この記事では、貸付投資「Funds」を運営するファンズ株式会社の評判、今後上場するかなどを解説していきます。
実績ある2名によって創業された会社の将来性を知りたい方、今後の展開が気になっている方は参考にしてください。
3度独自で取材しているので、その時に得た情報もまとめていきます。
結論、ファンズ株式会社の評判はよく、上場企業の社長もネット上で言及するほど体制がクリーンです。
サービス運営という点でも、コンプライアンスをしっかり守り、健全な会社と判断しています。
上場はわかりませんが、VCから資金調達しているわけですから、上場か大企業への買収という出口はイメージしているはずです。
ファンズ株式会社が運営するFundsでは1円から投資でき、
今なら無料口座開設だけで1000円もらえてお得なので、まず口座だけでも作っておくといいですよ!
この記事の目次
ファンズ株式会社の概要
以下、ファンズ株式会社(旧社名 株式会社クラウドポート)の情報。
2016年11月1日
役員
代表取締役 藤田 雄一郎
共同創業者/取締役 柴田 陽
資本金
483,000千円
所在地
〒106-0031 東京都港区西麻布3-2-1 北辰ビル7階
事業内容
金融商品取引業
インターネットによる情報サービス業
登録・加入協会
第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3103号
一般社団法人第二種金融商品取引業協会加入
【出資企業】
伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、三井住友信託銀行、日本郵政キャピタル社、みずほキャピタル、三菱UFJキャピタル
株式会社メルペイ、auカブコム証券株式会社、株式会社電通グループ
これから、さらに詳しい情報をまとめていきます。
CEO・藤田雄一郎さんの経歴
代表取締役である藤田 雄一郎さんの経歴はこちら。
2007年にマーケティング支援事業を行う企業を創業し、2012年上場企業に売却。
2013年に大手ソーシャルレンディング「クラウドバンク」の立ち上げに経営メンバーとして参画。
2016年11月に株式会社クラウドポート(現ファンズ株式会社)を創業。
創業者・柴田陽さんの経歴
共同創業者/取締役である柴田 陽さんの経歴は以下の通り。
店舗集客サービス「スマポ」、タクシー配車アプリ「日本交通タクシー配車」など、数々のヒットアプリを手がける。
3つの会社の創業・売却の経験を持つ。
2016年11月に株式会社クラウドポート(現ファンズ株式会社)を創業。
他にも、スイス長銀の社長を務めた人物、複数の証券会社において役員、コンプライアンス代表を歴任した人物が取締役になっています。
弁護士や東大名誉教授もアドバイザーに入っており、法令遵守を重視した運営がなされています。
ファンズ株式会社は上場する?
上場については、ネット記事でも直接聞いたこともないですが、VCから資金調達しているので、視野には入れているはずです。
ちなみに、2019年サービス開始時のインタビューでは、3年先くらいでグローバル展開も目指したいと藤田さんが語っていました。
「東南アジアは魅力的なマーケットで、資金不足な地域なので日本の余ってる資金をいれたい」とのこと。
海外展開もして、事業を大きくしていけば、いつか上場もできるかもしれません。
クラウドファンディングでマクアケ(MAKUAKE)が上場していますから、それの続くことも考えられます。
ホリエモンも注目のFunds
続いて、独自で取材した情報などをまとめていきます。
サービス開始時のインタビュー
まず、サービス開始時の記者会見で聞いたことをまとめます。
ファンズの目的は「資産運用を民主化して、多くの人にいいサービスを届ける」というもの。
「ファンズ」は1円から投資OKで、誰でも始めやすいのです。
こういった特徴を生かして、「多くの人にとって手軽でわかりやすい投資サービスを提供していきたい」という抱負が語られました。
上場企業がFundsで資金調達する理由
記者会見では、上場企業デュアルタップ本の担当者から資金調達する理由なども語られました。
デュアルタップは東京23区で投資用マンションの企画をやっている上場企業。
ソーシャルレンディングに興味があって、事業者の何社かと話をしていました。
そんな中、金融機関からファンズを紹介してもらい、話を進めていきました。
そして、創業メンバーや「1円からOK」というコンセプトなどがすばらしく、トントン拍子で話が進んでいったそうです。
会見では「(ステキなサービスを使わせてもらえて)藤田さんに会えてよかった」という感想も聞かれました。
ファンズを利用した理由「自社の存在を知ってほしい」
デュアルタップがファンズを利用した理由として、「自社の事業を知ってもらう」というものがあります。
そこでFundsで1円から投資してくれる人に存在を知ってほしい。(日本全国の方に)
このように、自社の知名度を上げるためにFundsを使いたい企業は多く、他の上場企業もFundsを利用しています。
こうして上場企業の利用が増えていけば、運営会社のファンズとしても売り上げが伸び、上場なども見えてきそうです。
上場企業が使うメリットは?(株で資金調達できるのに)
代表の藤田さんからは、上場企業がFundsを使う理由も聞いてきました。
上場企業であれば、株などでも資金調達できる中、なぜFundsで調達するのか。
ただ、銀行融資以外での資金を欲する企業がたくさんある。
株式で集めると資本コストが高く、銀行融資は手間と時間がかかる。
スピーディーに低コストで資金調達したい企業がある。
社債と株による調達の間をFundsが担う
資金調達の方法として、社債もありますが、これも利用できる企業は限られるそうです。
社債を発行できる企業は少なく、高いレベルの格付けがついてないと社債を発行できません。
証券会社を通じて発行できるのは優良企業だけ。
上場企業といえども、社債での資金調達は難しいです。
株、社債に変わる調達方法としてFundsの需要がある
このような現状があるため、資金調達方法としてFundsが注目されています。。
実際これまで多くの上場企業、大企業がFundsで調達してきました。
・アイフル株式会社:東証1部 (8515)その他金融業、株式会社メルカリ:東証マザーズ (4385)情報・通信業
・ブロードマインド株式会社:東証マザーズ (7343)その他金融業、ジャパンベストレスキューシステム株式会社:東証1部 (2453)サービス業
・株式会社フェイスネットワーク:東証1部 (3489)不動産業、明和地所株式会社:東証1部 (8869)不動産業
今後はどのような企業に組成してもらうか?
取材では、「現在、不動産関係の会社から引き合いがあるほか、上場企業などとも協議を行なっている」という話も聞きました。
ただ、「あまり不動産に偏りすぎてもよくないため(テーマ分散が理想だから)、いろんな企業にアプローチ中」とのこと。
その例として、「ノンバンクや事業会社にもアプローチしてる」という話も聞けました。(いろんな種類の商品を出したいそうです)
Fundsの今後の展望
他には、以下の展望も聞いてきました。
Fundsの会員数、実績の推移
ファンズ社が運営するFundsの会員数のデータなども紹介します。
会員数は4.4万人を突破しており、業界大手のクラウドクレジットとほぼ同じ水準です。
また、累積募集額は135億円に達し、業界でも高水準です。
月の募集額は、前年比で3.25倍に増えており、サービスとして成長していることもわかります。
2019年1月のサービス開始から、福岡銀行ファンド、優待、ESGファンドの公開など、いろんな取り組みをしています。
このように積み重ねが続けば、上場も見えてくるのではないでしょうか。
【まとめ】ファンズ株式会社の評判、口コミ
ファンズ株式会社の評判はよく、上場企業の社長もネット上で言及するほど体制がクリーンです。
サービス運営という点でも、コンプライアンスをしっかり守り、健全な会社と判断しています。
上場はわかりませんが、VCから資金調達しているわけですから、上場か大企業への買収という出口はイメージしているはずです。
ファンズ株式会社が運営するFundsでは1円から投資でき、
今なら無料口座開設だけで1000円もらえてお得なので、まず口座だけでも作っておくといいですよ!