
値段を指定して購入できる
指値注文は、値段を指定して、その値段以下で売り注文がある場合にETFを買えます。
株などの売買のルール(板)についてはこちらを>>https://investment20.biz/archives/1572
保有しているETFを売りたいときは、値段を指定してそれ以上の値段で買い注文があるときに売ることができます。
このように、指値であれば、希望通りの値段で商品を買えるんですね。
すぐに書いたいなら「成行」を
ただ、指値の場合、市場の値動きの影響を受けて、希望価格に達しない場合、いつまでたってもほしい商品を買えないのです。
つまり、すぐほしい人にとっては不便な注文方法なんですね。
なので、そういった方が使うのが、「成行注文」。
これであれば、市場の成り行きに任せて値段を指定せずに注文するため、すぐに売買ができるのです。
僕のように長期保有なら、成行でOK
なお、注文方法の使い分けですが、売るのが10〜20年後と長期保有なら成行でOKです。
理由は、買うときの値段は数日で変わらず、それほど気にする必要がないからです。
指値は、短期で売買する人向けですね。
特定口座なら「特定預かり」でOK
あと、「預かり区分」の箇所ですが、SBI証券で口座開設する際、
「特定口座」を選んだのなら、「特定預かり」を選び、
「一般口座」を選んだのなら、「一般預かり」を選択してください。
>>投資初心者におすすめ本(投資信託、株式、NISA、iDeCo)と、東京の無料セミナーを紹介
すぐ買いたいなら「円貨決済」
最後は、「決済方法」。
すぐ買いたいなら、円貨決済を。有利なレートで買いたいなら、外貨決済を選んでください。
そもそもですが、外国株式を買う際は、円じゃダメで現地通貨で買う必要があるのです。
なので、通常は「外貨決済」、つまり保有している円を自分でドルなどに変えてから外国株式を買う必要があるのです。
有利なレートで取引したいなら、「外貨決済」を
さらに、有利なレートで円から外貨に替えておけば、多めに外貨を持てることも忘れてはいけません。
「1ドル90円」のときに1万円出せば、111ドル持てます。
対して、「1ドル100円」の時だと、1万円出してドルを買っても100ドルしか持てないのです。
これは、不利ですよね。
なので、有利にトレードをしたいなら、
事前に円を外貨に替えておいて、SBIでの注文の際は「外貨決済」を選ぶ必要があるのです。
円貨決済の場合は、レートをみて
「円貨決済」はこうした「円を外貨にかえる」手間がない分、有利なレートで外貨を保有することはできません。
レートはSBI指定のものになります。
※現地約定日の翌国内営業日に当社が決定した為替レートを基に受渡代金(円貨)を算出いたします。
なので、こちらは「レートを気にせずすぐ買いたい」という人に向いている決済方法なのです。
手数料込みで2.7万円で注文
というわけで、以下の条件で注文してみました。
手数料込みで27,000円ほどで注文。
注文は履歴に表示されます。
これが10年後、20年後いくらになっているか楽しみです。
なお、運用実績は1ヶ月単位で追記していきます。
>>米国株・ETFで配当生活中!SBIやマネックスでの買い方、手数料、長期投資のおすすめ銘柄まとめ
ETFはウェルスナビを使えばいいのだけど
なお、米国株の指数に連動したETFはウェルスナビ、THEOなどでも買っているわけですが、
ダウ平均に連動したものはなかったようなので、独自で持つことにしました。
>>【実績公開】ロボアドバイザー投資とは?どれがおすすめ?比較して評価してみた(THEO、ウェルスナビ、投信工房、楽ラップ)
なので、興味のある方はSBI証券からどうぞ。(口座開設と利用料は無料です)
ほかに、SBI証券でできること
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