この記事では「資金を流用した」と報道され、行政処分を受けたmaneo(マネオ)について書きます。
投資するのは危険か、損した人の数などもまとめつつ、
ソーシャルレンディングの伝えられ方がかなり悪意あったので、その辺の誤解も解いていきます。
結論、マネオとその提携会社が問題を起こし、貸し倒れも50億円ほど発生してます。
悪いのはマネオで、ソーシャルレンディングという仕組み自体ではありません。
実際、クラウドバンクというサービスでは運営8年で投資家の損失がゼロであり、ぼくも安定して儲かってます。
なので、安心して資産を増やしたい方はクラウドバンクをチェックするといいです。
※マネオの詳細は動画でもチェックできます
この記事の目次
資金を流用したのは、maenoでなくグリフラ
まず、これ。日経のタイトルに誤解がありますが、中身を見てみると、
悪いのは「maneo」のシステムを使用して募集した「グリーンインフラレンディング」だとわかるのです。
なんだ焦って調べたら流用したのはマネオじゃなくてグリフラじゃん。融資先の管理責任はマネオにあるとして、日経のタイトルだと完全にマネオが流用してるって誤解するわ。マジで日経ふざけんな https://t.co/svKPPVtP2y
— Hiro (@hiro6000) 2018年7月6日
ソーシャルレンディング界隈に再び激震。maneoが金商法違反で行政処分をうけるとの報道です。集めた資金を目的外流用したようですが「なくなった」とは書いていないので続報を待ちたいところ。
資金を預ける時は、金融商品の良し悪しに加えて「相手の会社が大丈夫か」という観点でも確認したいですね
— あおさ@ブロギル節約・家計管理部長/お金は飲み物 (@rabbitcoin_aosa) 2018年7月5日
ソーシャルレンディングmaneoの「目的外流出」事件。やはりmaneo社内の問題ではなく、出資先が本来の目的に反してお金を使ったようですね。そもそも利回り10%超えの金融商品なんて「一定数は焦げ付くこと前提」。どいつもこいつも「ガバナンスが〜」ってうるさいよ。 https://t.co/WZ0JYzfvO3
— あおさ@ブロギル節約・家計管理部長/お金は飲み物 (@rabbitcoin_aosa) 2018年7月7日
というわけで、わかりやすいツイートもありましたが、今度は公式で発表されたソースも見ていきましょう。
maneo(マネオ)が公式で発表したこと
以下、maneoマーケット株式会社による発表。
「集めた投資資金流用 ネット仲介『maneo』100 億円規模」との一部報道があり、関係者の皆様にはご心配をお掛けしております。
弊社の子会社であるmaneo株式会社において投資家の皆様の資金を流用した事実は一切ございません。
>>一部報道について
「グリーンインフラレンディング」が投資家に説明していた事業とは違う用途で資金を使ったことに関して、マネオ側が以下の発表をしてます。
グリーンインフラレンディング社から弊社が説明を受け、
「投資家の皆様にご説明申し上げていた使途」とは異なる使途に資金が使用されたものと評価しました。
>>「グリーンインフラレンディング」におけるファンドの募集停止等のお知らせ
こんな感じで、maneoが悪いというよりは「maneoのシステムを使ってお金を集めていたグリフラ」が悪いということなのです。
分配が遅れる?(遅延が発生か?)
あと、グリフラからの分配(返済)が遅れるのでは?という懸念もされてます。
「株式会社グリーンインフラレンディングは、投資家の皆さまに7月11日の償還及び分配を予定していた総額につきまして、
「投資家の皆さまに返済を行おうとしましたが、maneoマーケット株式会社に受領を拒否されました」という表現がなされました。
当社は、投資家の皆さまに償還される資金を受け取る立場にはありませんので、受け取り拒否をした事実はございません。
>>「グリーンインフラレンディング」における償還及び分配の実施留保のお知らせ
この件に関してmaneoは、グリフラ社や最終貸付先企業に投資家にお金を返すよう、お願いしています。
マネオの行政処分について
あと報道にあった、「maneoに行政処分が入った」に関して、maneo側は以下のように発表しています。
証券取引等監視委員会は、当社に対する検査の結果を踏まえ、当社に行政処分を行うよう、金融庁長官に対して勧告いたしました。
監視委員会が問題視しているのは、説明してきた「グリーンインフラレンディング社の募集時とは違った資金利用」ですね。
グリフラが悪いのに、「maneoに行政指導」と報じられるのは違う気もしますね。
こんな感じで、ニュースのタイトルだけ見ていると、maneoの件に関しては誤解しそうだなと思いました。
※ソーシャルレンディングの誤解も解きたい人は、以下の記事をチェックしましょう
8年の運営で損失ゼロのサービス「クラウドバンク」について知りたい方は、以下のサイトを見るといいです。
【そもそもの話】maneoはヤバい業者なのか?
【追記】「maneoはダメ」は誤解でしたが、この後にmaneoもやばい問題を起こしてしまいました。
maneo、維新とか民主の元議員が関わってるとか、貸し倒れがあるとか、その他もろもろトラブル聞きますが大丈夫でしょうか?
— じゅくちょう@86.9kg (@everydayjukucho) 2018年7月2日
ぼくはマネオファンドで貸し倒れや遅延を経験したことはありませんが、他の人は経験してます。
不動産担保が付いてるローンファンドで安心かと思いきや、担保評価が雑で、担保を売却しても元本を確保できてない事例もあります。
国(金融庁)から行政処分を受けた
また、金融庁から行政処分され、以下のような発表もされてます。
業務運営の状況を検証したところ、以下の問題が認められた。
(1)ファンドの取得勧誘に関し、虚偽の表示をした行為
「虚偽の表示」とは、「サイトで記載していた資金用途」とは違う用途で資金を使ったことです。
こういった点が問題となり、業務改善命令が出されました。
>>平成30年7月、関東財務局:maneoマーケット株式会社に対する行政処分について
中には数百万円以上の大損をし、集団訴訟した人もおり、マネオも危険な業者とわかりました。
そもそも高利回りファンドはハイリスクで危険
あと、これも覚えておくべきで、リターンの裏には相応のリスクが潜んでおり、以下のことも大事です。
・担保や保証があるファンドに投資する
こういったことを意識して投資すれば、「貸し倒れ」や損失は防げますので、覚えておいてください。
特にクラウドバンクでは、「ミドルリターン」「担保・保証あり」を重視してファンドを作っています。
(クラウドバンクでの毎月の利益)
結果、運営8年で投資家の損失ゼロという実績が出ているので、放置で手堅く資産を増やしたい方は口座だけでも作っておきましょう。
maneoマーケット社は怪しい?
運営会社や運用実績、デメリットなどは以下の記事でもチェックしましょう。
※マネオはサービス休止中で新規案件も出なくなりました(以前は10%超えの新規案件が頻発して怖い感じでした)
※案件停止をきっかけに出金する人も生まれてますね
【まとめ】マネオでの大損やばい?怪しい?
最後に要点をまとめます。
・その後、マネオでも問題が発生し行政処分を受けた
・結論、マネオでは50億円もの元本割れファンドが生まれておりヤバイ
マネオのようなサービスを使って損しないためにも、これまでに損失ゼロのサービス「クラウドバンク」を使いましょう。
(クラウドバンクでの毎月の利益)
クラウドバンクは第一種金融業の免許を持つ証券会社によって運営され、財務も健全です。
国(金融庁)からの厳しい監視のもと運営されており信頼できるので、まずは口座だけでも作っておくといいですよ。