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【投資信託】インデックスファンドから海外ETFへの具体的なリレー投資法

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今回は『ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド』を基に、具体的な投資ノウハウを学んでいきます。取り上げるのは、長期投資に欠かせないリレー投資のやり方です。

理論はわかっていても、具体的なやり方がわかってなかったので非常に参考になりました。それでは、紹介していきます。

リレー投資「インデックスファンドで資産を築いた後に、信託報酬の安いETFに切り替えて運用」

なお、リレー投資とは表題の通りです。ETFとは、投資信託の1つで、インデックスファンドよりも信託報酬という運用コストが安いため、長期的に運用していくには、こちらの方が有利なんです。

しかし、積み立て投資ができないため、ある程度の資産を築くまでは、インデックスファンドで積み立てて、そこからETFに切り替えたほうがお得なんですね。

関連記事:【投資信託】ETFとインデックスファンドをリレー投資で運用するとコストを抑えられる

では、具体的にどのようなやり方を取るのか見ていきましょう。

基本的には、毎月インデックスファンドを積み立てていき、海外ETF1銘柄あたり100万円程度分まで積み上がったところでいったん売却、すかさず海外ETFを購入するといった手順になります。

その手順が以下の5つ。

1.インデックスファンドを積み立てる
2.海外ETF1銘柄あたり100万円程度分まで積み上がったら売却
3.現金化(MRF)される
4.円を米ドルに交換する(※ここでFXサービスを使う裏技も)
5.海外ETFを購入する

1. インデックスファンドを積み立てる

インデックスファンドの積み立ては、これまで説明して生きた積み立て投資の考え方を利用します。ぜひ以下の記事を読んで勉強しておきましょう。

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2. 海外ETF1銘柄あたり100万円程度分まで積み上がったら売却

こちらは言葉の通りです。なお、ETFが曖昧だという方は以下の記事でおさらいしておきましょう。

関連記事:【投資】株式、債券、REITなどの金融商品には5つのリスクがある事を知っておこう
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3.現金化(MRF)する

資産運用初心者にとって、理解しにくいのが現金化。通常、ネット証券口座に入金されると、運用のための資金としてスットクされるのです。それがMRF。

入金されると、自動的にMRF(マネー・リザーブ・ファンド)という金融商品に交換されます。

「え? いきなりファンドを買わされちゃうの?」と不安になるかたもいるかもしれませんが、これは、いわば証券会社の「お財布代わり」の基本商品。株式・債券・投資信託などの金融商品の購入、配当や分配金の受け取りなどがMRFを通じて行われます。

是非こちらもおさらいしておきましょう。

関連記事:MRFの金利に注目!初心者が資産を増やすなら銀行預金よりも優れてますよ

4.円を米ドルに交換する(※ここでFXサービスを使う裏技も)

次が未知の領域の為替。FX口座を利用すると、コストが抑えられるらしいですよ。

海外ETFの売買手数料は国内ETFと比べるとやや高めで、1約定につき25・2~26・25ドルかかります。

また、購入するためには外貨(米ドル)を準備する必要があり、ここに1ドルあたり25銭手数料がかかってきます(※為替手数料を節約する裏技として、SBI証券では付帯サービスのSBI FX αを利用して超低コストで交換した外貨を、海外ETFの買い付けに利用することができます。

この方法を利用するには、SBIの証券口座とSBI FXのサービスを利用している必要がありますので、今後リレー投資を考えている方は口座開設しておきましょう。

5. 海外ETFを購入する

最後は購入です。ETFの購入に使える口座は楽天、SBI、マネックスがオススメだそうです。残念ながら、カブドットコムは取り扱っていないようなので、この3つのいずれかから購入しましょう。

インデックスファンドから海外ETFへのリレー投資で気をつけるべきこと

これまで、リレー投資の具体的な方法を紹介してきましたが、この方法には注意点があるようです。それが商品の切り替えにタイムラグが生じるということ。

手順的にはそんなに難しくはないのですが、ここで困った問題が発生します。インデックスファンドの売却から海外ETFの購入まで、1日で完結することができず数日がかかってしまうということです。

その数日で、相場が上昇してしまい、売却したインデックスファンドと同等の海外ETFが購入できなくなってしまう恐れがあるのです。逆に言えば、相場次第では、売却金額以上の海外ETFが買える可能性もありますが、そんなところで勝負する必要はありません。

そんな時でも、有効な方法があるというのです。それが投資資金以外のお金でETFを購入するというもの。

スムーズに売買するコツとして、序章でお話しした「生活防衛資金」を使います。生活防衛資金の現金を一時的に拝借して、インデックスファンドの売却と海外ETFの購入を同日のうちにやってしまうのです。

あとは、インデックスファンドの売却資金が現金化されるのをゆっくり待って、また生活防衛資金に戻せばOKです。

初めてリレー投資をした時にはこの方法を思いつかず、数日間、相場動向が非常に気になったものです。海外ETFへのリレー投資は動かす金額が大きいのでなおさらのことでした。

「頼むから相場が大きく動かないでくれよ……」と念じる日々、あのような思いをするのはもうまっぴらごめんです。皆さんは、ぜひスムーズにリレー投資してください。

このように、インデックスファンドを売却して、別のお金で海外ETFを買ってしまえば、相場の変動に怯える必要もありません。ですので、リレー投資を行う際はこの方法を活用しましょう。

インデックスファンドやETFの利用ははネット証券がおすすめ

カブドットコム証券のサイト(リンク)

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