この記事では、FXのスイングトレードを解説します。
FXのスイングトレードのメリット・デメリットを知りたい方、どんな人にオススメかを知りたい方は参考にしてください。
・スイングトレードでは、大きく値幅を取り、利益を増やせるメリットがある
・スイングトレードでは、スワップポイント受け取りのポジションがおすすめ
・スイングトレードではテクニカル分析を行い、移動平均線でトレンドを把握する
FXのスイングトレードでは、トライオートFXで取引しやすいです。
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この記事の目次
FXのスイングトレードとは？
まず、FXのスイングトレードの基礎を紹介します。
スイングトレードの特徴とおすすめの通貨から解説していくので、ぜひ参考にしてください。
スイングトレードの特徴
スイングトレードの特徴は、新規注文から決済までの期間が数日〜数週間と長いことです。
FXの手法には他に、スキャルピングとデイトレードがあり、それらと比べると長めになっています。
というわけで、3つの手法の特徴を以下の表にまとめます。
| スイングトレード | スキャルピング | デイトレード | |
| 保有期間 | 数日〜 | 数秒〜数分 | 1時間〜1日 |
| 1回あたりの 利益 |
大きい | 小さい | 中くらい |
スイングトレードでは、スキャルピングなどよりも保有期間が長く、大きな値動きを狙えます。
とれる値幅が大きくなり、1回あたりの注文での利益を増やしやすいです。
なので、取引量が少なくてもある程度の利益を狙えて、レバレッジもそれほどかける必要がありません。
スイングトレードはリスクを抑えられる
一方、スキャルピングは取れる値幅が少ないため、1回の注文での取引量を増やし、レバレッジを多めにかけることがあります。
FXの手法に応じて、必要な資金やリスク度合いも違ってくるので、こういった違いを知り、使う手法を選んでいきましょう。
| スイングトレード | スキャルピング | デイトレード | |
| とれる値幅 | 多い | 少ない | 中くらい |
| 取引量 | 少なくてもいい | 多く必要 | 中くらい |
| 必要資金 | 少なめ | 多く必要 | 中くらい |
| レバレッジ | 低めでOK | 多めにかける | 中くらい |
| リスク 度合い |
低め | 高め | 中くらい |
また、生活スタイルなどによっても、おすすめの手法は変わってきます。
スイングトレードはスキャルピングなどよりひんぱんにチャートなどを見なくていいので、のんびりトレードしたい人向きです。
日中は仕事のある会社員の方などにおすすめです。
スキャルピングやデイトレードは、短期で利益を狙いたい人、すぐに結果を出したい人に向いています。
スイングトレードでおすすめの通貨ペア
次に、スイングトレードでおすすめの通貨ペアを紹介します。
おすすめは米ドル円とユーロ/米ドルで、その理由は以下の2つ。
・トレンドが継続しやすい
それぞれ補足します。
値動きが安定しているのが大事
スイングトレードは数日〜数週間と長い期間ポジションを持つため、値動きの安定している通貨ペアで取引する必要があります。
値動きが安定しておらず、荒い動きをしていると、ポジションを持っている間にロスカットなどで損する可能性があります。
そういった損をしないためにも、スイングトレードでは値動きの安定しているドル円やユーロ/米ドルがいいです。
これらは取引量の多いメジャー通貨ペアであり、おかしな値動きをしづらく、取引しやすいです。
トレンドが継続しやすいことも大事
スイングトレードでは、値幅を取るためにもトレンドが続きやすい通貨ペアを選ぶことが大事です。
米ドル円やユーロ/米ドルは一度トレンド相場に入ると、トレンドが続きやすく、値幅もとりやすいです。
2021年からのドル円がわかりやすく、上昇トレンドが2年ほど続きました。
こういった通貨ペアでスイングトレードすると利益を大きくしやすいので、これを覚えておきましょう。
スイングトレードの基本手法4つ
次に、スイングトレードで取引する際に意識したいことを紹介します。
・週足・日足でトレンドを判断
・レバレッジを3倍以下に抑える
・大きな値幅を取る
それぞれ大事なので解説します。
トレンドに乗って順張りトレード
スイングトレードをする際は、トレンドに乗って順張りトレードをするのがおすすめです。
逆張りよりも順張りの方が難易度が低く、トレードしやすいです。
順張りでは短期の値動きに惑わされず、大きなトレンドに乗り、とる値幅を大きくしていくといいです。
週足・日足でトレンドを判断
スイングトレードでは、長いトレンドを判断するために、日足や週足でテクニカル分析をするといいです。
1時間足や30分足でトレンドを見てしまうと、短期での値動きやだましに振り回されてしまいます。
週足や日足で大きなトレンドを把握し、そのトレンドには逆らわないようにトレードしていきましょう。
トレードスタイルによっては、日足を見た後に、4時間足でエントリーポイントを決める手法もあります。
「基本は日足を見る」を覚えておきましょう。
レバレッジを3倍以下に抑える
スイングトレードでは、ポジションを長い期間持ち越すので、リスクを抑えるためにレバレッジは3倍以下にしましょう。
ハイレバレッジで取引していると、思わぬ値動きでロスカットされ損をすることがあります。
こういった損を防ぐためにも、レバレッジは3倍以下におさえるといいです。
スイングトレードでは、大きな値動きを取れるので、そんなにレバレッジをかけなくても利益は狙えます。
無理せず、資金管理をしっかりすることがスイングトレードの鉄則です。
大きな値幅を取る
スイングトレードでは長い期間ポジションを保有でき、大きく値幅を取れるのが強みです。
なので、短期の値動きには振り回されず、中期〜で待ち、値幅をとって利益を大きくしていきましょう。
上昇を想定して買い、短期では下落もあるかもしれません。
そういった場合でも中期で上昇トレンドが続きそうなら決済せず、利益を伸ばすことを意識するといいです。
もちろん損切りも必要ですが、短期の動きに振り回されると、利益を伸ばしづらいです。
冷静に判断することを心がけましょう。
スイングトレードのメリット
次に、スイングトレードのメリットを紹介します。
以下の3つが大事なので、覚えておきましょう。
・短期の値動きを気にしなくていい
・大きなリターンを得やすい
それぞれ補足します。
ひんぱんにチャートを確認しなくていい
スイングトレードのメリットは、ひんぱんにチャートを確認しなくていいことです。
スイングトレードでは数日〜数週間で取引しますから、短期の値動きを気にせず、のんびりトレードできます。
チャートに張り付く必要はないですし、常にテクニカル分析をする必要もありません。
ニュースも1日1回くらいのチェックで、あまり手間もかかりません。
これは日中に仕事のある会社員の方などにとってメリットがあります。
短期の値動きを気にしなくていい
スイングトレードでは、スキャルピングのように短期の値動きを気にする必要がありません。
スキャルピングでは数分の値動きを見て、予想と逆に動いたら、損切りして次のトレードに移ります。
なので、ひんぱんに売買する必要があり、その分体力も精神面も疲れます。
しかし、スイングトレードではそういったことがなく、精神的なストレスがあまりない状態で日々を過ごせます。
心身に負荷がかかりづらいのもメリットです。
大きなリターンを得やすい
スイングトレードでは、大きな値幅も取れるので、利益が大きくなりやすいです。
また、テクニカル分析ができなくても、ファンダメンタルズ分析だけでも利益を狙えます。
たとえば、2021年からのドル円相場がそうでした。
当時は、アメリカの金利が上がっていき、日本の金利は上がらないことが明らかでした。
そういった状態であったため、ドル円の買いが有望と予想でき、買っていた人は利益を得られました。
スイングトレードくらい長い期間で取引をするなら、ファンダメンタルズだけでも予想でき、利益も狙いやすいです。
スイングトレードのデメリット
次に、スイングトレードのデメリットを紹介します。
以下の3つを知りましょう。
・2つの分析が必要
・余裕を持った資金管理が必要（資金効率は良くない）
それぞれ補足します。
中期予想をするため、リスクが高い
スイングトレードは数日後、数週間後の予想をするため、短期で予想するよりも難易度が上がります。
スキャルピングのように1分後を予想するよりも、数週間後を予想する方が難しいです。
1分後であれば不測の事態が起こる確率は低いです。
一方で、数週間後であればコロナショックのような予測しづらいことが起こることもあります。
このようなこともあるので、スキャルピングは難しい投資とも捉えられます。
2つの分析が必要
スイングトレードでは、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の2つが必要で、手間がかかります。
スキャルピングのような短期売買なら、テクニカル分析だけでもいいですが、スイングトレードではファンダメンタルズも必要です。
スイングトレードでは、数週間後の予想も大切で、そこには政策金利やインフレ率（CPI）、雇用状況などが影響します。
こういった重要な経済指標を追っていないと、正しい予想もしづらくなります。
調査や分析に時間と手間がかかることも覚えておきましょう。
余裕を持った資金管理が必要
スイングトレードでは、想定外の値動きの備えてレバレッジを抑える必要があります。
そのため、レバレッジを抑えつつある程度の量の取引をするなら、多めの資金が必要です。
スキャルピングであれば、すぐ損切りするので、レバレッジを5倍以上にしても大丈夫ですが、スイングトレードはそうではありません。
思わぬ値動きでロスカットされ損をしないためにも、他の手法より資金が多く必要になります。
結果、資金効率も悪くなるので、こういった点も覚えておきましょう。
スイングトレードで勝つコツ
次に、スイングトレードで勝つコツをまとめます。
・テクニカルの売買サインを参考にする
・しっかり損切する
それぞれ解説します。
長期足のチャートでトレンドを把握する
スイングトレードでは、中期〜長期の予想が必要ですから、週足や日足といった長期足でトレンドを見る必要があります。
1時間足〜30分足〜1分足を見てトレンドを判断しても、それはスイングトレードで役に立ちません。
短い足よりも長期足を参考にした方が正確な予想ができるので、こちらは必ず覚えておきましょう。
テクニカルの売買サインを参考にする
スイングトレードで新規注文する際は、テクニカル指標で売買サインなども参考にしましょう。
売買サインで有名なものには、短期と長期の移動平均線を使ったゴールデンクロス、デッドクロスがあります。
これらも活用することで、精度の高い予想と根拠あるエントリーができます。
利益を増やすのに役立つので、把握しておきましょう。
しっかり損切りする
スイングトレードは短期の含み損をあまり気にしない手法ですが、損切り設定は必ず入れておきましょう。
事前に「資金の何%含み損を抱えたら損切り」とルールを決め、その通りに決済注文を入れておいた方がいいです。
FXの鉄則は「損切りし、資金を残して、次のトレードで損を取り返し、トータルの成績をプラスにする」です。
鉄則通りに王道で資産を増やしていきましょう。
スイングトレードでの注意点
次に、スイングトレードでの注意点を紹介します。
以下の点を覚えておきましょう。
・スキャルピングなどより損が大きくなることも
それぞれ解説します。
週またぎのポジションに注意
スイングトレードでは、週末にポジションを決済せず、月曜まで持ち越す場合に注意です。
土日にポジションを持っていると、土日で大きな重要ニュースが出た時に損をする可能性があるからです。
土日で大きなニュースが出ると、為替相場で月曜の早朝から大きな動きが生まれスプレッドも広がりやすくなります。
そのような状態になると、ロスカットされる可能性もあるので、注意が必要です。
なるべく、週またぎのポジションは持たないようにしましょう。
スキャルピングなどより損が大きくなることも
スイングトレードでは、スキャルピングやデイトレードより損失が大きくなることがあります。
ポジションを長く保有し、値幅を取れる分、その逆で損失が大きくなる可能性もあります。
予想と逆に動いた場合は、損失が大きくなる前にある程度のところで損切りをしましょう。
ルールを決めて、適切に損切りしていくことが大切です。
おすすめのテクニカル指標や売買方法
次に、スイングトレードでおすすめのテクニカル指標や売買方法をまとめます。
具体的なオススメ戦略も把握しておきましょう。
おすすめのテクニカル指標
スイングトレードでおすすめのテクニカル指標は、移動平均線です。
移動平均線を使った分析で特にわかりやすいのは、
「短期の移動平均線（オレンジ）」と「長期の移動平均線（緑）」を使ったゴールデンクロスとデッドクロスです。
「短期のオレンジ線」が「長期の緑線」を下抜けたら売りサインでデッドクロスと言います。
逆に、「短期のオレンジ線」が「長期の緑線」を上抜けたら買いサインでゴールデンクロスと言います。
デッドクロスは新規注文なら売りタイミング、利確なら買った後の売り決済のタイミング。
ゴールデンクロスは新規注文なら買いタイミング、利確なら売った後の買い決済のタイミングです。
これを知っておくと、エントリーポイントの目安がわかるので、参考にしてください。
スイングトレードでオススメの売買方法
スイングトレードでオススメの売買方法は、デイトレードなども併用することです。
スイングトレードでは、短期の値動きを気にせず、中期でトレンドを予想しトレードします。
たとえば、今後の中期での上昇を予想し、買いポジションをとったとします。
しかし、相場というのはずっと上がり続けることはありませんから、買った後に下落し含み損を抱えることもあります。
こういった場面では資金を塩漬けしていることになり、資金効率が悪くなってしまいます。
このようなもったいないことを避けるためにも、この場面で短期でショートを狙うといった戦略をとれます。
つまり、下落し始めた場面でスキャルピングやデイトレードで売り・ショートを狙うのです。
こうすれば、スイングトレード分の含み損を相殺し、短期で利益を取れるかもしれません。
このように取引していけば、資金効率の問題も解決するので、1つの方法として覚えておきましょう。
スイングトレードに最適なFX会社の選び方
次に、スイングトレードに最適なFX会社の選び方を紹介します。
以下の基準で選んでいくといいです。
・少額から取引できる
それぞれ補足します。
ニュースなどの情報が充実している
スイングトレードでは、中期の見通しが大事であり、ファンダメンタルズ分析が必要になります。
なので、ニュースなどの情報配信が充実していて、ファンダメンタルズ分析がしやすいFX会社を使いましょう。
重要な経済指標の速報であったり、今後の見通しを教えてくれる会社もあるので、そういったところを使うのがおすすめです。
少額から取引できる
スイングトレードでは、少額から取引できるFX会社を使うのも大事です。
スイングトレードでは、ロスカットされないために資金に余裕を持っておく必要があります。
少額から取引できる会社であれば、手持ち資金が少なくても、必要資金は少しでいいので、ロスカットも防ぎやすいです。
なので、少額で1000通貨から取引できるFX会社を選びましょう。
スイングトレードにおすすめのFX会社
スイングトレードにおすすめのFX会社は、トライオートFXです。
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 使いやすさ | A |
| 安全性 | A |
| スワップポイント ドル円 |
140円 |
| スプレッド ドル円 |
0.2銭 原則固定 |
| キャッシュバック | 5.3万円 |
| 取引通貨単位 | 1000通貨 |
こちらでは1000通貨から数千円で少額取引でき、スマホアプリなどの取引ツールも使いやすいです。
また、経済指標などの情報配信もしっかりしており、プロによる相場予想などもしてもらえます。
今後の展望も無料で知れて、スマホからもいつでもどこでも簡単に情報収集ができます。
スワップポイント受け取りも多く、スイングトレードに向いています。
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【まとめ】為替で儲かるやり方を解説
最後に大事な点をまとめます。
・スイングトレードでは、大きく値幅を取り、利益を増やせるメリットがある
・テクニカル分析を行い、移動平均線でトレンドを把握する
FXのスイングトレードでは、トライオートFXで取引しやすいです。
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