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【億り人が解説】FXトレンドフォローの王道手法と鉄板エントリーポイント

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トレンドフォロー、それはFXの王道であり、もっとも利益を出しやすいといわれるトレード手法です。

とはいえ、なかなか勝てないというトレーダーの方も少なくありません。

なぜ勝てなくて、どうすれば勝てるのでしょう?

ここでは、トレンドフォローのやり方と適切なエントリーポイントについて、順を追ってわかりやすく解説していきます。

勝てない理由について言及し、難しい専門用語もかみ砕いて説明するので、伸び悩んでいるトレーダーの方はもちろん、FX初心者の方もぜひご一読ください。

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トレンドフォローのやり方とは?

そもそもトレンドとは、相場が一定の方向に大きく動き、それが継続していく状態です。

その動きに合わせてエントリーするのがトレンドフォロー(順張り)。

動き始めを捉えてエントリーし、終盤を見極めて決済するのがベストですが、その見極めは簡単ではありません。

まずは、トレンドの定義と、トレンドフォローをやるために必要な情報を提供します。

トレンドの発生しやすい時間帯

相場は24時間動いていますが、四六時中トレンドが発生するわけではありません。

効率のよいトレンドフォローをやるためには、トレンドの発生しやすい時間を把握しておく必要があるでしょう。

トレンドの発生しやすい時間帯とは、世界の代表的な都市の市場がオープンする時間です。

以下表を参照ください。(すべて日本時間で表記しています)

a

それぞれオープンからおよそ1~2時間が発生確率の高い時間帯です。
あらかじめ、時間帯を決めておくと、効率よくトレードできます。

トレンドへの転換点に気づく

トレンドでない状態はレンジと呼ばれ、チャートはほぼ水平に小さく上下を繰り返します。

その平均的な起伏から抜けたときがトレンドへの転換点です。

チャートを見やすくするために、上下に水平線を引くと、トレンドに変わったことがいっそうわかりやすくなります。

谷部分を結んだ水平線をサポートライン(支持線)、山部分を結んだ水平線をレジスタンスライン(抵抗線)と呼びます。

このラインを超えたときがトレンドへの予兆、ときに騙しもありますが、注視しておきましょう。

トレンドの見極め

トレンド見極めのポイントは、前の山(谷)との比較です。

つまり、上昇トレンドの場合、高値が前の山を更新し、安値も切り上がっていきます

下降トレンドはその逆で、安値が前の谷を更新し、高値が切り下がっていく状態です。

上図のように、直近の高値(安値)が更新され、さらに反発による安値(高値)も更新されていく場合、

それぞれの頂点(ヒゲ部分を含む)を結んでラインを引きます。

このラインをトレンドラインと呼びます。

つまり、トレンドラインが引けるようであれば、それは紛れもないトレンドであり、引けなければトレンドではありません。

ダウ理論によるトレンドの定義

ダウ理論とは、アメリカのジャーナリスト、チャールズ・ダウ(1851~1902)が考案したマーケット理論です。

ダウは、切り上げ(切り下げ)による上昇(下降)トレンドを定義づけし、6つの法則を提唱しました。

ダウ理論
価格はすべての事象を織り込む

トレンドは3種類ある(長期トレンド・中期トレンド・短期トレンド)

トレンドは3段階ある(先行投資期・追随投資期・一般投資家の参入期)

平均は相互に確認される

トレンドは出来高でも確認できる

トレンドは明確な転換サインが出るまで続く

19世紀に提唱されたマーケット理論のため、現代にあてはまるか否かの議論もありますが、トレンド見極めやエントリーの判断基準になります。

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トレンドフォローのエントリーポイントとは?

トレンドフォローで大切なのは、エントリーポイントを逃さないことです。

そのためには根拠となるぶれない理論と、自分のトレードスタイルを確立する必要があります

エントリーポイントを決定づける主たる根拠となるのが、以下です。

根拠
グランビルの法則

上位足と下位足を見極めてエントリーする

それぞれについて解説します。

グランビルの法則

グランビルの法則とは米国のアナリスト、ジョセフ・E・グランビル(1923~2013)が考案したもの。

買いと売りを示す8つのパターンをいいます。

買いの法則
横ばい、もしくは上を向きつつある移動平均線をレートが上抜けたら買い

移動平均線が上向きで、レートが一度移動平均線を下抜けたところで買い

移動平均線が上向きでレートが移動平均線を下抜けずに反発したら買い

移動平均線が下向きでレートが移動平均線より下に大きく乖離したら買い

売りの法則
横ばい、もしくは下を向きつつある移動平均線をレートが下抜けたら売り

移動平均線が下向きで、レートが一度移動平均線を上抜けたところで売り

移動平均線が下向きで、レートが移動平均線を上抜けずに反落したら売り

移動平均線が上向きで株価が移動平均線より上に大きく乖離したら売り

誰もが納得できる基本的な法則ですので、記憶に刻み込んでおきましょう。

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上位足と下位足を見極めてエントリーする

トレンドを見極め、エントリーを意識し出したら、必ず自分のトレードスタイルに合わせた上位足と下位足の動きを比較しましょう。

下記表は、トレードスタイル別の上位足と下位足です。

上位足でトレンド状況を把握し、下位足でエントリーのタイミングを図ります。

つまり、上位足が上昇(下降)トレンドなら、下位足も上昇(下降)トレンドになった時点を狙ってエントリーします

さらに勝率を上げるなら、押した後の反発ポイントである第2波でのエントリーが賢明です。

トレンドフォローの決済ポイントとは?

決済ポイント、つまり利益確定は、損切と同様、エントリーの根拠が崩れた箇所で行うのが一般的です。

含み益が伸びそうなときはできるだけ伸ばし、指値注文をするなら最低でも損益比1:1以上とし、トータルの利益を意識しましょう。

基準としてはボリンジャーバンドを活用するといいです。

新規買いなら、-2σラインで買ったら、その上の-1σラインで売り決済という感じです。

新規売りなら、+2σラインで売ったら、その下の-1σラインで買い決済という感じ。

いろんなテクニカル指標を使い、決済の基準を決めておきましょう。

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トレンドフォローで勝てない理由とは?

トレンドフォローで勝てない主な理由は以下の3つです。

記事の要点まとめ
損切りポイントが悪い

飛び乗りをしてしまう

エントリーが遅すぎる

それぞれについて解説します。

損切ポイントが悪い

トレンドを見極めたと思っていても絶対はないので、損切を用意しておくに越したことはありません。

けれども、損切の位置が近すぎたら、反発の戻りですぐに損切されてしまいます。

損切りを置く位置は、ずばりエントリーの根拠が失われる場所です。

つまり、上昇トレンドの場合、直近の最安値を下回る位置、下降トレンドは直近の最高値を上回る位置になります

この位置なら、多少の含み損にも耐えられ、相場が元に戻れば大きな利益となるでしょう。

飛び乗り(高値づかみ)をしてしまう

ブレイクの初動を捉えようと焦ったあまり、高値づかみをしてしまうと一旦の戻りで、慌てて損切りすることもあります。

慌ててのエントリーはご法度。

くれぐれも、ローソク足の急な動きにはついて行かないように、トレンドが確定してから行動しましょう

※以下のようなチャートパターンも知っておくと、高値づかみも防ぎやすいです。

エントリーが遅すぎる

誰もがトレンドと認識した後にエントリーしても、もはやトレンド崩壊は時間の問題です。

先行投資家たちの利確注文、反転を狙ったトレーダーによる逆方向の新規注文でトレンドは反転してしまうでしょう

遅れていると認識したらエントリーを見送り、すでにエントリーしていたら、すみやかに利確するのが賢明です。

勝つためには、根拠をもちトレードすることが大切です。

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【まとめ】トレンドフォローは稼げる?負けない?

トレンドフォローはトレンド発生時のみに適用されるトレード手法。

ダウ理論やグランビルの法則なども活用しながら、トレードしていけます。

エントリーポイントを逃すことなく、柔軟に使っていけば、あらゆる場面で利益を生み出すことでしょう。

エントリーの根拠は多いに越したことはありません。

多くの根拠を基にトレードしていきましょう。

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