この記事では、「メキシコペソのリスク」や「投資で損しないコツ」「メキシコという国の状況」を解説します。
メキシコペソに投資をしたいけど、具体的なリスクがわからない、怖いと思っている方は参考にしてください。
リスクヘッジなど、運用する際のコツもまとめていきます。
・アメリカに貿易で依存しており、アメリカとの関係性がメキシコペソの値動き要因
・原油価格に大きく影響を受ける
・メキシコペソの下落に備えるなら、原油のショートもあり
結論、メキシコペソ円ではレバレッジをかけることで、スワップポイントだけで年利20%や30%も狙えます。
みんなのFXがスワップポイント受け取り最高であり、当サイト限定のキャンペーンで最大1,010,000円もらえます。
お得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
メキシコペソのリスクや国の状況は以下の動画でも解説してるので、チェックしてください。
メキシコペソのリスクを考える上で、理解必須の格付けなどは以下の動画でチェックしてください。
この記事の目次
メキシコペソの特徴
まず、メキシコぺソの特徴を紹介します。
これを知っておけば、リスクにも備えられるので、以下の特徴は必ず知っておきましょう。
・資源国なので、資源価格に影響を受ける
それぞれ解説します。
※メキシコペソ円のスワップポイントは以下の記事でチェックしてください。
メキシコの政策金利が10.5%
まず、メキシコは政策金利が10.5%と高く、メキシコペソは高金利通貨です。
そのため、メキシコペソ円の買いでスワップポイント狙いで取引されることが多いです。
メキシコでは積極的に連続利上げしており、2021年から金利が約6%も上昇しました。
現在の10.5%は過去最高レベルであり、直近の利上げ幅も0.75%と大きいです。
インフレにより金利を上げている
メキシコの中央銀行が金利を積極的に上げている理由は、メキシコでインフレ(物価上昇)が続いているからです。
インフレが進むと、物の値段が上がり、国民の生活に影響が出るので、インフレを止めようとします。
そして、インフレを止めるために政策金利を上げます。
こういった流れでメキシコで金利が上がっており、インフレはまだおさまらないため、今後も利上げが続くと予想されています。
こうした金利上昇はメキシコペソの支援材料であり、メキシコペソ高の要因にもなります。
ここでは、金利の上昇はメキシコペソを支える好材料だと覚えておきましょう。
資源国なので、資源価格に影響を受ける
メキシコは資源国であり、メキシコペソは資源国通貨なので、資源価格にも影響を受けます。
特に、銀や原油はメキシコの主要な輸出品であるため、これらの価格が下がると、メキシコペソにも悪い影響が出ます。
原油価格が下がればメキシコペソ安、原油価格が上がれば、メキシコペソ高になりやすいです。
2022年以降はロシアとウクライナの紛争の影響で、一気に原油高が進みましたが、22年中盤以降は原油価格が下落しています。
原油はメキシコペソに大きく影響しますので、必ずこちらもチェックしておきましょう!
メキシコペソの投資リスク
次に、メキシコペソ投資で考えたいリスクを紹介します。
リスクは地政学リスク、政治的リスク、経済的リスクの3つがあるので、解説していきます。
地政学リスク
地政学リスクという点では、メキシコにとってアメリカが強く関係してきます。
メキシコにとってアメリカはメインの貿易相手であり、メキシコペソ価格はアメリカの動向に影響を受けます。
もし、アメリカで戦争やテロなど危険なことが起きれば、メキシコにも悪い影響が出ます。
ロシアとウクライナの紛争でユーロに影響が出ているように、メキシコペソの投資においてもアメリカの状況はチェック必須です。
アメリカとメキシコの関係も大事
また、メキシコペソ投資ではアメリカとの関係も大事です。
なぜなら、メキシコの輸出の8割はアメリカが占めているからです。
もしアメリカがメキシコからの輸入を減らすなどがあれば、メキシコペソにも悪い影響が出ます。
こうしたことがあるので、アメリカとの関係が良くなればペソ高になりやすく、関係が悪化すればペソ安になりやすいです。
また、アメリカ経済が好調ならペソ高、アメリカ経済が不調ならペソ安という傾向もあります。
政治的リスク
過去にはメキシコの政治問題でもメキシコペソ円が動いているので、こちらも注意です。
2021年11月には、オブラドール大統領が次期メキシコ中銀総裁に財務副大臣のビクトリア・ロドリゲス氏を起用すると発表し、急落しました。
中央銀行の総裁という大事な役割に、金融政策についての経験がない人物を起用するということで、市場に不安が走りました。
政局不安でのペソの暴落もあり得る
また、オブラドール大統領とロドリゲス氏が親密な関係であることも、市場からはネガティブに捉えられました。
大統領が仲のいい身内を総裁に起用したと捉えられ、メキシコペソ売りを招きました。
このような政治的な不安がこれまでメキシコペソではおきているので、大統領の動向には注意が必要です。
※オブラドール大統領は外交はしっかりしており、バイデン大統領との関係性について今後も良好な関係を維持していきたいと話しています
経済的リスク
メキシコペソでの深刻な経済的リスクはありません。
以下の要因もあり、メキシコ経済は堅調に推移しそうです。
・国の赤字は年々減少
・アメリカとの良好な関係がメキシコ経済の支えに
それぞれ解説します。
GDPは堅調に推移
まず、メキシコ経済についてはGDPから堅調さが見て取れます。
上の図は、メキシコのGDP年間成長率を示したもので、GDPが底堅く推移していることがわかります。
また、以下の通り国の赤字も年々減少しており、経済について深刻な心配はないように思います。
アメリカとの良好な関係がメキシコ経済の支えに
先ほど紹介した通り、主要な貿易相手国であるアメリカとの関係は良好であり、こちらもメキシコにとってポジティブ。
このまま輸出が安定すれば、メキシコ経済も伸びていきそうです。
ムーディーズなど格付け会社からの評価も上がっていますから、メキシコの将来性は明るいと言えそうです。
メキシコペソ投資でリスクヘッジする方法
次に、メキシコペソ投資でリスクヘッジする方法を紹介します。
・分散して投資する
・原油のショートも検討する
・レバレッジを抑えて低リスクな運用をする
それぞれ解説します。
季節ごとの値動きの傾向を知って売買する
まず、リスクヘッジするために、メキシコペソでの値動きの特徴を知りましょう。
以下の傾向があるので、これを知っておくとリスクヘッジしやすいです。
・過去の値動きから1月〜3月上旬でボトム(底値)を形成しやすい
・夏場は最高値になりやすい
・ただ、そこから冬に下がるので、夏場で売っておく
まとめると、年始に買い、夏まで待ち売って利益確定するのが戦略です
こちらも覚えておきましょう!
分散して投資する
リスクヘッジするためには、買い付け時期の分散や取引する資産の分散も大事です。
メキシコペソ/円で一気に買うと高値づかみをしやすくなるので、買う時期を分散して、取得単価を平均化するといいです。
また、メキシコペソだけ売買するのでなく、他の通貨や他の資産を売買することでもリスク分散ができます。
原油のショートも検討する
分散投資する資産としては、原油が1つにあります。
メキシコペソを買いながら、原油のショート(空売り)という分散の仕方です。
原油価格にメキシコペソは影響されますから、原油が下がった時はショートで利益を取り、メキシコペソは保有したままで金利を受け取る戦略です。
原油の下落とともにメキシコペソも下がったらナンピンをして、買い付け単価を安くして、上昇後に利益を狙います。
こちらも参考にしてみてください。
レバレッジを抑えて低リスクな運用をする
メキシコペソでリスクを抑えた運用をするために、レバレッジは3倍以下に抑えましょう。
レバレッジ3倍以下であればロスカットも防ぎやすく、損を回避できます。
値動きの荒い「高金利の新興国通貨」は、メジャー通貨ペアと違い、予想外の動きをしがちです。
そもそもリスクが高めの通貨になるので、レバレッジをメジャー通貨より低めにして、低リスクな運用を心がかけましょう。
おすすめのレバレッジについては、以下の記事を参考にしてください。
メキシコペソ円を購入できる!おすすめFX会社
次に、メキシコペソ円を売買できるおすすめのFX会社を紹介します。
お得なキャンペーンも開催中なので、気になったところは無料で口座解説しておきましょう!
みんなのFX
おすすめ度 | ★★★★★ |
使いやすさ | A+ |
安全性 | A+ |
スワップポイント | 181円 |
スプレッド | 0.3銭 |
1年運用時の利益 | 66065円 |
みんなのFXでは、メキシコペソ円でのスワップポイント受け取りが最高です。
スプレッドも最狭水準で、約定力も高く、有利に取引できます。
安定してスワップポイントが多く、他の高金利通貨でも最高水準です。
当サイト限定のキャンペーンで最大1,010,000円もらえてお得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
SBI FXトレード
おすすめ度 | ★★★★★ |
使いやすさ | A |
安全性 | A+ |
スワップポイント | 160円 |
スプレッド | 0.3銭 |
1年運用時の利益 | 58,400円 |
SBI FXトレードもメキシコペソ円のスワップポイント受け取りが多く、安定しています。
こちらでは1通貨から取引でき、5円からFXを始められます。
取引ツールも充実しており、スマホアプリもあるので、初心者の方も始めやすいです。
自動積立もでき、外貨預金のようにメキシコペソを買うことも可能。
こちらでもお得な5万円キャッシュバックキャンペーンがあるので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
【まとめ】メキシコペソ円は暴落で大損する?
最後に大事な点をまとめます。
・資源国なので、資源価格で貿易収支が変わり、メキシコペソの為替相場にも影響する
・大統領がたまに問題を起こし、政治リスクもある
・アメリカとの関係性が大事で、当面は問題なさそう
・経済的リスクはあまり心配なし(GDPなどが堅調)
・高金利通貨の中ではリスクが低めで、下落での大損もしづらい
メキシコペソは数百円から始められて、みんなのFXであればスワップポイント受け取りが最高です。
当サイト限定のキャンペーンで最大1,010,000円もらえてお得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!