この記事では、スイスフランショックとは何かを解説し、追証で大損した人の末路などをまとめます。


かつて大暴落したショック相場について知りたい、FXの下落時のリスクを知りたいと思っている方は参考にしてください。
・5000万円の大損をする人もいた
・追証となり借金を抱えた人がFX会社を訴えたが、敗訴
・追証を払えず、FX会社から訴えられた人も敗訴した


結論、スイスフランショックとはリーマンショックに並ぶほど有名なショック相場です。
急激に暴落してFX会社によってはロスカットすら追いつかず、大損した人が続出しました。


このような相場で損しないためには、約定力が高く、システムが安定しているFX会社を使う必要があります。
みんなのFXであれば約定率99.9%の実績があり、上場企業の運営でシステムも安定しています。


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スイスフランショックについては、動画でも解説してるので、チェックしてください。
この記事の目次
スイスフランショックとは?断末魔とは?
まず、2015年に起きたスイスフランショックを詳しく解説します。


これは、一瞬にしてスイスフランが約40%下落したショック相場です。
ドル円であれば、100円から一瞬で60円まで下落することになります。


このような恐ろしい暴落がスイスフランで起きました。
【ロスカットが間に合わず】約定しなかった
このスイスフランショックによって多くのFXトレーダーが大損し、借金を抱えました。


海外のゼロカットを採用しているFX会社を使っていたトレーダーであれば、最低限の損失に抑えられました。
しかし、一般的なロスカットを採用しているFX会社を利用していた人は大損しました。


暴落があまりにも一瞬すぎて、ロスカットが間に合わなかったのです。
スイスフランショックがおきた原因
では次に、スイスフランショックが起きた原因を紹介します。


結論、原因はスイス中央銀行の為替介入をやめたことです。
当時、スイス中央銀行はスイスフランを売り、スイスフランが高騰しないようにしていました。


しかし、ある時に限界がきて、スイスフラン売りの介入をやめ、スイスフランショックが起きてしまいました。
スイス中銀が介入していた理由
さらに詳しく当時の状況を解説します。


スイス中央銀行はショック相場が起こるまでの約3年間、景気対策として「ユーロ買い、フラン売り」の為替介入を行っていました。
スイス中央銀行が無制限の為替介入を行っていた理由は、2010年頃に起きたEU債務危機をたどるとわかります。


EU債務危機とはギリシャやイタリア・スペインなど財政状態が悪い国が問題視されて起きた問題です。
EU債務危機でユーロが不安視された
EU債務危機で問題視された国では、日常の通貨でユーロが使われていました。


危険な国が使っているということで、ユーロの安全性が不安視され、トレーダーの間でユーロを売ってスイスフランを買う動きが広まりました。
結果、スイスフランは暴騰しました。
スイスフラン高になるとスイスは困る
この高騰で困ったのが、スイス政府。


スイスは医薬品や時計など輸出が多い国です。
輸出で儲けるためには、自国通貨は安い方が良いです。


なので、スイス政府はスイスフランがこれ以上高くならないようにするために「フラン売り」の為替介入を約3年間行いました。
為替介入に限界がきて、フランが暴落
しかし、為替介入を続けるのは限界があるので、2015年の1月に介入が終わりました。


これがマーケットに大きな衝撃を与え、結果として、スイスフランは約40%も一瞬で暴落しました。
これだけ暴落したショック相場はなく、歴史的な出来事になっています。
スイスフランショックの追証で大損した人
そして、スイスフランショックの一瞬での暴落では、損切り注文やロスカットが追いつかず大損した人が生まれました。


あまりにも一瞬の暴落で約定せず、多くのFX会社でシステム障害が起きました。
スプレッドも大きく開き、市場は大混乱となり、倒産するFX会社も発生しました。
スイスフランショックの追証で借金した人
トレーダーの中には、追証で多くの借金を抱えた人もいます。
スイスフランショック時のFXで追証となった投資家、ライン下までの差額分の賠償を求めて業者に対し訴訟を起こしますが、負けています。東日本大震災時にも、通信不良で暴落に対応できなかった投資家が訴訟を起こしますが、こちらも負けています。情報化社会の新たなリスクとも言えるかもしれません。
— レモミル (@Lemon_and_Milk) December 23, 2018
破産した人、債務整理をした人も生まれました。
スイスフランショックの時はインターバンクが値飛びして逆指値が効かず膨大な損失&追証になった人が多々居ました
裁判沙汰になってましたあと土日で暴落があり激しい窓が開いた場合も逆指値が効きませんね
まぁ全損はハイリスクハイリターンの末路ではありますが、借金までは抱えたくないですね😰
— nb (@nebwet) March 24, 2019
これが多くの人が地獄を見て発狂した、歴史的なショック相場です。
国内業者でも、DMMとYJって4年前のスイスフランショックの時に、ロスカット追い付かなくて追証通り越してマイナス何千万とか出したトレーダーに金払えって裁判起こして、トレーダーもロスカット義務違反だろとやり合ってたの見てるからロクな業者じゃないと思ってる
サヤ取りに使うのは別だけど
— ちゃっぱさん🍵ナス農家🍆 (@mar_tama2014) November 13, 2019
大暴落で損しないために大事なこと
そして、紹介してきたようなショック相場で損しないためには、約定力の高いFX会社を使う必要があります。


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スプレッドも最も狭く、受け取れるスワップポイントも最大で人気のFX会社です。


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流動性の低い通貨ペアに注意
なお、スイスフランに限らず、取引量が少なく、流動性の低い通貨でトレードする際は注意が必要です。


通常時からスプレッドが広めになっていますし、相場急変時はさらにスプレッドが広がり不利になるからです。
また、急変時に値動きが荒く大きくなり、大損の原因にもなります。


トルコリラ円、メキシコペソ円、南アフリカランド円も同様のリスクがあるので、注意です。
【まとめ】ユーロ/スイスフランの暴落理由
紹介したように、スイスフランショックは中央銀行の為替介入の終了が原因でおきました。


今後も同じようなショック相場が生まれるかもしれないので、中銀が介入しているような通貨には気をつけましょう。
相場急変があると、正常にロスカットされず大損することもあります。


そうならないためにも、約定力の高い以下の人気FX会社で安全にトレードしましょう!