この記事ではFXの板について解説します。
FXの板とは何か知りたい方、板の見方、見るメリット・注意点を知りたい方は参考にしてください。
・FXの板では、各レートでの注文量・取引量を見る
・板を見れば、今後の投資戦略を考えられる
・板は、あくまで参考程度に
FXの板はみんなのFXでチェックでき、ここではスプレッドやスワップポイントなどの条件が最高クラスです。
当サイト限定のキャンペーンで最大1,010,000円もらえてお得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
FXの板の見方などは以下の動画でも解説しているので、チェックしましょう!
この記事の目次
FXの板とは?
まず、FXの板とは何かを解説します。
FXの場合、株・ETFにおける板とは違った状態を表し、見方も違うので紹介していきます。
価格帯ごとの売買の注文量が見れる
FXの板ではいろんなトレーダーの売買の注文状況がわかります。
以下の画像では、右側(赤色)に「トレーダーの買い注文」が並んでおり、左側(水色)に「トレーダーの売り注文」が並んでいます。
右のほうには注文されている価格帯(為替レート)が書いており、いくらの値段で注文されているかがわかります。
上の図を見るに、買いでは106.0円くらいでの注文が多く、売りでは104.4円くらいでの注文が多いとわかります。
板を見ていると、どの辺の価格で相場が動きそうか、値動きの上限・下限の目安もわかります。
参考になるので、ぜひチェックしましょう!
それぞれの通貨ペアで確認できる
FXの板はそれぞれの通貨ペアで表示でき、トレーダーの注文状況もわかります。
通貨ペアごとに注文状況を見て、どの通貨ペアなら有利にトレードできるかもわかります。
板を見れば、いま取引しやすい通貨ペアもわかるので、チェックしましょう。
板はあくまで参考程度に
FXの板の情報はあくまで参考程度にすることも大切です。
板というのはFX会社ごとのトレーダーの注文状況を表示しており、観測範囲が狭いです。
世界中のトレーダーのポジションを出しているわけではないので注意です。
1つの会社の板で、110円で買い注文が多くても、他の会社では別の価格帯(105円)で買い注文が多いこともあります。
板を見て完ぺきな分析・予想ができるわけではないので、あくまで補助ツールとして使っていきましょう。
FXの板の見方
次に、FXの具体的な見方、トレードに活かす方法も紹介していきます。
見方がわかれば、高度な分析もできるようになるので、ぜひチェックしましょう。
横軸で注文量、縦軸で注文価格がわかる
FXの板では、横軸で注文量、縦軸で注文価格がわかります。
右側(赤)の棒グラフが長くなっていれば買い注文が多く、左側(水色)の棒グラフが長くなっていれば売り注文が多いということ。
また、上に行くほど為替レートは大きくなり、下に行くほど値段の安いレートで注文されていることになります。
板で含み損益の状況もわかる
板は、以下のように「売買のポジションを一目で表すもの」ということも覚えておきましょう。
上の図であれば、左側の売りポジションを保有しているトレーダーが多く、含み益が出ているということです。
図での現在レートは114.3円で、それより高い値段で売り注文ができ、利益確定のタイミングを待っている状態です。
キリのいい価格帯に注文数が多い
板情報では、キリのいい価格帯に注文数が多い傾向もわかります。
多くの投資家は節目となる「100.0」や「100.5」「101.0」といったキリのいい価格帯を意識して注文します。
なので、「1.0」や「0.5」といった価格帯、3の倍数のところには注文が集まりやすくなります。
その周辺では値動きも大きくなりやすく、サポートラインが崩れると大きく下落しやすくなります。
逆にレジスタンスラインを突破した場合は、大きな上昇となりやすいです。
ヘッジファンドなどの投機勢もそういった価格帯を狙うことがあるので、注意しましょう。
FXの板を見るメリット・活用法
次に、FXの板を見るメリット・活用法も紹介していきます。
板を見れば、どんないいことがあるか、どう活用できるかを解説するので、参考にしてください。
新規〜決済注文のタイミングを判断できる
板には、それぞれの価格帯での指値・逆指値の注文の総計が表示されています。
そのため、板を見ることでエントリーポイントや利確・損切りの決済タイミングを判断できます。
では具体的な方法を次の章から解説します。
板は投資家の状況を表す
そもそも板は、「過去に持ったポジションを損切りか利確で決済したい」という投資家の「以下の状況」を表します。
②右上の領域:現在レートより上で新規買いのポジションを持ち、損切りで決済したい
③左下の領域:現在レートより下で新規売りのポジションを持ち、損切りで決済したい
④右下の領域:現在レートより下で新規買いのポジションを持ち、利益確定の決済をしたい
各領域が示すこと
例えば、①では含み益があるため、買い注文で決済(利益確定)したい投資家が多いことを意味します。
②では含み損があるため、売り注文で決済(損切り)したい投資家が多いことを意味します。
こういった投資家の心情を理解できれば、板を使ったトレードもできるようになります。
板を使ったFXトレード手法
というわけで次に、FXの板を使ったトレード手法を紹介します。
ここでは、以下の手法を紹介します。
新規注文、損切り注文が「売り」で同時になされるタイミング(下落トレンド)を狙う
下落トレンド)を狙う
相場で大きく動きやすいのは、大暴落のタイミング、つまり明確な下落トレンドが発生した時です。
恐怖心から「買い」より「売り」のスピードは3倍速く、大きく動くと言われています。
そして、利益のチャンスとなる「大きな急落」は以下のような時に起こりやすくなります。
この図では、含み損の買いポジションを持っている人の方が多く、投資家は「早く損切りしたい」と思っています。
決済と新規での売り注文が増える時期を狙う
このタイミングで重要ニュースなどが発表され、大きく急落したら、含み損を抱えているトレーダーは、
「怖い!早く損切りしたい」ということで、売りの決済注文をします。
結果、売り注文が急増します。
そして、明確な下落トレンドというのは、新規売りで利益を狙うチャンスでもあるので、新規の売り注文も増えます。
結果、決済と新規での売り注文が増え、さらに下落トレンドが進みます。
このようにすれば、板を使って大きな利益を狙えます。
板情報を見るなら、キャッシュバックがお得な「みんなのFX」がおすすめです。
▼売買での似た指標としてシグナル配信もあるので、詳細を以下の記事でチェックしましょう
FXの板を見る時の注意点
次に、FXの板を見る時の注意点も紹介します。
損をしないためにも、必ずチェックしましょう。
あくまで日本在住者の売買量でしかない
国内のFX会社が提供している板情報では、その会社で取引しているトレーダーの売買状況しかわかりません。
国内FXでは日本在住者しかFX取引ができませんから、日本に住んでいる人のみの情報が表示されています。
なので、海外に住んでいる世界中のトレーダーの売買状況は板でわかりません。
FXは世界中で取引されており、日本人の売買はその巨大な取引の一部でしかありません。
ただ、円を含む通貨ペアは日本人がメインに取引することになりますので、FX会社の板情報であっても目安にはできます。
海外の大口の参入があれば板は無意味に
板は日本在住トレーダーの売買量を示しています。
もし板で大きな買いがあっても、海外の大口トレーダーが一斉に売り浴びせをすれば、買い板が飲まれて一気に下落することもあります。
やはり世界中のFXの取引量と国内の取引量では大きな差が生まれます。
日本の状況のみを示した板を盲信していると損をすることもあるので、注意です。
テクニカル、ファンダメンタルズが大事
国内FX会社の板情報は日本国内でのトレード状況を示しており、サブで参考にした方がいいです。
それよりは世界中のトレーダーの動向を示したテクニカル分析の方が大事です。(チャートを使うもの)
チャートには世界中のトレーダーの意向が組み入れられており、チャートの形で世界での売買状況がわかります。
それに加えて、重要ニュースでファンダメンタルズ分析をすれば、今後の相場が読みやすくなります。
FXの予想で大事なのは、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析ということを覚えておきましょう。
板情報でおすすめなFX会社
次に、板情報でおすすめなFX会社「みんなのFX」を紹介します。
おすすめ度 | ★★★★★ |
使いやすさ | A+ |
安全性 | A+ |
スワップポイント (ドル円) |
90円 |
スプレッド (ドル円) |
0.2銭 |
通貨ペア | 34種類 |
みんなのFXの板情報はわかりやすく、その内容も充実しています。
取引ツールも使いやすく、スマホアプリからも簡単に取引できます。
スプレッドやスワップポイントの条件が最高クラスで、有利にトレードできます。
当サイト限定のキャンペーンで最大1,010,000円もらえてお得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
【為替まとめ】板の使い方、活用方法を知ろう
最後に大事な点をまとめます。
・FXの板では、各レートでの注文量・取引量を見る
・板を見れば、今後の投資戦略を考えられる
・板は、あくまで参考程度に
FXの板はトライオートFXでもチェックでき、上場企業グループの運営で安心です。
こちらでは当サイト限定のキャンペーンで73,000円と特別レポートをもらえてお得です。
まずは無料で口座を作っておきましょう!