この記事では、FXでの資金管理の重要性、正しい資金管理の方法をまとめていきます。
FXの資金管理をしっかりして損を防ぎたい方、効果的な利益の出し方を知りたい方は参考にしてください。
・FXの正しい資金管理は、損切りとレバレッジをおさえること
・資金管理するには「2%含み損を抱えたら損切り」と数字でルールを決める
・損切りし損を小さく留めながら、大きな利益を出していこう
・資金管理したいならFXの自動売買もあり
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この記事の目次
FXでの資金管理の重要性
まず、FXでの資金管理の大切さを説明します。
FXでは資金管理が大切で、しっかり管理ができれば利益を大きくしやすいです。
そもそもFXでは「稼ぐこと」と「損失を減らすこと」の2つを実践し、利益を最大化していきます。
そして、「損失を減らすこと」において資金管理がとても大事になってきます。
「稼ぐこと」ばかりに目を向け、資金管理をおろそかにすると、利益が増えていかず損をしてしまうこともあります。
なので、FXでは「稼ぐこと」に加えて「損失を減らすこと」、つまり資金管理が大事なのです。
こういった視点でもFXの成績を見ていきましょう。
では、以降で資金管理をする上で大事な考え方もまとめていきます。
資金管理をするために感情を排除する
まず、資金管理をするために大事なのは、感情を排除しトレード前に決めたルールを守ることです。
FXでは感情のせいで思い通りの成績を出せないことがあります。
人間には感情があり、そのせいで鉄則通りのトレードをするのが難しいのです。
例えば、FXの鉄則は損を小さくしながら利益を大きくしていくことです。
しかし、多くのトレーダーは損をするのが怖く損切りができず、かつ利益が出たらすぐに利益確定をしてしまいます。
含み益が含み損に変わってしまうのを恐れてすぐに利益確定をしてしまうのです。
そして、その後のトレードではうまく損切りができず、含み損が多くなったところで損切りしトータルの成績をマイナスにしてしまいます。
こうならないためには、事前に損切りと利益確定のタイミングを決めており、それを守る必要があります。
事前に決めたタイミングを守れば、正しいタイミングで決済でき、損を小さくしながら利益を大きくできます。
これが資金管理において大事なことです。
エントリーポイントの条件も決める
また、資金管理をするためにも、新規注文（エントリーポイント）のタイミング・基準を決めましょう。
根拠を持って注文することで、ムダな損を防げて資金も守れます。
決済のタイミング同様、適当に注文していると損をしがちです。
必ずテクニカル分析などをもとに注文時のタイミングを事前に決めておきましょう。
ボリンジャーバンドで、ローソク足が±2σラインにタッチしたら注文といった感じです。
このようなルールを決め、忠実に守ってトレードしていれば、大きな失敗は防げます。
手堅い手法でFXをやる
資金管理とともに大事なのは手堅い手法を実践することです。
中には一発逆転を狙ったギャンブルのようなトレードもありますが、それは危険なのでやめたほうがいいです。
そうでなく、王道の損小利大など手堅い手法を使っていけば、資金を守りながら利益も狙えます。
長くトレーダーに愛されている手法であれば、実践してもいいと思いますので、そういったものを使いましょう。
FXの正しい資金管理の方法
次に、FXの正しい資金管理の方法を具体的に紹介します。
「レバレッジ」「損切りのルール決め」について説明するので、ぜひ覚えておきましょう。
証拠金維持率で500％以上を維持する
まず資金管理、リスク管理においては「証拠金維持率で500％以上を維持する」が大切です。
証拠金維持率はロスカットにならないために要チェックの項目で、維持率100%以下でロスカットされます。
ロスカットでは損失が確定しますから、損しないためにも必ず維持率は101％以上を維持しましょう。
ロスカットでの損を防ぐには余裕を持って、維持率を500%以上でキープすることです。
500%以上ならロスカットされる確率は低いので、これを守りましょう。（500%以上ならレバレッジ5倍以下で運用できます）
数字で決済ルールを決める
資金を守るためにも、損切りを適切にして、その際は損切りラインも事前に決めておきましょう。
たとえば、資金の2%の含み損を抱えたら損切りする、という感じです。
そうすれば、感情に振り回されず正しく損切りして、資金を守れます。
これは利益確定の場合も同様で、「5%~10%の含み益が出たら利益確定する」と決めておくといいです。
これにより資金を守りながら、損小利大で資産を増やしていけます。
FXで資金管理するために必要なこと
次に、FXで資金管理するために必要なことをまとめます。
以下のことが大事なので、必ず覚えておきましょう。
・いい手法でトレードする
・しっかり分析する
それぞれ解説します。
資金に合った取引量を決める
まず、自分にとって適切な取引量と資金量を決めることが大切です。
資金が少ししかないのに取引量を増やすとロスカットの原因になります。
このような資金管理では損をするので、必ず自分の資金に見合う取引量を考えましょう。
適切に資金を管理し、無理せずトレードしないことが大切です。
いい手法でトレードする
資金管理をしながら利益を狙うには、いい手法・有効な手法を使うのも大切です。
資金管理ができていても、よくない手法で取引していれば、損をすることがあります。
今の相場で有効な手法を見つけ、投資の原則どおりにトレードしていきましょう。
その際は、先ほども紹介した通り「2%で損切り、5%で利確」のように取引ルールを決めておくのがおすすめです。
合理的なルールを決め、しっかり守っていけば、FXで利益を出しやすくなります。
しっかり分析する
他に、資金管理をした上でテクニカル分析とファンダメンタルズ分析をしっかりしましょう。
2つの分析をして予想すれば、ある程度の値動きの見通しがわかります。
テクニカル分析とは、チャートの形を見て、今後の値動きを予想するものです。
チャートの形によって、今後上がりそうか下がりそうかの判断ができ、数分後〜1時間後〜1日後という単位で予想ができます。
短期〜中期〜長期の見通しがわかり、いろんな時間足で分析していきます。
人気のテクニカル分析として移動平均線やボリンジャーバンドがあり、初心者の方でもパッと見でわかりやすいようになっています。
ファンダメンタルズで大きな流れを把握
他にはファンダメンタルズ分析も行い、相場の方向性を把握します。
ファンダメンタルズでは国の政策金利や雇用統計など重要な情報を見て、今後の予想をします。
たとえば、アメリカで雇用者が増えたりとポジティブな情報があれば、アメリカの通貨である米ドルが買われます。
結果、ドル/円ではドル高・円安の上昇になりやすいです。
逆にアメリカ経済にとってネガティブな情報があれば、ドルが売られ、ドル安・円高で下落になりやすいです。
このように重要ニュースで予想するのが、ファンダメンタルズ分析です。
資金管理をしながら、この2つの分析を行うのが大事です。
利益を積み上げるための資金管理術
次に、資金管理をしながら利益を狙える「FXの手法」を紹介します。
重要なので、こちらもおさえておきましょう。
スワップポイントを受け取れる取引をする
まず、スワップポイントを受け取りながら為替の値動きでも利益を狙う方法があります。
スワップポイントは金利差から計算され、高金利通貨を買い、より金利の低い通貨を売っていると毎日受け取れます。
たとえば、ドル円の買いであれば、毎営業日ごとに受け取れます。
スワップポイントを受け取っていくことで、資金を増やしながら取引をしていけます。
ギリギリの証拠金維持率でやっている場合などは、スワップポイントで資金が増えるため、資金に余裕が生まれます。
入金せずとも資金を増やしたい人であれば、スワップポイントでの運用も覚えておきましょう。
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暴落後などの割安価格で買う
資金管理という点では、「割安価格で買う」「取得単価を安くして買う」という方法もあります。
特に資金の少ない人であれば、ドル円などで割高な状態で買うと、取引量を増やせません。
しかし、暴落などがあり、ドルの価格が安くなってから買えば、取得単価が安くなり取引量も増やせます。
レバレッジをかければ、さらに取引量も増やせますので、しっかり資金管理しながら利益も狙いたいなら、こちらも覚えておきましょう。
狙うとしたら、暴落後に上がり始めた時が1つの目安です。
資金管理にFXの自動売買も利用できる
「損切りなどをやり、正しく資金管理したいなら自動売買もおすすめ」という話もしていきます。
自動売買には以下の特徴があり、資金管理がしやすくなります。
・人間のように感情のせいで無理な取引をしない
・事前に取引量の上限、最大ポジション数を決めておける
・相場状況に応じたリスク管理ができる
では、それぞれ解説していきます。
投資の鉄則どおりに損切り、利確をしてくれる
自動売買では事前に決めた通りに新規注文〜損切り・利確をしてくれます。
人間のように焦ってダメな注文などをしません。
決めたルールどおりに正しく取引してくれますから、損切りなどで資金管理をしやすいです。
理想的な損を小さくし、より大きな利益を狙うトレードができます。
人間のように感情のせいで無理な取引をしない
自動売買ではシステムが感情を排除し、冷静にルールどおりに取引してくれます。
なので、人間のように感情でダメな取引をして損をすることがありません。
また、事前に取引量の上限、最大ポジション数を決めておけるので、ムチャに取引量を増やすこともありません。
放置でおまかせ運用できるという点もメリットです。
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▼おすすめの自動売買については以下の記事をご参考ください
資金管理におすすめのFX会社
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| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 使いやすさ | A+ |
| 安全性 | A+ |
| スワップポイント ドル円 |
140円 |
| スプレッド ドル円 |
0.2銭 原則固定 |
| キャッシュバック | 5.3万円 |
ここでは、1000通貨単位で取引でき、証拠金維持率の調整がしやすく、資金管理もしやすいです。
また、スワップポイントの受け取りが高水準で、日々受け取りながら資金を増やしていけます。
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【まとめ】FXの資金とリスク管理の方法
最後に大事な点をまとめます。
・FXの正しい資金管理として、適切な損切りと利確がある
・鉄則は損が小さいうちに損切りして、次のトレードで大きな利益を狙うこと
・ロスカットされないためにも、レバレッジは5倍以下に抑える
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