この記事では、ユーロ/ズロチ(EUR/PLN)を取引できる「おすすめのFX会社」についてまとめていきます。
ユーロ/ズロチの特徴や注意点、今後の予想などを知りたい方は参考にしてください。
・ユーロ/ズロチはスワップポイント運用でも利用される
・同じように金利が上がった場合、信用格付けの高いユーロの方が有利
・今後はユーロ経済が交代で、ユーロ安の可能性も
ユーロ/ズロチはFOREX.comで取引できます。
お得なキャッシュバックもあるので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
この記事の目次
ユーロ/ズロチの特徴を解説
ユーロズロチはユーロとポーランドズロチで構成される通貨ペアです。
ユーロとポーランドに影響を受けるので、それぞれの特徴もまとめていきます。
ユーロの特徴と値動きの特徴
ユーロの値動きは、ユーロ圏の経済と密接に関連しています。
ドイツ、フランス、イタリア、スペインの4か国がユーロ圏のGDPの3分の2を占めています。
ドイツとフランスの2か国でユーロ圏のGDPの50%近くを占めます。
なので、ユーロにはドイツとフランスの動向が特に大きく影響します。
ポーランドズロチの特徴と値動きの特徴
ポーランドズロチの特徴を解説します。
ポーランドズロチの特徴は金利が高いながら、信用格付けが高いことです。
ポーランドは政策金利が5.75%であり、2021年から利上げサイクルが続いていました。
コロナ後には金利が0%台まで下がりましたが、それ以前は2%以上の高金利を維持していました。
ポーランドはヨーロッパにあり、新興国ほどのリスクはないながら高金利なのが特徴です。
国 | 政策金利 |
ポーランド | 5.75% |
トルコ | 30% |
メキシコ | 11.25% |
南アフリカ | 7% |
ポーランドの信用格付けが高い
ポーランドは格付け機関からの格付けが高いです。
S&Pからの評価はA-で、見通しは安定的、投資適格級という格付けです。
ちなみに、他の高金利通貨との格付け比較は以下の通り。(BBB-以上が投資適格級です)
格付け | S&P |
A- | ポーランド |
BBB+ | メキシコ |
BBB | |
BBB- | |
BB+ | |
BB | 南アフリカ |
BB- | |
B+ | トルコ |
※BB+以下がジャンク級と言われている国で、投資するにはリスクが高い国です。
高金利通貨と比べると、ポーランドは格付けが高く、投資に値すると評価されています。
ユーロ/ズロチの価格推移
次に、ユーロズロチの価格推移から値動き要因を見ていきます。
ユーロズロチでは、主にユーロ圏・EUでの出来事で動くことが多いです。
ユーロ圏の金利や経済状況・景気、インフレ率などでこれまで動いてきました。
なので、今後もそういった重要指標などをみていきましょう。
ユーロ/ズロチの今後の予想@2023〜
次に、ユーロ/ズロチの今後を予想します。
今後はユーロ圏の景気、経済状況が重要です。
2022年後半からはユーロ圏でのリセッション・景気後退入りが観測され、ユーロ/ズロチでは下落していきました。
今後も景気の下振れが続けば、ユーロズロチは下落するかもしれません。
ポーランドの利下げの影響も大事
ユーロ/ズロチでは、ポーランドの金利も大切になりそうです。
ポーランドでは2023年から利下げサイクルしており、かつての6.75%から今は5.75%まで金利が下がっています。
今後も利下げが続くのであれば、ポーランドズロチ安の展開にもなるかもしれません。
EUの景気が持ち直し、ポーランドの利下げが続けば、ユーロ/ズロチで上昇もあり得ます。
ユーロ圏の利下げも相場に影響
金利については、ユーロ圏のも大事です。
ユーロ圏ではインフレが落ち着いてきており、今後金利が下がる可能性もあります。
2023年10月にECBは0.25%幅の利上げを決めており、利下げはまだ先だと思います。
ただ、ECBの利下げでユーロ安になることも頭に入れていた方が良さそうです。
当面、ユーロ圏で金利は下がらず、利上げが金利据え置きが続きそうです。
【比較一覧】スプレッド、スワップポイント
次に、ユーロ/ズロチを取引できるFX会社を紹介します。
取引単位やスプレッド、スワップポイントをチェックしましょう!
FX会社 | スプレッド | スワップポイント | 最小取引単位 |
FOREX.com | 12.1pips | 買:-127円 売:29円 |
1000通貨 |
OANDA | 20pips | 買:-157円 売:22円 |
1万通貨 |
サクソバンク証券 | 22pips | 買:-157円 売:20円 |
1万通貨 |
※スワップポイントは2023年10月10日時点、10,000通貨あたりの1日での受け取り量です
スプレッドは20pips前後、スワップポイントは受け取りで20〜29円ほどです。
取引単位は1000通貨だと、4000円くらいから取引を始められます。
キャッシュバックなどの条件も含めると、FOREX.comがお得でおすすめなので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
ユーロ/ズロチを取引する際のおすすめFX会社
次に、ユーロ/ズロチの取引ができるおすすめFX会社を紹介します。
FOREX.comがおすすめなので、特徴をまとめます。
おすすめ度 | ★★★★★ |
使いやすさ | A |
安全性 | A |
スワップポイント | 買:-127円、売:29円 |
スプレッド | 12.1pips 原則固定 |
キャッシュバック | 150万円 |
取引通貨単位 | 1000通貨 |
FOREX.comはスプレッドが狭く、約定力も高く有利にトレードできます。
1000通貨から取引でき、最大レバレッジなら4000円でも取引できます。
スワップポイントも高水準で、インカムゲインで高利回りも期待できます。
取引ツールも使いやすく、スマホアプリもあり、かんたんにニュースチェックもできます。
お得なキャッシュバックもあるので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
ユーロ/ズロチで為替取引するときの注意点
次に、ユーロ/ズロチでの注意点も紹介します。
以下の点を覚えておきましょう。
・欧州時間に取引が活発化
・政策金利が相場に影響する
流動性が低く急変しやすい
ユーロ/ズロチは、マイナーな通貨ペアで世界的にそれほど取引されておらず、取引量が少ないです。
なので、売買のバランスに少しでも偏りが生じれば、相場が急変しやすくなります。
結果、値動きが荒くなりリスクが高まってしまいます。
なので、ユーロ/ズロチで取引する際は、リスクを抑えるためにレバレッジをおさえましょう。
レバレッジ7倍以上で取引していると、ロスカットで損をする可能性があるので、無理は禁物です。
また、取引量の少ない通貨ではスプレッドも広がりやすく、スリッページも発生しがちなので、注意です。
欧州時間に取引が活発化
ユーロ/ズロチはユーロの価格に連動しやすいので、取引をする際には欧州時間に注目しておきましょう。
欧州時間はヨーロッパの投資家がFXをできるようになる時間帯で、欧州地域での通貨の取引が増えます。
ユーロやポンドに加えて、ポーランド/ズロチの取引量も増えるので値動きが大きくなりやすいです。
特に、参加者の多いロンドン市場が開く16時には値動きが大きくなりやすいので、注意しておくといいです。
ユーロ/ズロチは取引量が少なく、ちょっとの動きで大きく変動しやすいので、この時間に取引する際は警戒しましょう。
また、ニューヨーク時間が開く21時からも値動きが大きくなりやすいことも覚えておくといいです。
政策金利が相場に影響する
ユーロ/ズロチでは、ポーランドとユーロの政策金利が相場に影響します。
特に2021年からはどちらの地域でも利上げをし、ユーロ高・ズロチ安となりました。
同程度の利上げでしたが、信用格付けが上のユーロが買われ、ユーロ/ズロチでは上昇していきました。
今後も信用格付けと金利が大事になっていくので、こちらもチェックしていきましょう。
【まとめ】ユーロ/ズロチの最新見通し
最後に大事な点をまとめます。
・ユーロ/ズロチはスワップポイント運用でも利用される
・同じように金利が上がった場合、信用格付けの高いユーロの方が有利
・今後はユーロ経済が交代で、ユーロ安の可能性も
ユーロ/ズロチはFOREX.comで取引できます。
お得なキャッシュバックもあるので、まずは無料で口座を作っておきましょう!