この記事では、FXの損切りのやり方や目安となるタイミングを解説します。
FXでの損切りについて詳しく知りたい方、手法ごとのタイミングや損切り方法を知りたい方は参考にしてください。
・ボリンジャーバンドなども決済タイミングで参考になる
・スキャルピングでは数pipsでの損切りもあり
・損切りする際は、ダマシに注意
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この記事の目次
FXの損切りで目安となるポイント
まず、FXの損切りで目安となるポイントを紹介します。
以下の点を覚えおきましょう。
・直近高値・安値なども目安にする
・利確幅と損切り幅を同じにしない
それぞれ解説します。
ラインを損切りの目安にする
まず、損切りにおいてはサポートライン、レジスタンスラインを目安にするという方法があります。
サポートラインは過去の安値を結んだ線で、底値の目安であり、そこを割ったら、さらに下落していく可能性が高いです。
なので、新規で買いポジションをとっている場合、サポートラインを割れたら損切りをします。
これにより、損失を小さくとどめながら、次のトレードに切り替えられます。
反対で、新規で売りポジションをとっているなら、レジスタンスラインを損切りの目安にします。
レジスタンスラインは過去の高値を結んだ線で、天井になりやすいです。
レジスタンスラインを超えたら、さらに上昇していきやすいので、そこを超えた場合に損切りします。
このようにラインを目安にすることで、わかりやすく損切りもしやすくなります。
損切りはラインぴったりでしない
なお、サポートライン、レジスタンスラインを目安に損切りする際は、ラインのぴったりの位置で損切りはしないほうがいいです。
いくらかラインを超えたタイミングで損切りしないと、ダマシに遭うことがあります。
サポートライン割れと見せかけて、その後、また上昇してくる可能性もあるので、しっかりラインが割れたと思える時に損切りしましょう。
直近高値・安値なども目安にする
損切りでは、直近高値・安値など以下のポイントも参考にできます。
・前回高値・前回安値
これらは、多くのトレーダーが意識するポイントであり、これらを参考にして「サポートライン」や「レジスタンスライン」が形成されます。
また、フィボナッチなども見ることで、正しい損切りをしやすくなります。
こういった相場の節目が分かると、損切りなどの決済は簡単になります。
ボリンジャーバンドも損切りの参考にできる
損切りではボリンジャーバンドも参考にできます。
ボリンジャーバンドでは、ほぼ100%の確率で±2σラインの中を動くので、±2σラインを超えたら損切りするのもありです。
いろんな指標から損切りタイミングがわかるので、目安にしてみましょう。
利確幅と損切り幅を同じにしない
損切りする際は、利益確定のポイントと一緒に考えることも大切です。
損切り幅を利確幅と同じにしてしまうとトータルの成績がプラスにならないこともあります。
損切り幅は必ず利確幅より狭くして、トータルで利益が出るようにしましょう。
損切り幅の目安は利確幅の1/2で、10pipsで利益確定するなら、5pips予想と逆と動いた時に損切りします。
FXの手法・スタイル別の損切り目安
次に、FXのトレードスタイルごとの損切りの目安幅を紹介します。
スキャルピングから長期トレードまで解説するので、参考にしてください。
スキャルピングでの損切り
まず、超短期売買のスキャルピングでの損切りから紹介します。
スキャルピングは、1回に数pipsの利益を目指し、1日に数十回繰り返すトレード手法。
数pips~10pipsくらい動いた時に決済します。
ローソク足は、日足、1時間足、5分足と長い足から見ていき、1分足を見ながら取引します
損切りラインは、抵抗線だと思ったラインが崩れたところで、5pipsほど動いたら損切りの目安です。
相場が自分のポジションと逆に動いてしまったときには、すぐに逃げることが大切です。
デイトレードの損切りタイミング
デイトレードは、1日で取引を完了して利益を狙う手法です。
1回のトレードで、数十pips~100pips程度の利確幅を目標にして、1日で数回取引するスタイル。
デイトレードでは、ストップロス(損切り)を確実に入れ、1回の損は最大でも、自己資金の2%以内にするのが大切です。
損切り幅は50pips以下が1つの目安です。
スイングトレードでの損切り
スイングトレードとは、数日から数週間ほどの中期的な取引手法です。
100pips~1000pipsほどの利確幅を目標にし、1時間足や日足を見てトレードすることになります
スイングトレードでも、相場が大きく変化するリスクを回避するために、損切り必須です。
損切りは、サポートラインの下に入れ、1回の損切りで2%以内の損失に収まるようにすると良いでしょう。
買いの場合、相場の上昇に合わせて損切りレートを上げていくことも大切です。(売りの場合は逆)
長期トレードでの損切り
長期トレードとは、数週間から数ヶ月、場合によっては数年にわたり長期でポジションを保有する手法です。
スワップポイント運用などが代表的なものとしてあります。
長期トレードでは一時的に含み損も抱えやすく、損切り幅が狭すぎると、すぐにロスカットされてしまうので、損切り幅は広くします。
長期トレードの場合も、突然の事件などにより相場が大きく変化するリスクを回避するために、損切りは必要です。
ただ、レバレッジ1倍~2倍であれば、損切りしないことも可能で、損切りは、サポートラインの下に入れることになります。
押し目から2%~3%の水準を割った場合には、トレンドが変わった可能性があるので、その辺を損切りの目安にします。
逆指値注文で自動的に損切りする
損切りを徹底するためには、逆指値注文(ストップ注文)を設定しておくと効果的です。
注文をしてポジションを持った後、予想と反対方向に相場が動いた時に、自動的に決済してくれる注文を逆指値注文といいます。
これは、損失を限定させるための注文です。
上昇すると判断し100円で買ったものの、下落した場合、99.0円でポジションを決済するという注文が逆指値でできます。
また、逆指値注文は、損切りだけでなく、利益確定にも使えます。
たとえば、相場の上昇とともに損切りレートを上げていき、急落したら、利益確定するイメージです。
一直線に上昇している相場では、高値の0.5円下で損切り注文をしておき、上昇に連動して、損切りレートを上げていきます。
このようなことを自動的にやってくれる注文をトレール注文といい、逆指値の応用として使えます。
逆指値注文は決済で便利なので、覚えておきましょう。
FX(為替)の損切りの注意点
次に、FXの損切りでの注意点を紹介します。
大事なのは事前に決めた損切りレートで確実に損切りすることです。
上昇を想定して買ったものの、下がってしまった場合、「また戻ってくる」と思い損切りをためらうことがあります。
しかし、こうした感情が入ると冷静に判断できず、損失を広げることがほとんどです。
こうならないためにも、損切りは感情に惑わされず忠実に行い、しっかりルールを守りましょう。
予想が外れたら、次に切り替え、次のトレードで利益を狙っていくのが定石です。
【まとめ】FXの損切りのやり方!ルール決めも大切
最後に大事な点をまとめます。
・ボリンジャーバンドなども決済タイミングで参考になる
・スキャルピングでは数pipsでの損切りもあり
・損切りする際は、ダマシに注意
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