・セリクラで損しない方法を知りたい?
・セリクラで稼ぐにはどうすればいい?
FXにはいくつかの専門用語が存在しますが、その中でも覚えておくべき用語の一つにセリクラがあります。
セリクラは相場の暴落に関わる用語であり、意味を覚えれば暴落時のリスク避けたり、逆に暴落を味方に付けることも可能です。
常に発生するものではありませんが、正しく覚えておくことでFXのトレード技術も上げられるでしょう。
そこで今回は、FXにおけるセリクラ(セリング・クライマックス)について初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
セリクラの特徴を知りたい方、セリクラ時の理想のトレード方法を知りたい方は参考にしてください。
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この記事の目次
セリクラ(セリング・クライマックス)とは?
まず、セリクラの基本を説明します。
FXにおけるセリクラ(セリング・クライマックスの略)とは、下落トレンド(下落相場)中に起こる大きな下落のことです。
下落トレンドの最終局面の大きな売りポイントとして発生し、売りポジションが増え、買いポジションでは損切りが大量に発生する状態です。
セリクラは最終局面の売りであるため暴落後は反転しやすく、上昇トレンドに移行しやすいです。
ちなみに、最終局面で発生する最後の売りであることから、セリングクライマックス(売りのクライマックス)の名称が付けられています。
市場全体が完全弱気となり、売りが急加速する
セリクラは、下落トレンドが続き相場全体が弱気になっている状態で発生します。
買いポジションが出来たとしてもすぐ含み損に変わり、売りがさらに売りを呼ぶ状態となります。
相場が完全弱気な状態となり、売りが終わらない局面で、含み損などを含む全ての買いポジションを清算する勢いで、一気に下落が進んでいきます。
まさに売りが売りを呼ぶ状態となり、最終的に全ての買いポジションを清算し、売るものが無くなった状態で下落トレンドのクライマックスを迎えるのです。
FXでセリクラが発生する時の相場状態
セリクラが発生するにはいくつかの要因が存在します。
セリクラという用語を覚えるだけではトレードに活かせず、セリクラ発生前後の相場状態や発生に関連する要因を覚えてることも大切です。
これから、セリクラがどのように発生し、何が要因となるのかを詳しく見ていきましょう。
下落相場における最後の売り局面
セリクラはセリング・クライマックス(売りのクライマックス)の名前通り、下落トレンドにおける最後の売り局面のことです。
上昇トレンドやレンジ相場でも大きな下落が発生することはありますが、下落トレンド中における大きな最終下落をセリクラと呼びます。
価格の急落が始まり、売りが売りを呼び、買いポジションも含み損へ変わり決済をするために損切りによる売りも加わります。
そのため、売りが加速してセリクラは暴落となりやすいのです。
上昇トレンド中の大きな下落などはセリクラとは違う要因で発生します。
セリクラを正しく理解するためにも、「セリクラが下落トレンドで発生すること」は覚えましょう。
ファンダメンタルズによるきっかけ売り
FXにおける大きな値動きには要因となるきっかけがあり、セリクラにも発生要因が存在します。
要因となりやすいのがファンダメンタルズによるきっかけ売りです。
下落トレンド中はFX市場への参加者が弱気になり、少しの情報をきっかけに大きな売りへとつながりやすい状態にあります。
その状態の中、以下の悲観につながる情報が出ることで、弱気状態が加速しセリクラの発生につながるのです。
・突発的な地政学的リスク(戦争やテロ、ミサイル発射や財政破綻など)
特にコロナウィルス発生のように世界を巻き込む不安や戦争など、
普段は発生しない「売りにつながるファンダメンタルズ」が出た時には、セリクラの発生要因となりやすいです。
大衆の心理は絶望的な状態となる
セリクラが発生する前は長く下落トレンドが続いたため、市場参加者の心理はかなり弱気になり、セリクラ発生でさらに絶望的な状態となります。
買いポジションを持つ参加者は上昇の希望が持てず、含み損に耐えられないことからポジションを売りで清算します。
暴落発生の相場を見る人たちも投資意欲が無くなることから、参加を控えるもしくは売りにしかつながりません。
このように下落トレンドの失望からセリクラによる絶望へとつながる一連の流れがあり、投資家心理がチャートに反映された値動きとも捉えられます。
トレードを行う上で投資家の心理を予測することは大切なので、セリクラ前やセリクラ発生時は絶望的な状態にあると理解しておきましょう。
セリクラ発生後は相場が転換する
セリクラ発生後の相場状態は、買いポジションは売りで損切りされ、売りポジションだけが残る状態となります。
売るものが無くなることから、下落トレンドの最終局面を迎えてセリクラ発生後は上昇に転じやすい状態となるのです。
ここで、セリクラを知っている「相場を熟知したトレーダーたち」は、ここぞとばかりに買い注文を入れます。
結果、下落トレンドの終了の合図かのようにチャートがV字回復で反転します。
他の参加者も絶望状態からセリクラ後のV字回復を確認し、上昇の勢いが止まらない様子をみて買いポジションを持ちます。
結果、買いが買いを生む状態となり反転に転じやすいです。
もちろん、必ずしも上昇トレンドに転じるとは限らず、セリクラによる下落トレンド終了からレンジを形成する場合もあります。
FXでセリクラを使った攻略ポイント
大きな下落相場である「セリクラ」は価格が大きく動くタイミングでもあり、トレードに活用することができます。
ただし、セリクラをきちんと把握しなければ値動きの激しさに巻き込まれ、一瞬で含み損を抱えてしまうことも。
ここからはFX初心者の方でもセリクラを使ったトレードが行える攻略ポイントを紹介していきます。
下落相場でトレンドに沿ったエントリー
セリクラをトレードに活かすのであれば、下落トレンドに沿った売りによるエントリーが攻略ポイントの一つとなります。
下落トレンド中に売りポジションを持ち、トレード中にセリクラが発生すれば大きな利益につながります。
ここでポイントなのが、セリクラ発生を事前に完全予測することは不可能に近いため、少し長いスパンでセリクラ発生までを意識し待つことです。
(完全にセリクラ発生の予測はできませんが、ファンダメンタルズの指標発表のタイミングを把握しておけば、予測に役立てられます。)
このエントリーでは、セリクラの暴落を利用して、下落中の利幅を伸ばします。
ただ、セリクラ後の反転上昇は勢いがあり一瞬にして下落前の価格に戻ることもあるため、値動きの激しさを忘れずに利確を意識しましょう。
セリクラの反転上昇時にはローソク足で大きなヒゲ足が出現することもあるので、一つの反転の指標となります。
セリクラ発生後の反転を狙う
下落トレンド以外にセリクラ発生後の反転を狙うのも一つのポイントとなります。
セリクラが発生すると暴落から反転上昇し、価格が落ちた分以上に価格を上げ、勢いが強ければそのまま上昇に転じていくことがあります。
このセリクラ後の反転による上昇を狙ってロング(買い)によるトレードを行うのです。
上手くセリクラ後の反転からロングポジションを持てれば、その後形成される上昇トレンドに乗り、利益を伸ばすのも可能です。
もちろん、暴落が発生した際にセリクラだと予測し、下げ止まるタイミングで反転を狙うスキャルピングなどもあります。
しかし、初心者の方だと反転を狙ってトレードを行うことは難しいため、無理せずセリクラ後からトレードを行っていくのがポイントです。
セリクラ発生前に注意すべきポイント
次に、以下の点を解説します。
・セリクラを攻略するための注意点
セリクラは暴落を伴う値動きなので、トレードによっては大きな含み損を抱えてしまう恐れもあるのです。
そうならないために、以降ではセリクラを意識してトレードを行う際の注意点を紹介していきます。
反転上昇による含み損に注意
セリクラを使った攻略ポイントとして「下落トレンドに乗るショート(売り)トレード」を紹介しました。
しかし、暴落中などセリクラ付近でショートポジションを持っている場合には、反転上昇による含み損に気を付ける必要があります。
反転時の上昇スピードは早い場合もあり、ショートポジションがいつのまにか含み損となる場合もあります。
反転上昇を狙う際は注意
それと、大きな下落が発生した際に「セリクラがくる」と予測して、それに伴う反転上昇を狙う場合、注意が必要です。
反転に見せかけて一瞬上昇しても、その後さらに下落が続くことがあるからです。(ダマシといいます)
このタイミングで反転を狙ったロングポジションを持ってしまうと下落に巻き込まれてしまう可能性もあるため、
必ず逆指値などを活用して損切りを行うようにしましょう。
値動きが激しいタイミングでは損切りラインの設定が資金を守る上でも重要となります。
特にセリクラのような暴落の場合には、瞬時の判断が間に合わないこともあるため、逆指値などで自動的に損切りをしましょう。
セリクラ発生をしっかりとチャートで確認する
最後の注意すべきポイントを説明します。
セリクラ後の反転上昇トレンドを狙う場合、セリクラをしっかりと確認してからトレードしましょう。
少し大きな下落が起きて反発上昇してV字のチャートを形成しても、セリクラではなく単なる下落中の反発の可能性があります。
しっかりとセリクラを確認しなければ、その後のトレードで上手く活用して上昇の波に乗れません。
そのため、セリクラと思われる値動きを見つけた後は、以下の点を確認しましょう。
・テクニカル分析のボリンジャーバンドを使って、売られすぎのサインである-3σタッチなどを活用する
市場参加者の心理を反映するチャートのローソク足でも、反転時のヒゲ足などをしっかり確認すれば、セリクラの信頼度を高められます。
セリクラは危険な一面もあるが、チャンスと捉えることも
セリクラのような暴落は、他の要因で急に発生する場合もあります。
暴落であるため価格の値下がりは激しく、万が一ロングポジションを持っていた場合には大きな損失につながるかもしれません。
しかしその反面、大きな値動きはトレーダーにとってチャンスでもあります。
しっかりとリスクを把握して、以下のようにトレードができれば上手く利益を出せる可能性もあります。
・セリクラ後の反転上昇で利益を狙う
過去チャートを基にした検証もおすすめ
セリクラのような暴落経験が無い初心者の方だと、初めてのセリクラ体験時には暴落や反転の凄まじさから対応できない場合も。
少しでもトレードの勝率を高めるために、セリクラを活かしたトレードを想定しながら過去のチャートをさかのぼりましょう。
そこで、セリクラ前後にどのような値動きがチャートに出るのか覚え、自分がトレードを行う場合の検証をするのがおすすめです。
過去のチャートを振り返り、検証を行ったトレーダーなら、実際のトレードでも検証結果を活かせます。
いろいろとメリットがあるので、初心者の方は時間を見つけてチャートを確認するのがおすすめです。
【まとめ】セリクラの特徴と勝つトレード手法
以上がFXのセリクラについての解説となります。
・下落後は買いポジションが清算され尽くし上昇に転じる
・落ちてくるナイフは掴むなという格言もある通りリスクある下落の一面
・下落後の反転などを狙うことでチャンスにもなる
・下落トレンド中やセリクラを絡めたトレードを行う場合には、セリクラの特徴や注意点を理解しておく
FXで利益を狙うなら、トライオートFXがスプレッドなどの条件が良く、おすすめです。
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