この記事では、今後も有望な高配当ディフェンシブ銘柄を紹介します。(米国株、日本株)
景気に左右されず安定して配当を得て、値動きでも利益を狙いたい方は参考にしてください。
・高配当だと安心して保有でき、配当をもらいながら値動きでも利益を狙える
・「生活必需品」「電気通信サービス」「公益事業」「不動産・REIT」といったジャンルにディフェンシブ銘柄が多い
結論、高配当なディフェンシブ銘柄はまったり株に投資したい人から人気で、コカコーラなどが該当します。
他には、AT&Tや電力会社もおすすめで、日本株では森永製菓や明治なども優良株です。
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この記事の目次
米国株のディフェンシブ銘柄
というわけで、これから具体的な銘柄と配当利回りなどを紹介していきます。
プロクター & ギャンブル(PG)
PGは家庭用品の会社として世界最大で、「P&G」がブランド名。配当利回りは3.6%。
家庭用品、ヘアケア・スキンケア用品、歯ブラシ・歯磨き粉、洗剤・消臭剤、紙おむつなど幅広い製品を世界中で販売しています。
業績もよく、売上が成長、コアEPSも増加。
アクティビスト(物言う投資家)のネルソン・ペルツ氏が取締役として入っており、業績好調を維持しています。
【補足】生活必需品を説明
「生活必需品」セクターがなぜディフェンシブ銘柄になるのかも説明します。
生活必需品は、食品、飲料、タバコ、家庭用品、食品スーパーなどからなり、個人向けの商品で購入頻度が高いものを扱います。
自動車などは数年に一度と購入頻度が低いため、景気の影響を受けることがありますが、生活必需品はそのような影響を受けにくいです。
こういった点から景気の影響を受けづらく、ディフェンシブ銘柄となっています。
フィリップ モリス インターナショナル(PM)
PMは、主力ブランドが「マルボロ」である世界最大のたばこ会社です。配当利回りは4.5%。
「iQOS」など加熱式たばこの普及により、紙巻きたばこの減少をカバーすることで成長を目指しています。
今後アメリカでの販売も認められれば、さらに売り上げが増えそうです。
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ベライゾン コミュニケーションズ(VZ)
VZは大手通信サービス会社です。配当利回りは5.1%。
携帯電話、固定電話、ブロードバンド接続、コンテンツ配信などのサービスを幅広く展開しています。
主力のワイヤレス部門が市場飽和と競争激化で売上が停滞する中、
インターネットTVの「Fios」、インターネットメディアの「Oath」など他分野の貢献によって増収しています。
売上成長を目指して5Gのブロードバンドサービスに積極的です。
【補足】電気通信がディフェンシブな理由
今やインターネットは生活に欠かせませんから、「電気通信サービス」も景気に影響を受けにくいです。
毎月安定して月額が入るサブスクリプションモデルで、安定感もあります。
AT&Tは配当利回り8.4%
エー・ティー・アンド・ティー(AT&T)は、グローバルに電気通信、メディア、技術サービスを提供しています。
通信事業は、消費者に無線および有線の通信、ビデオ、およびブロードバンドサービスを提供。
メディア事業は、フィーチャー映画、テレビ、ゲーム、その他のコンテンツを開発・制作・配信。
こちらも手堅いビジネスを展開しています。
デューク エナジー(DUK)
DUKは、米国大手の電力・エネルギー会社で、天然ガスの輸送と販売も手掛けます。配当利回りは4.7%。
18年~22年にかけて370億ドルの成長投資を計画しており、EPSの年平均成長率は4~6%を目標としています。
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プロロジス REIT(PLD)
PLDは、米国の物流不動産の事業を行う不動産・REITです。配当利回りは3%。
物流施設を専門に開発、所有、管理、運営し、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの21カ国で事業を展開。
港や空港周辺、高速道路のインターチェンジ付近など利便性の高い環境に立地する物流施設を賃貸しています。
製造業、小売業、輸送業など大規模な物流業務に携わる企業向けにサービス提供。
ネット通販の拡大が続いていることから、都市周辺での物流倉庫の需要が強く、料金の引き上げで施設の営業利益は伸びています。
【補足】不動産もディフェンシブ銘柄な理由
不動産業は、一般的には景気敏感ですが、米国の「不動産」セクターの構成銘柄はすべて不動産投資信託(REIT)です。
配当を目的に保有されることが多く、株価の動きは他の「ディフェンシブ」セクターと似た動きとなっています。
このため、ディフェンシブ銘柄といえます。
ディフェンシブETFも紹介
個別銘柄だけでなく、いろんな株にまとめて投資できるETFでもディフェンシブ銘柄があります。
・XLP:生活必需品セクター。配当利回りは2.5%
・XLRE:不動産REIT。配当利回りは2.8%
【補足】公益事業がディフェンシブな理由
「公益事業」は、電力企業が中心となっています。
家庭向けの電力販売は、景気変動による影響が小さく、需要は安定しています。
産業向けは景気によって販売量が変わりますが、電気料金は認可制となっており、競争も限定的。
業績は一般的な事業会社に比べて安定しています。
生活必需品の銘柄を解説
次は、生活必需品セクターに絞って銘柄を紹介します。
KO:コカ・コーラ(配当利回り3.7%)
コカ・コーラは飲料会社。
ノンアルコール飲料ブランド、水、スポーツドリンク、ジュース、乳製品、飲料、紅茶とコーヒーなどを販売。
「ダイエット・コーク」、「ファンタ」、「スプライト」など、さまざまなブランドを所有。
200を超える国と地域の消費者に販売しており、業績も好調です。
【PEP】ペプシコ:配当利回り3.3%
ペプシコは世界的な食品・飲料会社。ブランドはペプシコーラ。
バフェットが「依存性の高い商品を提供する会社に投資しろ」と言っていますが、ペプシコはまさにそれに該当します。
炭酸の砂糖水は依存性が高く、バフェットも飲み続けている商品。
コカコーラ同様、これからも安定した業績が期待できます。
アルトリア グループ(MO)
アルトリア グループ(MO)はたばこメーカーで、配当利回り8.2%。
こちらも依存性が高く、景気の影響を受けづらいです。
株主還元策を拡充し、自社株買いも積極的に行なっています。
クラフト ハインツ(KHC)
クラフト ハインツ(KHC)は、世界的な食品・飲料会社で、配当利回り4.5%。
調味料とソース、チーズと乳製品、食事、肉、飲料、コーヒー、その他の食料品を含む食品と飲料製品を世界中で製造・販売。
食品は生活に欠かせませんから、代表的なディフェンシブ銘柄です。
CVSヘルス(CVS)は配当利回り2.1%
CVSヘルスは、健康・医療に関わるサービス会社。
薬局サービス、小売・LTC、医療給付、企業など、4つのセグメントで事業を展開。
9,900の小売店、1,100を超える持ち込み診療所、約1億500万人のプランメンバーを擁する専門薬局サービス、薬局ケア事業があります。
医療も生活に欠かせませんから、景気に影響を受けづらく、安定した売り上げが見込めます。
公益事業の高配当ディフェンシブ銘柄
次に、公益事業の手堅い銘柄を紹介します。
サザン(SO)は配当利回り4.2%
サザンは電力販売がメインの会社。
ガス配給事業、卸売ガスサービス、ガスパイプライン投資なども行なっています。
インフラである電気・ガスも安定した売り上げが見込めます。
エクセロン(EXC):配当利回り2.8%
エクセロンは発電事業、エネルギー供給事業を行います。
卸売りと小売の両方の顧客に電力と天然ガスを販売する顧客対応ビジネスも展開。
こちらもインフラを提供し、景気に関係なく業績も好調。
アメリカン エレクトリック パワー(AEP)
アメリカン エレクトリック パワー(AEP)は公益事業、送電・配電事業、発電・販売事業などを展開。
小売および卸売顧客に販売する電力の発電、送電、配電を行っており、配当利回り3.7%。
送電設備の開発・建設・運用も行っており、事業領域が堅実。
センプラ エナジー(SRE)
センプラ エナジーはエネルギーインフラへの投資、開発、運営を行い、規制対象の公益事業を通じて顧客に電気・ガスサービスを提供。
天然ガスを供給するための天然ガスの流通・送電・貯蔵システムも所有し運営。
配当利回り3.7%で高配当であり、安心して保有できる株と言えます。
日本国内のディフェンシブ銘柄(高配当)
次に、日本のディフェンシブ銘柄を紹介します。
以下、配当利回りが2%以上で、自己資本比率50%以上の財務健全な会社。
森永製菓:食品。配当利回り2%。
明治ホールディングス:食費。配当利回り2.2%
太陽化学:電力などのインフラ。配当利回り2.9%。
他に、有望な銘柄も具体的に説明していきます。
三菱倉庫(9301):配当利回り2%
三菱倉庫は、倉庫業界の中でトップクラス。
陸上、港湾、国際への一貫輸送に注力。賃貸ビルの収益比重が高いです。
国際への供給網が増えており、運賃単価も上昇。マンション販売での利益も上乗せされています。
物流・倉庫も景気に影響を受けづらく、安定した売り上げが見込めます。
エーアイテイー(9381):配当利回り3.1%
エーアイテイーは、輸送業者。日中間の海上輸送で衣料、日用雑貨などに強みがあります。
巣ごもり需要で100均・ホームセンター向け生活雑貨・生活家電が好調。
営業利益も増加しており、増配もしています。
こちらも安定感のある銘柄。
【まとめ】優良なおすすめ景気敏感株も知ろう
高配当なディフェンシブ銘柄はまったり株に投資したい人から人気で、コカコーラなどが該当します。
他には、AT&Tや電力会社もおすすめで、日本株では森永製菓や明治なども優良株です。
これらの株は以下のネット証券で、数百円から買えて、今ならお得なキャンペーンで1万円もらえます。
無料で口座を作るだけでOKなので、今だけのチャンスを生かし1万円もらいましょう。