この記事では、ソーシャルレンディングの「Bankers(バンカーズ)」のメリット・デメリットや評判をまとめます。
手堅い新サービスで、損せず資産を増やしたい方は参考にしてください。(1万円からOK)
・商業手形割引でリスク分散できる
・想定より利回りが上昇する可能性がある
・担保あり
・融資先や担保のリスク度合いもわかる
・借手との毎月の面談があり投資家への報告もある
バンカーズではお得なキャンペーンを開催してるので、そちらもチェックしておきましょう。
この記事の目次
バンカーズの特徴と仕組みを解説
バンカーズは1万円から投資でき、融資と商業手形を組み合わせた日本初のソーシャルレンディングです。
融資には「融資先の貸し倒れリスク」がありますが、商業手形であればそのリスクがありません。
投資家としては2つの収入源ができ、リスク分散もできます。
バンカーズの運営会社
運営会社は株式会社バンカーズで、創業は昭和44年。
ここは商業手形割引事業を40年以上続けており、審査・分析ノウハウを蓄積。
これまで15,000件・200億円以上の商業手形割引を実行しています。
資本金:1億3,300万円
代表取締役:澁谷 剛(大和証券で新規上場・IPOの支援をしていた)
本社:〒102-0083
東京都千代田区麹町2-12-1 VORT半蔵門8F(埼玉営業所あり)
登録:第二種金融商品取引業:関東財務局長(金商)第3216号
貸金業:関東財務局長(13)第00077号
メンバーにはクラウドバンク創業者の大前さんもおり、ソーシャルレンディングの運営において安心材料と言えます。
バンカーズのメリット
バンカーズには以下のメリットがあります。
・商業手形割引でリスク分散できる
・想定より利回りが上昇する可能性がある
・担保あり
・借手との毎月の面談があり報告もある
・運営者が投資家と同等のリスクを負う
それぞれ解説します。
【キャリア270年】金融のプロがそろっている
バンカーズの代表会長は三菱銀行出身で、他のメンバーも金融業界出身であり、全員のキャリアを足すと270年になります。
長年の金融経験ある人材がいるのはメリットです。(コンプライアンスについて叩き込まれた人ばかり)
過去に問題を起こした事業者を見ればわかるように、金融サービスは人材が大事であり、中の人で成否が決まります。
投資家としても中の人や運営体制が安心材料となるはず。
商業手形割引でリスク分散できる
バンカーズでは投資家が収入を得る手段として、融資の他に商業手形割引があります。
商業手形割引は、企業の資金調達の手段の1つであり、お金を借りる側の視点で考えるとイメージしやすいので、そちらで説明します。
商業手形割引にはメリットあり
お金を借りる企業側にとって、商業手形割引は融資ではない資金調達方法となります。
融資は信用情報に傷がつくデメリットがありますが、商業手形割引は融資ではないので、それがありません。
審査などの面で融資よりも資金調達しやすく、お金を渡す企業にとっても回収しやすいというメリットがあります。
商業手形割引で利益を出す方法
次に、お金を貸す側の視点から商業手形割引で利益を出す方法を紹介します。
結論、以下の図の「⑥ – ⑤」の差額で利益を出します。
「将来の売り上げとなる手形」を割安で事業者から買い取り、「あとで受け取れる手形通りの額面」との差が利益となります。
1000万円の手形がある場合、事業者Aは事業者Bから700万円で買い取り、手形を発行した企業からあとで1000万円もらいます。
この場合だと、300万円がAの利益となり、このAがバンカーズに該当します。
そして、その利益の一部をバンカーズは投資家に分配します。
投資家としてバンカーズで利益を出す流れはこんな感じです。
想定より利回りが上昇する可能性がある
商業手形割引では、想定より利回りが上昇する可能性があります。
融資の場合、貸付金利が決まっているため、想定以上の利益を得るのは難しいです。
しかし、商業手形割引であれば、想定より割安で手形を買い取れる場合もあり、利益が増える可能性があります。
これは他のソーシャルレンディングにないメリットです。(バンカーズではお得なキャンペーンも開催中!)
担保あり(第一順位の根抵当権設定)
バンカーズでは担保が設定してあり、以下のようなリスクもわかりやすく書いてあります。
融資額も担保の評価額以下で設定されており、安心材料と言えます。
※個人による連帯保証もあり(担保と保証の要点は以下の記事でチェックしてください)
ちなみに、担保と保証の必須知識はこちら>連帯保証はいくらでも偽装できるので、連帯保証があっても100%信頼してはいけない
「担保なし・保証ありのファンド」がある場合、気をつけた方がいい
保証などの表記偽装は、過去にソーシャルレンディング事業者であったので注意https://t.co/CUfWJAa1WQ
— タクスズキ@投資収入をブログで公開(セミリタイア&分配金などの利益は固定ツイ、プロフ文で。FIRE) (@TwinTKchan) February 21, 2021
融資先の状態(リスク)もチェックできます。
借手との毎月の面談があり報告もある
バンカーズでは借手と毎月面談を行い、足元の業況、担保不動産の状況、借入についての確認をします。
面談で聞いたことは投資家に報告し、マイページのメッセージで知らせます。
こういった報告がないサービスもありますから、こちらも大きなメリットです。(投資家としても安心)
運営者が投資家と同等のリスクを負う
バンカーズでは、投資家と同等のリスクを負うため、公開するファンドにしっかり出資します。
これをセイムボート出資といい、投資家と収益を共有し、「ファンド販売者の利益」と「投資家の利益」が相反しないようにしています。
ただ、バンカーズの出資額は元本の0.1%であり、額は多くないです。(完全に対等とは言えないですね)
バンカーズのデメリット
バンカーズには以下のデメリットがあります。
・利回りが高くない(最大4%)
・まだ実績がない
毎月分配でない
バンカーズで分配金がもらえるのは運用が終わってからです。
運用期間は4ヶ月〜1年であり、その間に分配金はもらえず、クラウドバンクのように毎月収入が入ってきません。
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来月から分配開始のファンドもあるので、これからは毎月16万円くらいの受け取りになるはず。https://t.co/qFarCYzyKL pic.twitter.com/mk9eXn7mxH— タクスズキ@投資収入をブログで公開(セミリタイア&分配金などの利益は固定ツイ、プロフ文で。FIRE) (@TwinTKchan) February 6, 2021
定期収入がほしい人にとってデメリットなので、毎月収入がもらえるクラウドバンクも検討しましょう。
運営8年で投資家の損失ゼロであり、国から認められた証券会社が運営してます。
利回りが高くない(最大4%)
バンカーズでは現時点、利回りが最大でも4%ほどです。
他のサービスと比べると低めで、ソーシャルレンディングには利回り12.5%のクラウドクレジットもあります。
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高利回りを狙いたい方は、こちらもチェックしておきましょう。
まだ実績がない
バンカーズは2020年12月にサービスが始まったばかりで、まだ実績がありません。
(運用終了し、無事に投資家のお金が返ってきた実績がない)
こういった点でも不安はあります。
クラウドバンクでは運営8年で損失ゼロという実績がありますから、ここと比べると劣っているとも言えます。
(クラウドバンクでもらえた分配金)
バンカーズの評判・口コミ
サービス開始まもないことから、バンカーズに関する感想は少なかったです。
ただ、問題を起こしたSBIソーシャルレンディングの影響で、資金が流れてくるのでは?という憶測もありました。
これまでクリック合戦はなく、投資はしやすいようです。
バンカーズがおすすめな人
以下の人にバンカーズをおすすめできます。
・貸し倒れのリスクを低くしたい
・メンバーと運営体制がしっかりしてる所を使いたい
・担保ありで安心したい
・融資先から毎月報告がほしい
こういった方はキャンペーンも開催中のバンカーズを使いましょう。
バンカーズをおすすめできない人
以下の人には、おすすめできません。
・高利回りがいい
・実績あるサービスを使いたい
こういった方は7%の利回りも狙えるクラウドバンクを活用しましょう。
(クラウドバンクの分配金は月14万円)
取材したことも公開
バンカーズに独自取材もしたので、そちらで聞いた大事な話もまとめます。
バンカーズにクラウドバンク創業者がいる
バンカーズの運営メンバーとして、クラウドバンク創業者の大前さんがいます。
ソーシャルレンディングで大手となったサービスの創業者がいることは、今後の運営でメリットです。
損失ゼロのノウハウを知ったりすることで、安定した運営ができるようになるのではないでしょうか。
株主は上場企業など
バンカーズ運営会社の株主は東証一部上場企業のサイバーエージェントなど。
他には、インキュベイトファンドのジェネラル・パートナー赤浦徹さんさんから出資を受けています。(sansanなどの成功事例あり)
バンカーズでの融資先は医療機関や介護事業者、スタートアップ企業など。中身がしっかりした企業です。
商業手形は銀行にも引き取ってもらえるが、バンカーズを経由する理由は?
A.スピード感。銀行は枠がいっぱいになってることも。
借り手の開示はする?
A.借り手の開示もしたい。開示できるものは全て開示したい。
担保の物件の住所は開示できるかわからない。
今後の募集ペース、規模はどのくらい?
まずは月1本ペースで。当面は3000~5000万円くらいの規模。
他の事業者との違いは?
大手銀行の役員がいると、事業の目利きで強みになる。案件は水面下だが、有力企業とのファンド組成ができている。
大前さんいわく「クラウドバンクもそうだったが、安全安心かつ、貸出先を安定的に見つけるのは難しい」
【まとめ】バンカーズの評判と運用実績
最後にバンカーズの要点をまとめます。
・商業手形割引でリスク分散できる
・想定より利回りが上昇する可能性がある
・担保あり
・借手との毎月の面談があり報告もある
バンカーズではお得なキャンペーンを開催中なので、ぜひチェックしましょう。