この記事では、以下の疑問を解決します。
・長期の見通しはどんな感じ?
・AIの予想レンジはいくら?
記事を読むことで、米ドル/円の相場予想ができるようになり、今後の取引の参考にできます。
いろんな専門家の意見を参考に大事な情報をまとめるので、利益を出したい人はぜひチェックしてください。
結論、以下のツイートで紹介した動画では「米ドル/円は118円までいく」と語られていますが、そうはならなそうです。
これは参考になる。今年は米国株を買って、米ドル円のスワップポイントで稼ぐのがよさそう。
メキシコペソでの利益で、SBIの「米ドル毎日積立」の購入額増やして、SPYDを定期的に淡々と買うことにする。
2020年の米国株投資ストラテジーと参考銘柄 https://t.co/zlkkjOF8qj#配当生活 pic.twitter.com/qSQwbTsFST
— タクスズキ@働かず投資で生活(分配金、配当などの実績・収入は固定ツイート、プロフィールに載せてます) (@TwinTKchan) January 1, 2020
この動画の後にコロナショックが起き、いろいろと事情が変わり米ドルは100円〜108円くらいで2020年を終えそうです。
また、緊急利下げでアメリカの政策金利は0.25%まで下がり、その水準を2022年まで維持すると発表されています。
アメリカ経済の見通しも不透明ですし、日本とアメリカの金利差も縮まっているので、日本円が買われ円高ドル安に当面は進むはず。
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この記事の目次
【米ドル円今後どうなる】2020年10月の最新見通し
2020年10月23日時点、2020年末や2021年、2022年~は円高・ドル安が進むと考えています。
その理由は、日本の方が実質金利が高くなる可能性があるからです。
実質金利とは、「政策金利 – インフレ率(物価上昇率)」で求められます。
インフレ率は物価の変動率のことで、通貨の価格変動に大きな影響を与えます。
通貨の価値は「実質金利」で評価する必要がある
通貨は政策金利が高いほど魅力的と思いがちですが、実は「実質金利」を見なければなりません。
政策金利が高くても、実質金利が低く(マイナスで)魅力がなければ、その通貨は買われないからです。
これについては、具体的な数字を出して解説します。
実質金利がマイナスなら損してしまう
アメリカのインフレ率は1.4%で、政策金利は0.25%です。
この場合、100万円のバイクを買うために、1年間100万円の預金をすると、1年後には100.25万円に増えています。(金利0.25%だから)
同時にインフレ率が1.4%であるため、バイクは101.4万円に値上がりしています。
こう考えると、1年前は同じ価値だったドルとバイクでは、1年後に1.15万円の差がついており、バイク(物)の価値の方が高くなっています。
これはドルの価値が下がったとも考えられて、実質金利は「0.25 – 1.4 = -1.15%」となります。
つまり、実質金利がマイナスの国で預金すると損をします。
日本の方が実質金利が高い
預けているだけでマイナスになってしまう通貨(米ドル)を保有したい人はいませんよね。
一方、日本の政策金利は-0.1%、インフレ率は0.1%であり、実質金利は-0.2%となります。
アメリカの-1.15%と比べるとマシで、世界的にはこちらの通貨を魅力的に感じる人の方が多いはず。
こうした理由から今後は円が買われてドルが売られ、円高ドル安になると考えています。
アメリカはゼロ金利、インフレに向かい実質金利がよりマイナスに
また、今後は実質金利がよりマイナスになると予想されており、円高はさらに進みそうです。
米国の中央銀行にあたるFRBは、物価上昇率が目標の2%を超えるのを容認する新たな政策方針を打ち出しました。
2022年まで利上げせず、現在のゼロ金利政策を長期化させ、コロナウイルスで影響を受けた米国経済の回復を狙っています。
今の政策金利0.25%のまま、2021年〜2022年とインフレ率だけが上がれば、実質金利はさらにマイナスになります。
つまり、日本との実質金利の差が広まり、円が買われ円高ドル安が進み、1ドル90円も想定されます。
原油価格の低下も円高の要因となる
原油価格の低下も、円高の要因となりそうです。
WTI原油先物価格は、2015年に50ドル前後へ低下し、2020年の「コロナショック時」には-37ドルまで下落しました。
2020年10月時点はコロナ前よりも20%ほど低い40ドルほどで推移しており、この流れは今後も継続すると予想されています。
もし、今後も原油安が続けば、原油輸入国である日本にとって支出減となり、GDPの上昇につながります。
日本のGDPが上昇すれば、日本円買いにつながり、さらなる円高要因となります。
こういった材料があるので、2020年〜2022年は円高になり、90円も想定されます。
プロによる相場予想も参考にしよう
こういった予測に加えて、プロ(専門家)による相場予想も参考にしましょう。
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また、初心者の方向けの学習コンテンツも充実しており、自分で予想する力もつきます。
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【2020年4月に更新】コロナショック、肺炎の影響について
以下のことも理解しておきましょう。
米雇用統計
結果+22万5千人
市場予測+16万人
雇用情勢は好調。ただ、新型肺炎のリスクから、米国市場で利下げ観測が再浮上。労働市場の底堅さとは反対に、催促相場が再来する可能性もある。
ドル円109.6円💰↘️↘️https://t.co/rqtEYK2QgX— viaje de 億ぺ (@X7uJr6hAhDYTWwu) February 7, 2020
【ドル円 今週のまとめ】
○週明け
·NYダウが市場最高高値更新を受け、連騰に対する高値警戒感から109.50円付近からの週明け
○週中頃
·2/12には、ダウ先物の高値更新により、110.13円まで上昇⤴︎
·2/13には、中国湖北省でコロナ感染者拡大という報道により109.80円までの下落⤵︎
となった。 pic.twitter.com/bsDrFXLcks
— ローソクさん🕯 (@cosplay_candle) February 15, 2020
【昔の話】ぼくなりの「米ドル円」の予測
以降は2020年初期にしていた予想なので、参考程度にしてください。
ぼくは、2020年の予想レンジ(値動きの範囲)は、108円〜118円と予測しました。(値幅10円)
これは過去の値動きや以下の要因から考えた値です。
・2019年のドル円の値幅は8円と、2年連続で幅の最少値を更新(その反動で、2020年は大きく10円くらいは動くと予想)
・基本的にドル高円安のほうに進む(米中不安の収まりや米国経済の盛り上がりから、円は売られる)
・FRBのパウエル議長が「今は95年」と似ていると発言。調べてみた結果、その年はドル高&株価上昇
では、詳細を説明していきます。
108円〜118円と予測した理由(値幅10円)
まず、「値幅10円」はここ2年の値動きをベースに考えました。
2018年、2019年でそれぞれ値幅が8円ほどしか動いておらず、過去に比べると小さめです。
2020年も8円くらいかなと思ったのですが、今年はアメリカで大統領選挙があり、これがある年はかなり激しく動いてるんですよね。
このように、2016年は21円ほど動いており、「ここ2年の傾向」と「大統領選」を考慮して、いい塩梅の10円くらいと予測しました。
基本的にドル高円安のほうに進む
他の要因だと、米中不安の収まりや米国経済の盛り上がりから、円は売られると思い、1ドル118円まで円安が進むと思いました。
2019年はアメリカと中国の関係性を心配して、世界的に不安が広がり、円が買われました。
結果、円高ドル安が進み、一時は1ドル104円台までいきました。
しかし、その後「アメリカと中国の関係性、大丈夫かも」と安心材料が出てからはドル高が進み、最近は1ドル109円まできました。
そして、今後も2019年のような混乱は起きないと考え、さらにドル高の方に進むと予測し米ドルを売買しました。
2020年しっかり利益を出せた
ドルに関して2020年は、以下のツイート通り、利益を出せました。
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米国株が絶好調なのもドルの上昇を支える
米国株が好調であることも、1ドル118円の根拠になっています。
2019年7月から3度の利下げがあったのですが、その効果もあり、米国の株価がどんどん上がっています。
(画像はS&P500のもの)
※利下げは経済を活性化するために行われる(金利が下がって融資を受けやすくなると、企業活動が活発になり、株価上昇の要因になる)
※「米中問題の不安解消」も株価の上昇要因にあるはず
株価が上がれば米ドルも買われる
このようにアメリカ全体(市場平均)で株価が上がると、為替の取引(FX)をしてる人は以下のように思うはずです。
・「米中不安も和らいだし、これから盛り上がりそうな国の通貨だから、米ドルを買っておくか」
・「一時期、不安になって円を買ってたけど(有事の円買い)、世界的な不安もなくなってきたし売るか」
・「日本経済は盛り上がってないし、将来性で考えてもアメリカの方が上だしな」
こうした考えでドルを買って円を売る人が増えるため、今後「ドル高円安」が進むと思いました。
利下げの打ち止めでドル高円安へ
また、利下げの打ち止めが示唆されたことも、大きかったです。
3度の利下げで、「円と金利差が縮まってしまう。ドル円買ってて大丈夫?」ということで円高に進んだのですが、
利下げの打ち止めが示唆されたことによって、「金利がキープされるみたいだから、ドルは売らずに持っておくか」と投資家が判断したわけですね。
このように、いろんな要因があって、1ドル104円台から109円まで回復していったのです。
FRBのパウエル議長が「今は95年」と似ていると発言
あと、広瀬さんがセミナー動画で以下のように話されていたので、詳しく調べてみました。
FRBのパウエル議長が「今は1995年〜1998年と似ている」と何度も発言している。
※以下、95年〜98年のドル円チャート(値動き)
調べた結果、過去に以下のことがあったとわかりました。
・1995年、アメリカで何度も利下げが行われた後、利下げ打ち止めが発表され景気拡大し株価も上昇
※95年〜98年の米国株価指数(ダウ)を見ると、その効果がわかりますね
※ドル円チャートからも、ドル高円安に進んだことがわかります
このように、95年と状況が似ていることから、今回も同じ動きをすると考えました。
ぼく以外の投資家の予想
ちなみに、他の投資家は以下のように予想してます。
(続)最後にみずほ証券・鈴木氏「リスクオフ局面では円買いがドル買いを上回り」とのコメントだがやはり佐々木氏の「円がファンディング通貨として利用されなくなっている」とのコメントからリスクオフの円買いとはなりづらい。ゆえに私の2020年度末の予想レンジは1ドル110~115円(了)
— my home town yokohama (@miyakoaoiumi) December 30, 2019
2020年相場予想でも!
・金利は、米金利10年1.50%までジリジリ低下。日本は超低金利
・株は、米株日本株横ばい。日経平均19000-25000のレンジで下落上昇繰り返す。
・為替は、ドル円は円高。95-100円を目指す展開。一方ポンドは買い
・不動産は、2極化。超都心は上昇、都心横ばい、郊外下落— 取締役赤坂 (@AkasakaMother) January 2, 2020
シティグループ証券は「ドルが予想レンジから外れれば、ドル高方向で112円付近、円高方向で100円以下となる可能性がある」と予想していました。
ここ数年、ドル円で狭いレンジになってる理由
ドル/円相場で狭いレンジになっている理由として、「日米インフレ率格差の縮小」があります。
コロナ後にアメリカは政策金利を0.25%に下げ、金利差が縮小し円が買われました。
2%の時代は米ドルが買われてドル高でしたが、
今はドル安になっており、こういった変化がレンジを引き起こしています。
再びドル高で円安にトレンド転換するのは2020の東京2020から3~4年の周期で120円から130円の円安で収益を世界から日本に集めてもうける番でしょう。
— 猫丸@2020爆益へStandby. (@nekomaru2528) June 22, 2017
私の年末100円予想は最も円高。2021年にかけての想定ですが、相場は一度反転すると速く大きく進む性質があります。2020~2021年のドル/円100円予想は、ベアというより、ドルや株式の買い場に備えるスタンスです。 https://t.co/CSLgK4wskM
— 田中 泰輔 (@tanaka_taisuke) December 23, 2019
以下、コロンショック前の将来性の展望。
<1月の見通し>
12月から概ね変更なし。
クレジット含むリスク資産の上値は限定的。
米長期金利は1.7-2.0%程度のレンジ、米金利カーブは2-10年/10-30年共にフラットニング。
為替はドル安/ユーロ高/円高。
但し全体のリスク量をかなり落として臨む。
— Unconstrained Investment (@UnconstrainedI) December 30, 2019
楽観的な見通しもありましたね。
【2020年相場の展望201911‐13】 以上より、2020年相場の展望は、米国株(ダウ)が横ばい程度で推移するうち、現在の「米長期金利の上昇」の勢いが止まり下落に至り、ドル円・米国株(ダウ)共に下落する2018年2~3月、10~12月のような急落の再来、これが世界金融危機の入り口になると予想します。
— 777(トリプレセブン) (@tri777ple) November 19, 2019
みんなが楽観している時こそ、厳しい視点を持った方がいいと学びました。
🇺🇸FOMC「来年も『金利据え置き』示唆」
FOMC
・金利 現状維持(織り込み済の小動き)
・FRBの政策金利見通し。来年いっぱい金利据え置き⭐️⇒低金利政策が今後も長期にわたって続くとの見方
FOMC後は…
①米株⬆️低金利継続、株の買い安心感
②ドル安円高(ドル円⬇️)
③日経先物 ①②でほぼヨコヨコ pic.twitter.com/E7l54OoUDf— にこそく(千里の道も一歩から) (@nicosokufx) December 11, 2019
米ドル/円のAI円高・円安最新予想は?
AIなどのツールで米ドル/円の予測もでき、簡単なものだとぱっと見テクニカルが便利です。
週足で見たところ、2020年12月15日あたりは107円くらい、2021年3月15日あたりは106円ほどになると予測されていました。
月足では、2021年8月に121円、2022年には130円を突破する予測も。
過去のチャートの動きと現在の動きを比較したもので、あくまでも参考程度ですが、こういった予測もあります。
ぱっと見テクニカルはFXプライム by GMOで口座があると無料で使えるので、まずは作っておくといいですよ。