この記事では「FXの売買比率とは何か?」について解説します。
FXの売買比率が重要な理由、売買比率を利用した取引手法、使う際の注意点などをまとめます。
売買比率を活用して、FXで利益を狙いたい方は参考にしてください。
・FXの売買比率を見れば、今後の相場予想もできる
・売買比率を利用した取引手法では、偏ったポジションでの逆張りトレードがある
・FXの売買比率では、日本人のポジションしか見られないデメリットがある
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売買比率(オーダー・ポジションブック)については、以下の動画でも解説してるのでチェックしてください。
この記事の目次
FXの売買比率とは?
まず、FXの売買比率とはどんなツールかを紹介していきます。
売買比率の特徴や活用方法を知りたい方は参考にしてください。
売買比率とは「トレーダーのポジションの比率」
「売買比率」とは、「トレーダーの買い・売りのポジション比率」を示します。
FX会社ごとに売買比率を表示しており、いま取引されているポジションの売りと買いの比率をあらわしています。
これを見ておけば、ドル円などで買い・売りどちらのポジションが多いかわかり、予想で役立てられます。
例えば、売買比率で「買い」が70%、「売り」が30%だとすると、買いポジションが多く、大勢が買いが有望と判断しているわけです。
それぞれの通貨ペアで確認できる
FXの売買比率は、FX会社ごとに取り扱う全ての通貨ペアでチェックできます。
ドル円などのメジャー通貨に加えて、トルコリラ円のようなマイナー通貨ペアなどを確認できます。
自分が取引する通貨ペアのポジションを見れば、今後の戦略も考えられます。
取引したい通貨ペアがあれば、ぜひ売買比率を見ておきましょう!
▼FXの通貨ペアについては以下の記事をご参考ください。
売買比率で知れる2つのこと
売買比率を見ることで、以下の2つのことが知れます。
・トレンドが転換するかどうか
売買比率で買い・売りのポジションがどちらかに偏っている場合、どちらかの注文が多いわけですから、トレンドが発生しています。
その場合、トレンドが継続するのか、トレンド転換するのかを見極めトレードする必要があります。
売買比率でトレンドがあることを確認してからは、テクニカル分析をして、トレンドが続くか終わるかを判断する必要があります。
売買比率は万能なものでなく、相場予想で使う1つのツールでしかないことを覚えておきましょう。
FXの売買比率が重要な理由
次に、FXの売買比率が重要な理由を紹介します。
これを知ることで、FXのトレードに活かせるので、ぜひ参考にしてください。
トレンドを把握しやすいから
FXの売買比率が重要な理由は、トレンドを把握しやすいからです。
売買比率を見れば、ポジションの偏りがわかり、買い・売りどちらかのポジションが多ければ、トレンドが生まれているということ。
ドル円で買いポジションが多ければ上昇トレンドが発生しており、売りポジションが多ければ下降トレンドが発生しています。
このようにトレンドがわかれば、今エントリーすべきか判断でき、利益も狙っていけます。
今チャンスか判断するのに売買比率を使えます。
売買比率で、市場の心理を読み取れる
また、売買比率を見ることで、市場心理を読み取れます。
たとえば、以下の売買比率の場合、ドル円相場では、市場がドルを多く買っており、ドルを売っている人は少ないです。
これは、市場の多くがドルを有望視しており、ドルへの悲観が少ないということ。
逆に言えば、日本円を売っている人が多く、日本円を悲観する人が多いということです。
売買比率で今後のトレンドも想像できる
こうなった理由は以下のものが考えられます。
・日本の政策が微妙、日本が停滞中(もしくは日本の今後に期待できない)
売買比率を見ることで、こういった市場心理もわかり、トレードで役立てられます。
売買比率ではいろんなことがわかることも覚えておきましょう。
FXの売買比率を利用した取引手法
次に、売買比率を利用した取引手法を紹介します。
これを知ることで損も防げて、利益の出し方もわかるので、ぜひ参考にしてください。
比率が拮抗している時はポジションを取らない
まず大事なのが、売買比率が50:50のように拮抗している場合、ポジションを取らないということ。
売買比率が「買い50:売り50」と拮抗していれば、買っている人と売っている人の数が同じくらいいるということです。
その状態では強いトレンドが発生しておらず、レンジで方向が読めない相場となっています。
そういった相場で売買の判断をするのは難しく、トレードするタイミングではありません。
売買比率を見て、いま注文すべきか、すべきでないかもわかるので、ぜひチェックしましょう!
売買比率が偏ってきたら順張りを狙う
売買比率を使った手法として、「順張りを狙う」があります。
たとえば、売買比率で「買い50:売り50」の状態から「買い60:売り40」のようにどちらかに偏ってきた場合に順張りを狙います。
この状態だと、今後買いが増え上昇トレンドが発生する可能性があるので、順張りで買うのが1つの手法です。
ただ、売買比率は目安でしかないので、その後にテクニカル分析やファンダメンタルズ分析もして、方向性を確かめる必要があります。
テクニカル指標も活用しながら、売買比率を見て、エントリーポイントを探せるので、こちらも覚えておくといいです。
過剰な比率の時は逆張りを狙う
売買比率を逆張りトレードで活用するのも可能です。
たとえば、売買比率が「買い80:売り20」のように偏っている時が逆張りトレードの狙い目です。
このように買いが圧倒的に多い状態では、強い上昇トレンドとなっています。
しかし、市場では「そろそろ終わるのでは?」という考えの人も増え、その後上昇トレンドが終わり、下落に転じることもあります。
「さすがにもうトレンドが反転しそう」というポイントは逆張りトレードのエントリーポイントです。
ただ、ここでも売買比率だけで判断せず、逆張りのRSIなども活用して、トレンドが転換するかを深く分析しましょう。
高金利通貨の売買比率に注意
逆張りトレードを狙う際は、トルコリラ円やメキシコペソ円などの高金利通貨に注意です。
なぜなら、これらはスワップポイント狙いで買いで売買されることが多く、売買比率が参考にならないことがあるからです。
たとえ「買い80:売り20」になっていても、これはあくまで「長期でのスワップポイント狙い」によるものです。
多くのトレーダーが今後「短期で上昇する」と判断して買っているわけではありません。
高金利通貨の売買比率は参考にならないこともあるので、注意です。
FXの売買比率の欠点・デメリット
次に、FXの売買比率の欠点・注意点もまとめます。
取引で損をしないために、こちらも覚えておきましょう。
あくまで日本在住者の売買量・比率でしかない
国内のFX会社が提供している売買比率では、その会社で取引しているトレーダーの売買状況しかわかりません。
国内FXでは日本在住者しかFX取引ができませんから、日本に住んでいる人のみの情報が表示されています。
なので、海外に住んでいる世界中のトレーダーの売買状況はわかりません。
FXは世界中で取引されており、日本人の売買はその巨大な取引の一部でしかありません。
ただ、円を含む通貨ペアは日本人がメインに取引することになりますので、FX会社の売買比率であっても目安にはできます。
高金利通貨は多くの場合「買い」が80%
先ほども紹介した通り、トルコリラ円、南アフリカランド円などの高金利通貨は、買いの比率が高いです。
スワップポイント狙いで買う人が多いので、「買い80:売り20」のように買いの比率が大きくなります。
この状態を見て「逆張りのチャンスでは?」ということで売り注文をしてしまうと、損をしてしまう可能性もあります。
高金利通貨の売買比率は特殊なので、比率だけで判断せず、テクニカル分析もしっかり行いましょう。
その上で売りのサインが出ていれば、売り注文をしてもいいかもしれません。
売買比率を見られる!おすすめFX会社
売買比率を見られる「おすすめのFX会社」はみんなのFXです。
おすすめ度 | ★★★★★ |
使いやすさ | A |
約定力 | A |
スプレッド ドル円 |
0.2銭(原則固定) |
スワップポイント ドル円 |
175円 |
みんなのFXでは、通貨ペアの売りと買いのポジションの比率を以下の図のように、分かりやすく表示してもらえます。
売買比率の価格分布では他のトレーダーがどの価格で注文を入れているかもわかり、トレンド継続か転換かの参考にできます。
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【まとめ】為替の売買比率をトレードで活かす
最後に大事な点をまとめます。
・FXの売買比率を見れば、今後の相場予想もできる
・売買比率を利用した取引手法では、偏ったポジションでの逆張りトレードなどがある
売買比率はみんなのFXで無料でチェックでき、他にもいろんな貴重な情報をチェックできます。
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