この記事では、インドルピー/円(INR/JPY)を取引できる「おすすめのFX会社」についてまとめていきます。
インドルピー/円の特徴や注意点、今後の予想などを知りたい方は参考にしてください。
・インドルピー/円は、価格が安い(1円台)
・資源価格に大きな影響を受ける
・取引量が少なく急変も起こりやすい
・インドの金利次第では、今後下落の可能性あり
インドルピー/円は、SBI FXトレードでの取引がおすすめです。
スプレッドが狭く、スワップポイント受け取りが多く有利に取引できます。
キャンペーンがお得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
この記事の目次
インドルピー(HUF/JPY)の特徴
まず、インドルピーの特徴を解説します。
インドルピーの特徴は金利が高いながら、信用格付けが高めなことです。
インドは政策金利が6.25%であり、2022年から利上げサイクルが続いていました。
それ以前は金利が4%でしたが、コロナ後の経済回復や高インフレを受け、金利が上がりました。
インドはコロナ後でも、金利を4%に据え置き高金利を維持してきました。
※他の高金利国とインドの金利比較は以下の通りです
国 | 政策金利 |
インド | 6.25% |
トルコ | 9% |
メキシコ | 10.5% |
南アフリカ | 7.25% |
インドの信用格付けは悪くない
インドは高金利ながら、格付け機関からの格付けが悪くないという特徴もあります。
S&Pとフィッチからの評価はBBB-で、見通しは安定的、投資適格級という格付けです。
ちなみに、他の高金利通貨との格付け比較は以下の通り。(BBB-以上が投資適格級です)
格付け | S&P |
BBB+ | メキシコ |
BBB | |
BBB- | インド |
BB+ | |
BB | 南アフリカ |
BB- | |
B+ | トルコ |
※BB+以下がジャンク級と言われている国で、投資するにはリスクが高い国です。
高金利通貨と比べると、インドは格付けが高く、投資に値すると評価されています。
こう考えると、高金利なインドルピーはスワップポイント運用でも狙い目の通貨とも言えそうです。
インドルピーはSBI FXトレードで取り扱っているので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
インドルピー/円の今後の予想@2022~2023
次に、インドルピー/円の今後の予想をしていきます。
インドルピー相場に影響を与えるのは「インドの政策金利」と「経済、GDP」、「資源価格」です。
ではまず、インドの政策金利から説明します。
インドでは、2022年から政策金利が上がっており、4%から6.25%に達しました。
金利の上昇とともにインドルピーが買われ、対円相場では上昇が続きました。
このように政策金利が上がると、インドルピー高の材料になります。
一方で、政策金利の据え置きや金利低下になると、インドルピー安の材料になります。
今後、インドの金利は据え置きとの見方もあるので、金利という面ではルピーに不安材料があります。
インドの経済、GDPも相場に影響
インドの経済状況、貿易収支、GDPなどのインドルピー相場に影響します。
特に貿易収支は20年近く赤字が続いており、不安材料でもあります。
ただ、GDPはしっかり伸びており、コロナ後も堅調に推移し、国としての成長が見られます。
以下はBRICsの実質GDP成長率(@2010-2020年)で、BRICsの中でも将来性はありそうです。
2. インド: +43%
3. ロシア: +10%
4. ブラジル: -6 %
資源価格もルピー相場に影響する
インドでは輸出と輸入品目に資源が多く、インドルピーは資源価格に影響を受けます。
2022年は特に原油価格に影響を受けました。
インドはロシアから多くの原油を輸入しており、2022年の原油高騰で、インドはネガティブな影響を受けました。
最近は原油価格も落ち着いており、以前のようなルピー安にはなっていませんが、今後も原油価格が上がればルピー安もありえます。
また、インドは石炭を多くロシアに輸出しており、石炭価格もインドルピー相場に影響します。
このような材料もぜひチェックしましょう。
【比較一覧】スプレッド、スワップポイント
次に、インドルピー/円を取引できるFX会社を紹介します。
取引単位やスプレッド、スワップポイントも比較するので、チェックしましょう!
FX会社 | スプレッド | スワップポイント | 最小取引単位 |
SBI FXトレード | 1.2銭 | 買:10円 売:-15円 |
1通貨〜 |
IG証券 | 1.5銭 | 買:5円 売:-20円 |
1000通貨 |
サクソバンク証券 | 変動制 | 買:2円 売:-20円 |
10,000通貨 |
※スワップポイントは2022年12月6日時点、100,000通貨あたりの1日での受け取り量です
スプレッドは1.2銭前後、スワップポイントは受け取りで2〜10円ほどです。
取引単位は1通貨だと、1円くらいから取引を始められます。
キャッシュバックなどの条件も含めると、SBI FXトレードがお得でおすすめなので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
インドルピーを取引する際のおすすめ国内FX会社
次に、インドルピー/円の取引ができるおすすめFX会社を紹介します。
SBI FXトレードが特におすすめなので、特徴をまとめます。
おすすめ度 | ★★★★★ |
使いやすさ | A |
安全性 | A |
スワップポイント | 買:2円、売:-10円 |
スプレッド ドル円 |
0.62~0.78銭 |
キャッシュバック | 10万円 |
取引通貨単位 | 1000通貨 |
SBI FXトレードはスプレッドが最狭水準で、約定力も高く有利にトレードできます。
1通貨から取引でき、1円でも取引できます。
スワップポイントも高水準で、取引ツールも使いやすく、スマホアプリもあり、かんたんにニュースチェックもできます。
5万円のキャッシュバックもお得なので、まずは無料で口座を作っておきましょう!
SBI FXトレードの評判などは以下の記事でチェックしてください。
インドルピーで為替取引するときの注意点
次に、インドルピー/円でFXをやる際の注意点もまとめます。
大事なので、以下の点を覚えておきましょう。
・インドが利上げを止める可能性も想定する
・経常収支赤字がどうなるかもチェック
それぞれ解説します。
資源価格の動向(23年は資源が上昇?)
2023年以降、インドルピー相場では資源価格の動向に注意です。(特に原油)
現在は原油価格が落ち着いており、インドルピーにとってポジティブですが、状況が変わる可能性もあります。
ちなみに、2022年12月時点、原油価格が下落基調にあることを受けて、グローバル投資家のインドに対する見方が好転しつつあります。
実際、海外投資家によるインド株の買い越し額が増えており、資金流入してます。
(インドの株価指数SENSEX指数が上昇中)
2022年の前半はインド株を売る動きが多かったですが、状況が好転しています。
これはインドルピーにとって好材料です。
インフレ率と金利も見ておく
また、アメリカの利上げの打ち止め観測もあり、今後も利上げが期待できそうなインドが注目されています。
ただ、市場では2022年5月に始まったインド準備銀行(RBI)による利上げが終わるとの見方もあります。
さらに、10月分のインドのインフレ率は「前年同月比+6.8%」と「9月分の同+7.4%」から低下し、インフレが落ち着いたようにも見えます。
しかし、野村證券によるとインフレを封じ込める必要はまだあり、インドではまだ金利が上がると見ています。
RBIは2023年2月までに0.6%金利を上げて、最終的には金利が6.5%まで上がるとしています。
※野村證券は、「インドの金利が6.5%になった時に利上げを停止する」と予想しています
また、以下の要因もあり、ルピー相場は底堅い展開が続きそう、という見解を示しています。
「金利」や「インドの成長」という点で考えれば、インドルピー/円では上昇も見込めます。
通貨として流動性が低く急変しやすい点に注意
インドルピー/円の流動性にも注意です。
インドルピー円は、マイナーな通貨ペアで世界的にそれほど取引されておらず、取引量が少ないです。
なので、売買のバランスに少しでも偏りが生じれば、相場が急変しやすくなります。
結果、値動きが荒くなりリスクが高まってしまいます。
なので、インドルピー/円で取引する際は、リスクを抑えるためにレバレッジをおさえましょう。
レバレッジ7倍以上で取引していると、ロスカットで損をする可能性があるので、無理は禁物です。
また、取引量の少ない通貨ではスプレッドも広がりやすく、スリッページも発生しがちなので、注意です。
インドの経常収支赤字がどうなるか
インドでは、貿易収支と財政収支でも不安があります。
貿易収支と財政収支で長期で慢性的な赤字であり、長年改善がされていません。
今後も赤字が続けば、格付け会社からの格付けも下がり、インドルピーでは下落するかもしれません。
インドのこういったリスクも覚えておきましょう。
【まとめ】インドルピー(INR/JPY)の最新見通し
最後に大事な点をまとめます。
・資源価格に大きな影響を受ける
・取引量が少なく急変も起こりやすい
・金利次第では、今後下落の可能性あり
インドルピー/円は、SBI FXトレードでの取引がおすすめです。
スプレッドが狭く、スワップポイント受け取りが多く有利に取引できます。
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