この記事では、ポートフォリオに「不動産のリート(REIT)」が不要なのかをセミリタイア達成したプロが解説します。
「あらゆる資産に分散した方がいいと聞いたけど、実際どうなの?」「REITをもう見切りたい」と思っている方は参考にしてください。
・リスクをとって、株だけで大きなリターンを得たいならREIT不要
・インフレに備えて手堅い運用をしたいならリートはあってもいい
・日本の年金運用(GPIF)では、リートをポートフォリオに入れていない
結論、不動産は株など他の資産と違って値動きをして、インフレに強いというメリットもありますから、人によっては必要です。
ただし、株ほどのリターンを取れず、債券のような安定性もないため、なくてもいい資産です。
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この記事の目次
【概要】REIT(リート)とは何?
そもそものREIT(リート)とは何か?を先に説明します。
リートとは不動産投資信託のことで、Real Estate Investment Trustの略です。
たくさんの投資家から資金を集めて「不動産」を購入し、そこから生じる賃料や売却益を投資家に分配する商品です。
【不動産】REIT(リート)はいらないの?
そして、リートが不要かどうかは、リートのメリット・デメリトから考えると判断できます。
というわけで、これからリートのメリット・デメリットを紹介します。
移管するので改めて8資産pizzaを継続するか悩む。ぶっちゃけReitと新興国債いらないし、とかなると1/3をこれが占めるポートフォリオを保有することは非常に躊躇する。でも無難に先進国株ってのも悩む。
— alealealex (@ALEALEALEX) December 9, 2018
REIT(リート)のメリット
Jリート(海外)含め、リートには以下のメリットがあります。
・インフレに強い
・都市部の不動産の価値は今後も上がりそう
それぞれ解説します。
株など他の資産と違う値動きをする
リート(不動産)は株や債券、金(ゴールド)と違った値動きをし、保有していることでリスクヘッジができます。
たとえば、別の資産が下落したときでも、リート価格が上がることがあり、その時に利益を得れば、他の資産の下落分をカバーできます。
投資の鉄則通り、不動産込みであらゆる資産に分散投資することで、もしもへの備えができます。
インフレに強い
不動産は株や金同様、インフレに強いです。
インフレで物の価値が上がっていけば、不動産の価格も上がり、リート価格も上昇しやすいです。
日本政府はインフレを目指していますから、Jリートを持っていることで値動きでの利益を得られるかもしれません。
こうした点でも持つ意味はあると思います。
都市部の不動産の価値は今後も上がりそう
東京を中心に都市部の不動産の価格はどんどん上がっており、今後も上昇が期待できます。
インフレに加えて、こういった要因もリートを持つ意味です。
都市部の物件に投資できるリートであれば、保有する意味はあるはずです。
REIT(リート)のデメリット
ただ、REIT(リート)には以下のデメリットもあります。
・コロナ後のオフィスリートのような状況になることも
それぞれ説明します。
コロナショック後の戻りが遅い
2020年のコロナショック後に、どのリートも暴落し、投資していた人たちは含み損を抱えました。
損切りした人もいましたし、中には含み損を抱え続けた人もいます。
株も暴落しましたが、米国株を中心にすぐ元の値段まで回復しました。
それに比べると、リートは戻りが遅く、1年半以上たった今でも元の値段に戻ってないものもあります。
こうした暴落に弱い点も「リート不要」と言われる理由です。
コロナ後のオフィスリートのような状況になることも
特に価格が戻っていないものだと、オフィスリートがあります。
コロナの影響でリモート化が進み、オフィスを小さくする、もしくはなくした企業が増えました。
その影響で、オフィスビルに投資するオフィスリートがさえない状況になっています。
リートではこのようなリスクもあり、最近は特に「いらない資産」とも考えられています。
REIT(リート)の評判、口コミ
以下、いろんな投資家のリート(不動産)に対する意見。
REIT(リート)がおすすめな人
紹介してきたことを踏まえると、以下の人にリートはおすすめと言えます。
・あらゆる資産でリスク分散したい
・都市部の不動産に投資したい
こういった人であれば、ポートフォリオに不動産(リート)があってもいいと思います。
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REIT(リート)をおすすめしない人
以下の人には、リートをおすすめしません。
・暴落後に戻りの早い商品がいい
こういった方であれば、年率+30%も狙える全米株のインデックスファンドがおすすめです。
【まとめ】リート・不動産はなくていい
不動産は株など他の資産と違って値動きをして、インフレに強いというメリットもありますから、人によっては必要です。
ただし、株ほどのリターンを取れず、債券のような安定性もないため、なくてもいい資産です。
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