この記事では、南アフリカランド/円の買い時がいつかや、今後の予想をまとめていきます。
スワップポイントを多くもらえる人気通貨で利益を狙いたい方、損しないための買い時を知りたい方は参考にしてください。
・過去6円台での押し目買いが功を奏した
・今後、南アフリカで連続利上げがあれば、ランド高の材料になる
・AI予想によると、今後ランド/円では下落で7.0円へ
結論、南アフリカランド/円では6円台になった時に買うのが良さそうです。
直近では利上げなどの好材料もありますが、国営の電力会社の不安などネガティブ材料もあります。
強気とは言えず中立で、レバレッジ1倍でのスワップポイントの年利は3.5%ほど。
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南アフリカランドの最新予想は以下の動画でもチェックしてください。
この記事の目次
南アフリカランドは買い時？過去の値動き推移
まず、これまでの南アフリカランド/円のチャートから値動きの要因、今後の予想のために必要な情報を見ていきます。
南アフリカランド/円では、2016年からレンジとなっており、南アフリカや日本の状況で、南アフリカランド高や円高になります。
※南アフリカランド/円で価格に影響を与える要因などは以下の動画でもチェックしてください
南アフリカランド/円では政策金利が為替に大きく影響
ランド円で動く1番大きな要因は、2国間の政策金利の差です。
政策金利が高くなれば、その国の通貨を買っていると、より多くの金利収入が入ってくるため買われやすくなります。
結果、その国の通貨価格も上昇しやすくなります。
たとえば、南アフリカの金利が上がり、日本の金利がそのままなら、ランド高・円安となりやすくなります。
2022年は南アフリカで利上げ！2023年も継続？
現時点、南アフリカの政策金利は7.25%、日本は-0.1%です。
2022年は南アフリカで利上げが続き、南アフリカランド高となりました。
2023年は金利が7.5%まで上がる見込みで、ランド高の材料となっています！
ただ、こういったプラス面でなくマイナス面もあるので、これから見て行きます。
【補足】南アフリカランド価格に影響を与える要因
南アフリカランド価格では中国の動向も大きく影響します。
なぜなら、中国は南アフリカの主要な貿易相手国だからです。
中国の経済が好調なら南アフリカランド高、逆なら南アフリカランド安となりやすいです。
AfCFTAでの経済の伸びから上昇の可能性もある
他には、AfCFTAも南アフリカランドにとって材料になります。
AfCFTAはアフリカ大陸全域にわたる自由貿易圏を設定するための協定。
物品・サービスの単一市場の創設、資本と人の移動への貢献などを目標としており、
輸入関税や非関税障壁の排除を通じて、アフリカ貿易を53％増加させることを目的としています。
協定で南アフリカが成長すればランドの好材料に
アフリカは世界最大の自由貿易圏になろうとしており、協定が施行されると、
55カ国、人口12億人、3兆ドルの市場になり、世界最大の自由貿易地域となります。
これにより南アフリカの成長も期待でき、ランド高の材料となります。
大統領の政策への期待から上昇の可能性も
また、南アフリカランドでは、ラマポーザ大統領への期待も好材料です。
ラマポーザ氏は有名な元・大統領のネルソン・マンデラ氏の右腕として活躍した人物で注目されています。
ラマポーザ氏の実績はすごくて、就任後中国から1.6兆円の投資が約束されています。
これは、ランドの大きな支援材料となりそうです。
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金価格もランド価格に影響する
ランド/円で大事な他の情報も紹介します。
南アフリカは金やダイヤモンド、プラチナなどの鉱物資源に恵まれており、鉱山資源国であるため、金などの価格に影響を受けます。
下落によって損しないためにも金などの鉱物資源の価格もチェックが必要です。
※今後は金価格の上値が重いため、金上昇でのランド高の恩恵は受けられないかと思います。
国営の電力会社など国内情勢もランドに影響
南アフリカランド/円では、南アフリカの国内情勢も影響します。
特に、国営の電力会社であるエスコムの影響が大きいです。
国内の約9割の電気を供給するエスコムは経営危機に陥っており、たびたび計画停電が起きています。
犯罪増加、鉱山業でも不安要因
こうした国内不安はランド安の材料で、停電により国内経済にネガティブな影響が出ます。
最近は犯罪率の増加や鉱山業の伸び悩みなど、不安材料も出ています。
ランド円の投資で損しないために、こういった国内の情報もチェックしましょう。
南アフリカの状況は以下のFXサイトで無料でチェックできるので、口座を作っておきましょう
南アフリカランド/円の買い時はいつ？
これまでの内容をまとめると、買い時は以下のように説明できます。
・ラマポーザ大統領の政策やAfCFTAでポジティブな影響が南アフリカに出始めた時
・中国経済が今後も好調と判断できる時
・利上げサイクルが確認できた時
まとめると、南アフリカの状況が良くなるまでは時間がかかるため、買い時を判断するのは現時点難しいです。
ただ、過去の値動きを参考にするのであれば、6円台に達した時が1つの買い時と言えます。
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南アフリカランドの今後の予想と見通し
紹介した要因からすると、南アフリカランドの見通しは中立となります。
現在は中国経済が好調で、今後も堅調に推移すると予想できます。
また、ラマポーザ大統領の政策やAfCFTAなどもランド円のポジティブ材料。
ただ、エスコムの不安や南アフリカの収支が赤字など、それと同等のネガティブ要因もあります。
メキシコペソの方がおすすめ
今後、南アフリカで1回の利上げはありえますが、メキシコのように利上げサイクルに入るかは読めません。
結果、ファンダメンタルズからは中立で、現状では強く「買い時」とは言えません。
まだ不安要因も多いので、高金利通貨で買うのであれば、メキシコペソ/円の方がおすすめです。
メキシコペソ/円では利上げサイクル、原油価格の上昇などポジティブ要因が多いので、ペソ高・円安に進みそうです。
以下の動画でメキシコペソをチェックしつつ、検討しておきましょう。
ZAR/JPY（ザー円）で取引できるおすすめ証券会社
次に、南アフリカランドを取引できるおすすめFX会社を紹介していきます。
どこのFX会社を選ぼうか悩んでいるという人は参考にしてみてください。
みんなのFX
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 使いやすさ | A+ |
| 安全性 | A+ |
| スワップポイント | 141円（10万通貨あたり） |
| スプレッド | 0.9銭 |
南アフリカランドの運用に1番おすすめな会社は「みんなのFX」です。（上場企業の運営で安心）
他のFX会社と比べて高いスワップポイントを継続的に提供しており、長期運用に向いています。
他のFX会社だと、一定時期だけスワップが高いという場合がありますが、みんなのFXは常に高いスワップを提供しているので安心です。
月ごとのバラツキが少ないので、長期間の投資でも高い収益性を期待できます。
逆に他の会社を利用すると、収益性が低くなる場合がありますので注意です。
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トライオートFX
| おすすめ度 | ★★★★ |
| 使いやすさ | A+ |
| 安全性 | A+ |
| スワップポイント | 130円（10万通貨あたり） |
| スプレッド | 0.9銭 |
トライオートFXであれば、南アフリカランドで多くのスワップポイントを得られて、自動売買もできます。
自動売買であれば、放置で値動きでも利益を狙えて、チャンスが増えます。（上場企業の運営で安心）
もちろん、裁量で南アフリカランドを買い、スワップポイントだけを得るのも可能です。
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マネーパートナーズ（AI予想あり）
マネーパートナーズもスワップポイント高水準であり、「かんたんトレナビ」という無料のAI予想もあります。
こちらでは3パターンのAI予想をチェックでき、1つで上昇、2つで下降となっています。
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アメリカの利上げも大事
補足で、ランド円では経済大国アメリカの政策金利も大事ということを覚えておきましょう。
アメリカで金利が上がれば、信頼できる米ドルがお得になったということで米ドル買い・新興国通貨の売りとなりやすくなります。
結果、ランド安になることもあるので、2023年のアメリカの利上げに注目しましょう。
リスクオン・オフでも上昇、下落する
南アフリカランド/円では、投資家のリスクへの向き合い方も重要になります。
株価上昇など、楽観ムードがあり、投資家がリスクをとって攻める場面ではランドが買われランド高となりやすいです。
逆に、コロナショックなど世界的に経済不安があり、株価暴落などがある時はリスクオフとなり、ランドが売られやすいです。
リスクオフではより安全な資産である米ドルや日本円が買われ、ランド/円ではランド安・円高になりやすいです。
この傾向も覚えておきましょう。
【まとめ】南アフリカランド/円の買い時は6円台
最後に大事な点をまとめます。
結論、南アフリカランド/円では6円台になった時に買うのが良さそうです。
直近では利上げなどの好材料もありますが、国営の電力会社の不安などネガティブ材料もあります。
強気とは言えず中立で、レバレッジ1倍でのスワップポイントの年利は7.3%ほど。
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