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ソーシャルレンディング「AQUSHグローバルファンド」は高利回りだが、保証がないのでおすすめしない

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今回は、ソーシャルレンディングサービス「AQUSH」が提供するグローバルファンドという商品について説明します。ファンドの特徴は、「高利回り」「海外商品にも関わらず為替リスクがない」「海外の信頼できるファンドが投資先を選定」です。

では、詳細をぜひご覧下さい。

海外のソーシャルレンディングサービスに投資を行ってもらう

AQUSHグローバルファンドの仕組みは以下の通り。
高利回りなソーシャルレンディング「AQUSHグローバルファンド」
参照:AQUSHグローバルファンド|円建て海外投資で資産運用

いつも通り、複数の個人投資家から出資金を集めて、出資金を事業に投資するという流れです。投資先は、アメリカのソーシャルレンディングマーケットになります。

図からもわかるように、貸し付ける相手は海外のソーシャルレンディングサービスに判断してもらいます。ちなみに、アメリカでは資産運用が盛んで、無担保であれば日本よりも高利回りな貸し先があるようです。

なお、出資金の運用を任せる海外のソーシャルレンディングサービスは「LendingClub」です。融資実行総額は62億ドル、LendingClubに資金提供者として出資する投資家に分配された金利支払総額は5.9億ドルとなっています(2014年9月30日現在)。

2013年5月には、Google社によってLendingClub株式の7%を取得されたことで、信頼できる投資型クラウドファンディングサービス運営会社とも言えます。

LendingClubでの投資家へのリターンが高金利なのは、借り手の80%以上が、高金利のクレジットカード支払をLendingClubで借り換え、月々の返済を行っているからです。結構、危険な匂いがすることは否めません。

エージェントの存在によって為替リスクを低減

また、海外商品への投資とういことで、通常であれば、為替の変動リスクが発生します。しかし、為替の変動に対する対応もエージェントに代行してもらえるので、リスクが低減できます。

関連記事:【投資】株式、債券、REITなどの金融商品には5つのリスクがある事を知っておこう

素人の個人投資家が為替変動に対応するよりも、全うな対策を打てますから、投資知識の乏しい個人投資家にとっては、ありがたい機能です。

これによって、円建て、つまり投資家としては円での出資、円でのリターンを得ることができますから、為替のことを考える手間が減ります。

「AQUSHグローバルファンド」のデータ

ファンドの詳細は以下の通り。

出資金額
5万円〜2,000万円(追加出資は1,000円から可能)

運用期間
36ヶ月(原則)

投資金利
年率6.5%(税引前、営業者報酬控除前)

投資利回り
5.0%(年率、税引き前,営業者報酬控除後)

出資は5万円から行えて、1000円刻みで追加していくことができます。また、投資家へのリターンは5.0%で、10万円を出資して36ヶ月運用するならば、税引後受取利息は11,937円、元利合計金額は111,937円になります。

運用期間中は、投資家に毎月元利金が分配されます。

これまで紹介してきたAQUSHの商品よりは大きなリターンを狙える商品になっています。

「AQUSHグローバルファンド」のリスク

気をつけなければならないのが、営業者(AQUSH運営会社)、ヘッジエージェント、LendingClub、LendingClubが貸し付ける相手の「信用リスク」です。

営業者(AQUSH運営会社)、ヘッジエージェント、LendingClubが破綻してしまった場合は、貸し倒れによって出資金額が返ってこなくなる可能性があります。

また、LendingClubが貸し付ける相手も個人的には心配です。いくら審査を行っているといえども無担保ですし、海外では、金融危機のように、審査する会社が利益を上げるために格付けを緩めてしまった事例もあるので、高リターンに惑わされるのは危険です。慎重に見極めましょう。

他にも、投資回収期間延長というリスクがあります。

ヘッジエージェントおよびアメリカLendingClubにおいて予期せぬ事態により送金スケジュール等の変更が生じた場合、ExCo社の受領する金銭が返済予定日と乖離する可能性があり、結果としてお客様への元本回収の期間が延長される可能性があります。

貸し倒れ以外にもリターンを受け取るのが遅くなってしまうというリスクもあるので、注意しておきましょう。

「AQUSHグローバルファンド」のリスクへの備え

上記リスクへの対策は、借り手の審査、貸す相手を分散するの2つです。

AQUSHグローバルファンドの投資対象者は、この審査をパスした信用力の高い個人となります。

LendingClubからの貸付けは、同社へのローン申請件数の10%未満となっています。このデータからも厳しい信用力調査が行われていることがわかります。

AQUSHグローバルファンドが投資先として選定するのは、この審査をパスした高い信用力を持つ個人の中から、さらにリスク分析を行い、厳選した10%のローンに対して投資します。

引用元:AQUSHグローバルファンド|円建て海外投資で資産運用

このように審査され、また地域別にも投資先を分散することで、リスクを軽減しています。

個人的には運用しようとは思わない商品

「AQUSHグローバルファンド」は高利回りで魅力的な商品に見えますが、無担保、貸し先が海外の個人ということで保証が微妙でおすすめできない商品です。

ですので、これまでに紹介した保証のある商品に投資していこうかなと思いました。

また会いましょう!(Twitterでフォローする→@turuturuouzi
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