どうも。7000万円を資産運用に回してるタクスズキです。
この記事では、低リスクなイメージがある投資信託のデメリットや失敗例、大損する人の特徴を紹介します。
投資ですから損失リスクもあります。損した人を反面教師にして成績マイナスを回避しましょう。
※ぼくの実際の利回り(成績)も紹介するので、参考にしてください
この記事の目次
投資信託で大損・失敗する理由
投資信託で失敗する理由・原因は7つです。
・分配金を重視している
・損切りができない
・長期保有しない
・生活費で投資してしまっている
・分散投資ができていない
・ポートフォリオの見直しをしていない
それぞれ解説します。
手数料の高い投資信託を買っている
販売手数料がかかり、信託報酬の高い商品を買っていると損します。
販売手数料は0円のものにすべきで、仮に手数料が1%かかると10万円の購入で1000円も損してしまいます。
売買するたびに資産が減るのはもったいないので、必ず売買コスト無料のものを選びましょう。
運用コスト(信託報酬)は0.2%以下にする
投資信託では信託報酬(運用コスト)も大事で、0.2%以下のものを買いましょう。
毎月分配型やアクティブファンドなど1%を超えるものはおすすめしません。
アクティブファンドは低コストなインデックスファンド以上の成績を出せないものがほとんどで、ぼくも損して買うべきでないと学びました。
特に日本株のアクティブファンドや新興国の投資信託で後悔して、これらは買っちゃダメだと学びました。
信託財産留保額という投資信託の解約時にかかる手数料もあるので、こちらも必ずチェックしてください。
毎月の分配金を重視している
毎月の分配金を売りにしている商品には注意です。分配金を出すために元本を切り崩して損する場合があるからです。
上の図のように、利益から分配するのでなく、元本から無理やり分配金を出すファンドがあるのです。
こうしたファンドだと分配金をもらえても、実は損してることがあります。
儲からず利益でマイナスになる商品も
また、こういったファンドは信託報酬が高く、年間2%の手数料なら、100万円買ってると2万円も引かれます。
儲かってないながらも手数料を引かれて、利益を削られる場合もあるので注意です。
こういった損を回避するには、手数料ゼロで分配金を毎月もらえる「クラウドバンク」がおすすめです。
クラウドバンクでの今月の分配金は5.8万円!(新記録👍)
これまでの利益は59万円ほどになりました💰https://t.co/qFarCYzyKL pic.twitter.com/5pxSlExMDS— タクスズキ@投資収入をブログで公開(分配金などの実績は固定ツイート、プロフィールにて。資産1億越え) (@TwinTKchan) November 9, 2020
こちらでは運営8年で投資家の損失ゼロであり、国の厳しい審査をクリアした証券会社によって運営されており信頼できます。
値動きで絶対に損せずおすすめなので、サイトをチェックしておきましょう。
損切りができない人は大損する
信託報酬の高いアクティブファンドや毎月分配型の投資信託を買っている場合、早めに損切りして損失を最小にしたほうがいいです。
無理して保有していると、信託報酬で利益が削られますし、含み損が膨らむ可能性があります。
どんどんマイナスになるのはもったいないので、早めに損切りし、別の投資で利益を得るために現金化しましょう。
長期保有しないと失敗する可能性も
ダメな商品の長期保有はダメですが、全米株や全世界株のインデックスファンドといった優良商品なら含み損を抱えても長期保有しましょう。
一時的に含み損を抱えても、また待っていれば株価が上昇し、プラスになるはずです。
株価暴落時は買うチャンスでもある
これまでの実績からもわかるように、全米株や全世界株は期待が持てるので、株価暴落時も積立して取得単価を安くするのがおすすめです。
※こういった商品を保有しているなら、急落時はバーゲンセールなので買い増しタイミングです
※海外株インデックスファンドでのリターンは+13%とかなり好調です
具体的な商品だと、最近は低コストなSBIバンガード、eMAXIS Slim先進国株式がおすすめです。
これらはSBI証券で100円からTポイントだけでも購入できるので、チェックしておきましょう。
生活費で投資してしまっている
投資は必ず余剰資金で行いましょう。生活費で投資すると、含み損を抱えた時に焦って損切りしてしまいます。
そうなると、あとで値上がりした時に利益確定できなくなってしまいます。
生活費だと冷静な判断ができなくなるので、必ず当面は使わないお金で投資しましょう。
※生活費の6ヶ月分は現金を残しておくことが目安となります(100円投資なら、貯金がなくても始められますが)
投資信託は100円からTポイントでも始められる
余剰資金とは言いつつも、投資信託はSBI証券であれば100円からTポイントだけでも購入できます。
お得なキャンペーンも開催してますので、口座だけでも無料で作っておくといいですよ。
分散投資ができないと損する
分散投資をできていないと損することがあります。
特にAI・フィンテックなど流行りのテーマに該当する少数の銘柄に投資するアクティブファンドは危険です。
その時しか株価が上がらない場合がほとんどで、投資先も少なく、もっとリスク分散したほうがいいです。
株への投資でも、S&P500など数百の銘柄に分散投資できる商品ならリスク分散できます。
先進国株の指数「MSCI」に連動するインデックスファンドでも、1000以上の銘柄に投資できるので覚えておきましょう。
ポートフォリオの見直しをしていない
資産運用では最初に決めたポートフォリオ(資産配分)で成績が決まります。
目標とする成績を達成するためにポートフォリオを維持するのが理想です。
そのためには定期的に売買してリバランスする必要があります。
リバランスは年2回が最も効果的で、それ以上は効果がないらしいので、定期的なリバランスも意識しましょう。
【失敗してわかった優良商品まとめ】
+37万円の利益です💹・ニッセイ外国株式インデックスファンド:+17.7%
・S&P500のインデックス:+15.2%
・楽天・全米株式インデックス・ファンド:+13.3%
・コモンズ・2020ビジョン:+19.2%
・コモンズ30ファンド:+12.2%https://t.co/dmDZzBIc7P
— タクスズキ@働かずに配当生活(分配金などの投資実績・収入は固定ツイート、プロフィールに載せてます) (@TwinTKchan) January 21, 2020
ランキングや銀行員のおすすめを信じてはいけない
投資信託の人気ランキングから選ぶ人もいますが、それも注意が必要です。
なぜなら、一時的に成績が良くバブルの商品を買ってしまう恐れがあるからです。
特にAIやDXなどのテーマ投信は人気になりがちですが、過去のテーマ投信を振り返ると、人気絶頂の時が最高値であることが多いです。
そこで買うと、その後に値下がりし損しがちです。
長期で成績の良い商品を選ぼう
ランキングでの失敗を避けるためにも、一時的に人気になっている商品を避け、
長い間成績のいい全米株のインデックスファンドなどを選ぶ必要があります。
具体的には、SBIバンガード(S&P500)、eMAXIS Slim全世界株式がおすすめです。(信託報酬が年率0.09%と格安!)
これらはSBI証券で100円からTポイントでも購入でき、キャンペーンもお得なので、サイトをチェックしましょう。
銀行、証券会社の営業マンに注意
銀行などの営業マンからおすすめ商品を買うのは絶対にやめましょう。
彼らは「投資家が儲かる商品」でなく、「手数料が高く営業側だけが儲かる商品」を売りつけてきます。
営業マンにはノルマがあり、それをクリアするためにダメな商品をおすすめするので、絶対信用しないようにしましょう。
損するリスクがある(元本保証でない)
投資信託はしっかり商品を選ばないと損します。(預金のような元本保証はありません)
金融庁のデータによると、銀行で投資信託を買った人のうち、35%の人が損失を出しています。
こうしたことからも銀行などの窓口で投資信託を買うのは危険と言えるでしょう。
参考:『販売会社における比較可能な共通KPIの公表状況|金融庁
投資信託のリスクを把握する
投資信託では基準価格の値動きがあり、為替変動リスクも覚えておく必要があります。
購入した投資信託で、海外株式や海外の国債が投資対象である場合、このリスクが伴います。
株価や債券自体の価値が変わらなくても、為替レートの変動によって資産価値が変動する恐れがあるのです。
円高(外貨安)の時は基準価額が下がり、円高のときに円建て(円換算)で受け取る場合、元本割れする可能性もあります。
一方、円安の場合は基準価額が上がるので、利益確定するなら円安(外貨高)のタイミングがおすすめです。
為替ヘッジありの投資信託も検討する
安定運用で損しないためにも、リスクヘッジは必須です。
為替変動リスクを回避するために、「為替ヘッジあり」の投資信託を選ぶのもありです。
この商品なら為替での損をなくせるので、特に為替が不安定な新興国に投資する際は検討しましょう。
【つみたて投資の成績が好調】
・大和-iFree S&P500インデックス:+11.02%
・ニッセイ外国株式インデックスファンド:+9.39%
・楽天・全米株式インデックス・ファンド:+7.32%
イデコで買ってる「iFree 8資産バランス」は、+10.6%!
最初はバランス型もありですね👍https://t.co/AtODu55Vyd— タクスズキ@3500万円の投資結果&ブログで稼ぐ方法を発信中 (@guppaon1) October 28, 2019
投資信託を選ぶ際の注意点
投資信託を選ぶ際は、商品の概要はもちろん、手数料や過去の投資実績などをしっかり確認しておきましょう。
これらは投資信託の説明書である「交付目論見書(もくろみしょ)」で確認できます。
目論見書では、資産配分や投資している銘柄とその比率などもチェックできます。
定期的なレポートも出ているので、不安がある方は見ておきましょう。
【手数料負け】バランス型ファンドに注意
バランス型投資信託は株(国内、海外)、債券、不動産、金にバランスよく投資でき理想的な運用ができます。
しかし、信託報酬が年率0.5%と手数料が高い場合があり、デメリットもあります。
ただ、最近だとeMAXIS Slim(8資産型)といった低コスト商品(年率0.2%以下)があるので、こちらも検討しましょう。
※信託報酬はトータルリターンと同じくらい重視すべき項目です
投資信託の選び方と買うべき商品の条件
こちらも大事なので、覚えておきましょう。
・運用資金が増え続けていて、純資産残高が30億円以上
・金額指定できて自動積立可能
分配金は受け取らず再投資することで税金がかからず、複利で利益を最大化できます。
また、運用資金が減っている投信は成績が微妙なので、ずっと増え続けているものを選びましょう。
自動積立ができると、定期的に値段を気にせず積立でき、ほったらかし投資でき、おすすめです。
積立するのにオススメの商品
積立は、全米株のSBIバンガードインデックス、全世界株のeMAXIS Slim先進国株式がおすすめです。(信託報酬が0.09%と激安!)
SBI証券だと、これらを100円からTポイントだけでも積立でき、キャンペーンもお得なので活用するといいですよ。
(SBI証券で、425万円ほど投資信託を購入。+25.1万円の利益。利回りは+5.91%)
コツコツ積み立てしていけば、これくらい稼げるので、資産を増やしたい人はぜひ。